
真面目におもしろいことをしよう!企業のビジネスが輝くような“世界観(ストーリー)”を世に展開し、顧客とのコミュニケーションを力強く後押しする
ベイシス株式会社
取締役兼執行役員 事業推進本部 本部長
佐藤 倫大 / Tomohiro Sato
事業推進本部長として210名余りの社員を牽引している佐藤倫大は、ベイシスの新卒入社第一期生だ。
大学時代から起業志向があり、代表の吉村に憧れて入社。以来11年間、ベイシスとともに自らも成長してきたと振り返る。
「ベイシスはチャンスをくれる」と佐藤は断言する。自身も27歳で仙台の支店長に就任。入社当時から、起業への想いや営業を勉強したい意志を吉村に伝え続けた末に巡ってきた機会だった。
「ヒト、モノ、カネ」という経営に必要な要素をうまく活用しながら、一つの組織をマネジメントしていくことを学んだ。以来、「家族に誇れるような会社を創ろうと、与えられた役職、環境のなかで懸命に仕事に取り組んできた結果、今の自分がある」という。
ベイシスのさらなる飛躍を考えたとき、2020年に開始が予定されている5Gは大きなビジネスチャンスと佐藤は捉えている。
ベイシスの主幹事業は携帯電話インフラの構築だからこそ5Gの普及に伴い、自社の人員がプロジェクトにかかわっていくことになる。
「当社のエンジニアが一つミスをすることで、ユーザに電波が届かないという事態も起こり得る、責任ある仕事です。また、これからの世の中を創っていく、経済を動かすような事業に携わっていくことは、非常に誇れることです。ですから、当社のエンジニアはプライドやプロ意識を持って仕事をしていると自負しています。お客様からも『御社のエンジニアがいてくださることでプロジェクトが回り、助かっています』というお言葉をいただくこともあります。大手通信キャリアのビジネスパートナーとして仕事ができるポジションになってきていることを実感しています」
佐藤の目下の楽しみは部下の成長だ。3人の子どもの父であるからか、「部下のこともつい親心で成長を見守ってしまう」と微笑む。
成長をするのはあくまでも当人の意志やバイタリティ次第。そうした向上心を持つ人材が多いとも佐藤は感じている。そして、もっと上に上がっていきたいという意志表示を認め、応援する風土がベイシスにはある。
事業部に所属している210名の社員の内、約8割はお客様先に常駐して仕事をしている。そうした社員たちの帰属意識をいかに維持していくかは、ベイシスの課題の一つだ。
そうした背景もあり、自社のビジネスを創出していくという構想もある。どのようなビジネスチャンスがあるかはまだ手探り状態であるものの、「ベイシスだからこそ実現ができる、お客様に喜んでいただけるような事業運営をしていきたい」と佐藤は考えている。
「古き良き文化が残る業界ではありますが、これまでの常識を覆していくような新しいやり方で業界を牽引していけるような先駆者になりたいですね。ベイシスはまだ成長過程ではありますが、先駆者になるべく意識改革や社員育成をする方向に舵を切っています」
そうした変革を遂行するための目標は、「2025年に売上100億円規模の会社になること」だ。現在の3.5倍の売上規模。「正直、100億円は想像しきれない」と佐藤も実感している。
だからこそ、新しい考え方、新しいやり方が必要とされるのだ。
「夢を見ている部分があるのかもしれませんが、それを現実化していくのが私たちの仕事です。クレドにもあるようにプロ意識を持って楽しく働き、イノベーションを起こす。その積み重ねを経た先にあるのが売上100億円であると私は確信しています」
インタビュー・編集:三本夕子 、西野愛菜/撮影:森モーリー鷹博
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