LISTEN

TOP > ストーリー代表・CEO > お客様の未来のため常にそばで寄り添える会計事務所でありたい
ストーリー代表・CEO

お客様の未来のため常にそばで寄り添える会計事務所でありたい

代表_つばさ会計事務所

スタートアップ企業から
上場準備会社まで

成長企業の支援を強みにする
税務会計のスペシャリスト

株式会社つばさ会計事務所
代表取締役 税理士
井上 孝史 / Takashi Inoue

企業の懐に深く入っていく“ウェットなお付き合い”がモットー

スタートアップ企業や株式上場を目指す企業など、成長期の企業を中心に税務会計業務を支援しているのが、つばさ会計事務所だ。設立8年目で担当法人数は約130。税務、会計、給与計算のアウトソーシングからM&A、組織再編、株式公開、資金調達支援まで幅広いサービスを提供しているが、すべての仕事において大切にしていることがある。

「設立間もない企業や急成長中の企業は、優れたアイデアや技術やカリスマ性を持つオーナー社長が事業をけん引していますが、彼らは会計の専門家ではありませんし、社内にもノウハウはない場合がほとんどです。だからこそ私たちは、単に専門家として税務会計のチェックやアドバイスをするというより、お客様と一緒に手を動かし同じ方向を向きながら、共に事業成長を目指す存在でありたいです」

そう語るのは、代表取締役であり税理士の井上孝史。井上は自社のスタイルを“ウェットなお付き合い”だと称する。例えば、たった1枚の領収書でも「どういう意図で使われた経費なのか」「事業計画とどう関連しているのか」をきちんと把握したいそうだ。

「私たちが依頼される仕事はあくまでも税務や会計まわりの業務。しかし、お客様がどのような仕組み・戦略で売上・利益を得ているのかという‟経済実態“を丁寧に把握した上で業務を遂行するのがつばさ会計事務所のコンセプトです。理解しないままに重大な勘違い・誤解をして税務申告をすれば、大きな損害を与えることにもなりかねません。私たちは委託された業務範囲を越えてお客様のことを知りたいですし、その姿勢をご評価いただいたお客様からは、専門外のことも相談されますね」

井上に寄せられる相談は多岐にわたる。中には「親の介護について悩んでいる」などプライベートの相談も。もちろん、井上本人が専門外の相談を解決できるわけではない。解決できそうな知人がいれば紹介するが、悩みに耳を傾け、うなずくことしかできないときもある。しかし井上にとっては、「何かあったら声をかけてもらえる」関係になれたこと自体がうれしい。それに、その悩みが自身の仕事にまったくの無関係でもないそうだ。

「オーナー社長は、ご自身のプライベートが事業に少なからず影響を与えます。それこそ社長が親の介護などで第一線を退いたら事業成長は鈍化するかもしれない。社長個人の財政状況も経営の意思決定に関わってきます。社長が会社を創業した理由やサービスに賭ける想いなど、あらゆることを知り、深く関与するのが私たちのモットー。細部まで知り尽くした上で、お客様が描く将来像を一緒に実現させたいんです」

株式会社つばさ会計事務所 井上 孝史

人と話すのが大好きな性格が導いてくれた、税理士としての人生

井上が税理士の資格を取得したのは25歳のとき。税理士を志したのは、一度社会に出てからで、子どもの頃はまったく別の夢を抱いていたという。

人と話すのが好きで目立ちたがり屋だった少年時代。人前に立つのがまったく苦にならない性格だったため、周囲からは生徒会長にも推された。生徒を代表して各種行事で挨拶や発表をするうちに、マスコミの仕事に興味を持った。

アナウンサーの逸見政孝さんや露木茂さんに憧れ、進学した早稲田大学では放送研究会に所属。ところが、フィリピン大学との交換留学でホームステイを経験したことで、海外の仕事に目が向くように。「グローバルな仕事は何か」と考え、商社に就職する。

