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足立 彰紀
足立 彰紀
Adachi Akinori
株式会社STANDAGE代表取締役社長
キャッチコピーキーワードは「挑戦」。デジタル商社が切り拓く、自由で公平な貿易の未来

1984年生まれ。大分県出身。九州大学大学院を修了後、伊藤忠商事株式会社へ入社。医薬品の輸出入や、海外における工場建設などのプロジェクトマネジメントに従事。アジアや欧米を飛び回る日々を過ごし、2016年からは石油化学品の先物トレーダーとしてトレーディングに携わる。 2013年にビットコインと出会い、国際貿易の経験から銀行等を介さずに価値を移動できる仮想通貨に衝撃を受ける。フィンテックが世界を変えると確信し、2017年3月に伊藤忠の後輩で現副代表の大森と共に株式会社STANDAGEを設立。現在はブロックチェーン技術を使った新貿易決済システムを含む貿易DXプラットフォーム「デジトラッド」の開発・運営を手掛けながら、国内中小企業の輸出進出支援にも取り組んでいる。

現在
過去
未来
現在plus
私は現在、株式会社STANDAGEの代表取締役を務めています。私たちの事業は大きく二つに分けられます。一つは、自社リソースやノウハウ不足が理由で海外進出を諦めている日本の中小製造業に対し、完全「まるなげ」で貿易づくりを支援するサービス。もう一つは、すでに貿易を行っている大企業様向けに、ブロックチェーンを活用した新貿易決済システムをはじめ、貿易のデジタル化に関わるプラットフォームを提供するサービスです。顧客は中小企業様から大企業様まで幅広く、貿易で扱う商材も食品や医療機器から伝統工芸品まで、多岐に渡ります。元商社人材のノウハウと自社開発のシステムを掛け合わせた「デジタル商社」という新しい形でビジネスを展開しています。
過去plus
出身は九州の大分県で、4人兄弟の長男として育ちました。幼少期から何事も自分でやらないと気が済まない性格で、挑戦を好む子供でした。中学と高校時代はサッカーに打ち込む傍ら、自ら事業を立ち上げた祖母の影響で、ビジネスへの興味を深めていきました。経営をする祖母の姿を間近で見ていたことが、後に会社を立ち上げるきっかけの一つになったのかもしれません。大学時代では有機化学を、大学院ではDNAなど生物系の研究を修め、普通であれば研究職に進むところ、理系の知識を携えた上でビジネスをつくるという挑戦がしたいと考え、伊藤忠商事への入社を決めました。伊藤忠では化学品の部署に配属され、医薬品の原料輸入やマネジメント、貿易実務全般に従事しました。
未来plus
将来的には、STANDAGEをさらに拡大し、自社での貿易づくりが難しい中小企業様が、貿易に必要なリソースにアクセスできるよう、もっともっと支援をしていきたいです。人口減少が顕著な日本において、貿易の重要性は日々増しています。STANDAGEはビジョンとして、「すべての国が、すべてのモノに、平等にアクセスできる世界の実現」を掲げています。これに向けて、海外進出を図る中小企業様のサポートを続けていきます。さらに2024年以降は、国産ステーブルコインを用いた新しい貿易決済システムを核として、事業を展開していく予定です。これらのサービスを通じて、あらゆる企業が自由かつ公平に貿易を行える環境を整えることが、私たちの大きな目標であり挑戦であると思っています。 リスナー:廣石 健悟
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所属する企業・団体
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基本情報

性別

男性

生年月日

1984-10-04

出身地

大分県

個人webサイト

https://standage.co.jp/

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