LISTEN

TOP > ストーリー代表・CEO > 世の中の「繋がる」を支えるため、ITインフラエンジニアを輩出し続ける
ストーリー代表・CEO

世の中の「繋がる」を支えるため、ITインフラエンジニアを輩出し続ける

代表_ネットビジョンシステムズ

NTT東日本で培った遺伝子で
ネットワークエンジニアを育成し、
キャリアアップを支援

未経験からITプロフェッショナルへ導く

ネットビジョンシステムズ株式会社
代表取締役社長
中塚 敏明 / Toshiaki Nakatsuka

通信インフラ=社会のインフラ、重要な使命感を帯び、人の幸せに貢献する

スマホを使ってSNSに投稿したり、コンビニATMで銀行口座から引出や振込をする、――世間で当たり前に利用されているサービスの基盤となっているのが「通信インフラ」だ。電気、ガス、水道などと同様、今や生活や企業活動に欠かせない。

ネットビジョンシステムズ株式会社は、こうした通信インフラ設備に特化し、企業のネットワーク設計、構築、運用、保守を提供するネットワークインテグレータ。設立からわずか7年にして、顧客には金融機関、通信キャリア、システムインテグレータなど大手企業が名を連ねる。同社の実力がいかに厚い信頼を獲得しているかが伺える。

代表取締役社長の中塚敏明は「ネットワークエンジニアは社会の黒子として欠かせない存在」と言う。

「銀行のオンラインにしても空港の受付にしても、順調に動いているときはそれが当たり前で、何も感じないですよね。でも、ひとたびルーターやサーバといった通信機器にトラブルが起きれば、営業や運航が数時間もストップするような大変な事態に陥る。非常に責任が重く、社会的使命を負った仕事です。一般の人には知られていなくても、社会への貢献は大きいと自負しています」

中塚は東京で青果業を営む家庭で育った。大学では電気電子工学を学び、大学院へ進学。卒業後、NTT東日本に入社した。

優秀な先輩や同僚から刺激を受けながらの新入社員研修。その中で、中塚は少しずつ異端ぶりを発揮することになる。例えば、会社の商材を使って企画を立て、顧客に販売するという研修があった。ほとんどの新入社員が、当時主流だったISDN回線やOA機器の販売の企画を立てる中、中塚は「せっかくなら何か面白いことがやりたい」と、当時最先端の商品であるテレビ電話の販売プランを練った

当時はISDN回線で通信速度が遅く、画像がスムーズに動かない。周囲から「こんなの絶対に売れないよ」と言われたことで、逆に「絶対に売ってやる」と奮起した。

実際、全く売れなかったが、中塚の挑戦は社内で広く知られることになり、助けてくれる人も現れた。上司が顧客を紹介してくれ、テレビ電話を1セット販売することができたのだ。

「東京在住のお客様が『大阪にいる孫の姿を見たいから』と設置してくださったんです。開通の場に立ち会い、テレビ電話でお客様がお孫さんとうれしそうに話している姿を見て、すごく感動しました。やっぱり通信インフラってすごい、人々の幸せに貢献できるものなんだ、と実感したんです」

そのとき、人と人とを「繋げる」仕事がしたいと心から思った。この想いが後に、「世の中の『繋げる』を支えたい」というネットビジョンシステムズのスローガンとなる。

 

「時代を超える企業を作りたい」。安定を捨てて独立・起業

NTT東日本でネットワークエンジニアとして働き、6年が経った頃、中塚は退職する決意をした。会社には全く不満はなかったが、独立起業への想いが募っていたのだ。

これといって売りたい商材はなく、ビジネスモデルも決めておらず、ただ「会社を作りたい」という志のみ。それだけで日本を代表する企業の社員という恵まれた地位を捨てようとしているのだから、当然、周囲からは思いとどまるよう説得された。それでも、「今、辞めなければいけない」と思った。

その決意の背景には、大学院卒業前に見舞われた、思いがけない家族の不幸があった。当時20歳の大学生だった弟が、サッカーの練習中に突然亡くなったのだ。中塚の人生の中で最もつらい出来事。しばらくの間、放心状態で過ごす日々が続いたという。