しかしいざ働いてみると、井上には大きな組織の中で決められた道を歩むだけの人生のように見えてしまった。「一度きりの人生、自分でゼロからつくってみたい!」。そう考えた井上は、将来を約束された商社マンの道から飛び出したのだった。

「勢いで会社を辞めてしまったものの、当時の私には専門的な強みがあったわけでもなく、何か資格を身に付けたいと考えていました。そこで母の知り合いを頼って紹介してもらったのが、税理士の先生。この出会いがあったから、今の私がいるんです」

銀座にあった事務所を訪れ、税理士の仕事や資格試験のことなどを聞いた。すると、先生は井上にこう告げた。「君は人と話すのが得意だから税理士に向いている」と。

「税理士は、黙々と書類に向き合うデスクワークのイメージが一般的かもしれませんが、お客様と会う機会が多いですし、書面では見えない情報を相手から引き出すことも大切です。そうした税理士の仕事の本質と、子どもの頃から自信があったコミュニケーション力に接点を見出してもらったことで、本気で税理士を目指すようになりました」

それからの井上は、猛勉強の末試験に合格。助言をもらった先生の事務所で税理士としての道を歩み始める。「経済実態を把握せよ」という現在のつばさ会計事務所の大方針も、ここで教わったこと。専門家としてのスキルも心構えも、みっちりと叩き込まれた5年間だった。

その後、30歳で独立。40代で事務所を構える税理士が多い中、もともと独立志向が強かった井上は、異例の若さで自分の看板を掲げる道を選んだ。しかし、裸一貫で独立した当初は、顧客獲得に苦労する。苦肉の策でオフィスビルの1階から最上階まで飛び込んでみるが、話を聞いてくれる企業は1社もなかった。そうした試行錯誤の中で活路を見出したのが、「スタートアップ企業の支援」。当時の時代背景も井上が進むべき道を明るく照らしてくれたという。

「ちょうどITバブルが起きて、世の中ではベンチャーキャピタルが有望なスタートアップ企業に投資し、成長支援を行う動きが盛んになり始めていた頃でした。私はベンチャーキャピタルとのご縁の中で、スタートアップ企業の税務会計を支援することに。ところが相手はまだ産声を上げたばかりの会社ですから、1から10まで手取り足取りでやっていく必要がありました。『手続きの仕方がわからないから』と頼まれ、社長と一緒に銀行へ足を運んだこともたびたびでした。でも、それが私にはとても刺激的だった。ゼロからつくっていく分、お客様とも密に話をしながら深い関係性を築いていくスタイルが必要不可欠。それが自分の目指す税理士像と合致したんです」

株式会社つばさ会計事務所 井上 孝史

専門家としての矜持は持ちつつも、専門家以上の存在でありたい

こうして事務所としてのコンセプトを確立していったつばさ会計事務所。これまで支援してきた企業の中には、井上とほぼ同時期に創業しながら、短期間で“上場企業の社長”という立場へとステージを移した人もいるのだという。

しかし、上場という大きな節目を迎えると、顧客企業の社内体制は飛躍的に強化され、必然的に井上達の役割は小さくなっていく。つまり、つばさ会計事務所が得意とするスタートアップ企業の支援は、出会いと別れを繰り返すのが宿命。それでも井上がこの仕事に醍醐味を感じているのは、お客様との対話が価値につながるからだ。

「やっぱり私は人と会って話をすること自体が好きなんです。税理士は資格さえあれば務まるような仕事ではありません。税務会計上、押さえておかなければならない重大な事柄が、相手との対話の中でしか見えないことも多々あります。だからこそ、私たちは、コミュニケーションを武器に仕事をする事務所であり続けたい。専門家としての責任を果たすためにも、お客様との対話を重視したいですね」