「人生にはこういうことがあるんだ、時間は限られているんだな、と知った。亡くなった弟とは、学生時代、『いつか一緒に会社やろうな』と話していたこともあるんです。だからこそ、一度はチャレンジしたいという想いもあった。それだったら今やるしかない、人生は一度きりだから、と思いました」

読書好きの中塚は普段からたくさんの本を読むが、愛読書の1冊であるジム・コリンズの『ビジョナリー・カンパニー』という本も、彼の決意を後押しした。ビジョナリー・カンパニーとは「時代を超えて生存する企業」のこと。未来志向の企業、先見的な企業のことだ。

「本の中で、『究極の作品は会社である』といったことが述べられていました。どんな商品を作るかより、どんな会社を作るか。そしてその会社を最高傑作にすることが重要。自分も時代を超える会社作りがしたいという想いが強くなっていったんです。会社は、作った自分が亡くなっても永続していく。それは、人でいうと“不老不死”みたいな感じなのかな。身内の死に直面しただけに、このことが魅力的に感じた。遺伝子がずっと未来の世代まで続いていくようなイメージができて、これができたらすごいな、と思いました」

「会社を作る」を目標に据えた中塚は、まずフリーランスのネットワークエンジニアとして活動をスタートした。NTT勤務時代は、マルチベンダー環境でお客様が求める通信インフラの設計・構築を管理するマネジメント業務が中心だったが、「現場」を経験しておく必要があると考えたからだ。

営業に際し、「NTT出身」は強力な武器となった。信頼を得て順調に仕事を獲得し、2011年、ネットビジョンシステムズを設立する。

スターティングメンバーは、中塚、高校時代の同級生、高校のハンドボール部の後輩で早稲田卒の3人。同級生は、中塚から「いつか一緒に起業を」と声をかけられてから業界のことを調べ、将来性を認識し、「いつか」のために大手住宅メーカーを退職。ゼロからエンジニアの勉強を始めたのだという。

経験豊富なプロを集めたわけではなく、気心の知れた身内同士での出発。それでも案件を次々と獲得し、スマートフォンの普及に伴う通信インフラ構築のニーズも取り込んで急成長を遂げた。設立から7年を経た今、同社は70名規模までに拡大、エンジニアを目指す人からの応募が増え続けている。

 

大手レベルの教育体制を整え、社員のキャリアアップを支援

中塚は人材の採用・教育にも力を入れている。

「未経験者を採用し、エンジニアとして育てています。これはうちの会社のミッションの一つだととらえています。優れたエンジニアを増やすことで、人材不足のこの業界に恩返ししたいんです」

同社には、コンビニ店員、スマホの販売員、エステティシャンなど、異業種からの転職者が多数入社している。採用にあたって過去の経験は不問。会社の理念である『和をもって成長となす』に共感できること、人の話を“聴く”姿勢、向上心などを重視している。

『和をもって成長となす』――つまり、社員同士がつながり、情報共有し、切磋琢磨しながら成長するということ。エンジニアを決して孤独にしない、仲間とつながれる環境で成長してほしい、という中塚の想いが込められた言葉だ。

未経験から入ってきた社員たちは、会社のバックアップにより、ネットワークエンジニアの有力資格であるシスコシステムズの認定資格CCNAを取得。さらに上級資格のCCNP、CCIEへとステップアップしていく。

また、エンジニアとしてだけでなく、「管理者」として長く活躍していけるように、マネジメントのスキルも磨ける教育体制を整えている。20代で管理職への抜擢や、任意で人材開発やリスク管理なども兼務させ、管理部門の経験を積ませることもある。

中塚は大手企業で7年間勤務し、しっかりとした教育を受けることができた。たとえ小規模の会社であっても、大手と同レベルの教育が受けられる環境を社員たちに提供したいと考えている。

「一生ものの技術が身に付く会社、社員一人ひとりの成長を願ってそれを具現化しようとしている会社であると、自負しています。成長できる環境は整えている。自ら積極的に学び、毎日少しでも成長し続けたいと考える人に、ぜひ仲間に加わってほしいですね」

2020年の東京オリンピックに向けて、ビルの新築・改築に伴うLAN構築が増加する。また、モノ同士がインターネットでつながる「IoT」の進展、次世代通信規格「5G」の普及、インターネット犯罪の拡大を防ぐネットワークセキュリティなど、ネットワークの増強・高度化のニーズはこれからも拡大していく。ネットワークエンジニアの価値が高まる環境の中、社員がよりよいキャリアを積めるよう支援していくという。

ネットビジョンシステムズという社名には、『ビジョナリー・カンパニー――時代を超えた未来志向の、先見的な企業』を目標にしたい、という思いが込められている。社会の根底を支えるという使命の遂行と同時に、そこで働く社員が将来に希望を持ちながら成長できる会社。中塚は「作りたい」と思った会社の姿へと、着実に歩みを進めている。

 

リスナーの目線

どこまでも柔らかな口調でネットワークエンジニアを「社会の黒子」と語り、パフォーマンスめいた派手さや力みを一切感じさせない所作に、名立たる大手企業から寄せられる信頼も道理と頷けます。メンバー各々がクライアント先に常駐する仕事ながら一体感があるのも、人とのご縁を大切にする中塚さんの心配りがあればこそ。遠い空の向こうで弟さんもきっと喜んでいることでしょう。

インタビュー・編集/垣畑光哉、青木典子、川口沙織

Profile

武蔵工業大学(現 東京都市大学)電気電子工学科卒業後、同大学院へ進学。2000年、卒業後、東日本電信電話株式会(NTT東日本)入社。法人営業部門にて大手サービス業のPBX、LANネットワークを中心に提案・設計・構築プロジェクトを手がける。2008年からフリーランスとなり、ネットワーク監視運用プロジェクトに従事。ネットワークエンジニアとして提案・設計・構築・監視運用と全工程に関わる。「ビジョナリーカンパニーを作りたい」との思いのもと、2011年2月にネットビジョンシステムズ株式会社を設立。2016年にネットワークエンジニア養成スクール、ネットビジョンアカデミーを開校。若い世代のエンジニア育成に取り組んでいる。

ネットビジョンアカデミー:https://www.netvisionacademy.com/

  • 働きたい応募
  • もっと会社を知る資料ダウンロード
  • その他
    お問い合わせ

関連キーワード

代表_ネットビジョンシステムズ

「いいね!」
最新情報をお届け

関連ストーリー

タグ

人 (372) 社員_アセットガーディアン (20) 社員_ダーウィンホールディングス (7) 価値観1 (6) 最新ストーリー (6) 社員_スターティアグループ (6) 社員_ワークスイッチコンサルティング (6) 01 社員ストーリー (5) 社員_メディカルネット (5) 社員_メディケアー (5) 社員_プリマベーラ (5) 社員_D&I (5) 社員_ブルーコンシャス (5) 社員_ハコブホールディングス (5) 01 レビュー (4) 代表_ダーウィンホールディングス (4) 社員_ネットビジョンシステムズ (4) 社員_ジブラルタ生命保険 (4) 社員_SB C&S株式会社 (4) 特集一覧 ピックアップ (3) 社員_フラー (3) 代表_メディカルネット (3) 代表_ブラス (3) 社員_シーアールエス (3) 代表_インジェスター (3) 社員_Surpass (3) 代表_Surpass (3) 社員_ゆうしん (3) 代表_w2ソリューション (3) 社員_コールフォース (3) 社員_識学 (3) 社員_プルデンシャル生命保険 (3) 社員_コムセンス (3) 代表_スターティアグループ (2) 代表_INSIGHT LAB (2) 代表_フラー (2) 代表_SHGホールディングス (2) 社員_デパート (2) 代表_プリマベーラ (2) 代表_エボラブルアジア (2) 代表_メディケアー (2) 代表_フリープラス (2) 代表_Fusic (2) 代表_武蔵 (2) 代表_株式会社HARES (2) 代表_メディカル・イノベーション (2) 代表_株式会社ハロネット (2) 代表_株式会社サーキュレーション (2) 代表_アルサグループ (2) 代表_ビースタイル (2)

カテゴリ

ピックアップストーリー