“慣れ”や“先入観”が一番怖いのだと、井上は言う。いつも所員に伝えているのは「『前回こうでした』は判断理由にならない」ということ。自分自身が納得して説明できるまで企業の実態を把握して初めて、プロとしての責任をまっとうできる。いくら経験を重ねたとしても「こうだろう」と驕ることなく、いつも謙虚な気持ちで仕事に向き合うために、お客様とのコミュニケーションを重視しているのだ。

また、専門家であると同時に、何でも相談されるような専門家以上の存在であろうとするスタンスも井上が大事にしてきたこと。この強みを事務所として発展させ、事業の幅を広げていくことも、井上が描いている未来だ。

「つばさ会計事務所は、会計一筋で生きてきた人だけでなく、さまざまなバックグラウンドの人たちが集まっています。例えば人材業界出身の人もいれば、理工学部出身の人もいて、こうした多様性も私たちの独自性。税務会計という核となるサービスはありながらも、各々が得意なことや究めたい分野を追求し、幅広いニーズに応えられる存在になっていきたいですね。一人ひとりがプロフェッショナルとして際立ち、個性の強い集団でありたいと思っています」

自分がトップダウンで全ての方針を決めるよりも、仲間と一緒に未来をつくっていきたい。共に働く個人の意思を尊重しながら、世の中へ提供できる価値を大きくしていきたいと、井上は語る。では、井上自身はどんな価値を磨いていく存在なのだろうか。

「私は、人と人をつなぐプロでありたいですね。所員の強みとお客様のニーズをつなげるのはもちろん、お客様同士や専門外のプロフェッショナルなど、さまざまなつながりのなかで価値を発揮できる存在でありたいです」

株式会社つばさ会計事務所 井上 孝史

リスナーの目線

「対話の窓は常に自分の方から開けておきたい」と語ってくれた井上社長。初対面での取材だったにも関わらず、何でも気さくに答えていただく様子はまさにオープンマインドで、どんな人とも瞬時に距離を縮めることができるのだろうなと感じられました。税や会計といった専門領域はとかく小難しい印象を与えやすいもの。だからこそ、相手に寄り添うタイプの井上社長は、専門家として企業の心強い味方になれるのかもしれません。

インタビュー・編集/森田大理 撮影/田中振一

Profile

1975年、茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒業。商社に就職するが、退職し、税理士を目指す。2004年、税理士登録(第99250号)。2006年、独立開業。

関連キーワード

代表_つばさ会計事務所

「いいね!」
最新情報をお届け

関連ストーリー

タグ

人 (402) 最新ストーリー (30) 社員_アセットガーディアン (20) 社員_ダーウィンホールディングス (7) 価値観1 (6) 社員_シーアールエス (6) 社員_ワークスイッチコンサルティング (6) 社員_メディカルネット (5) 社員_メディケアー (5) 社員_プリマベーラ (5) 社員_D&I (5) 社員_識学 (5) 社員_ブルーコンシャス (5) 社員_ハコブホールディングス (5) 01 レビュー (4) 代表_ダーウィンホールディングス (4) 社員_スターティアグループ (4) 社員_ネットビジョンシステムズ (4) 社員_ジブラルタ生命保険 (4) 社員_SB C&S株式会社 (4) 社員_プルデンシャル生命保険 (4) 01 社員ストーリー (3) 特集一覧 ピックアップ (3) 社員_フラー (3) 代表_メディカルネット (3) 代表_株式会社サーキュレーション (3) 代表_オフィスナビ (3) 代表_ブラス (3) 代表_インジェスター (3) 社員_Surpass (3) 代表_Surpass (3) 社員_ゆうしん (3) 代表_w2ソリューション (3) 社員_いろはにぽぺと (3) 社員_コールフォース (3) 社員_コムセンス (3) 社員_シーエスコミュニケーション (3) 社員_ココザス (3) 社員_マケレボ (3) 代表_スターティアグループ (2) 代表_INSIGHT LAB (2) 代表_フラー (2) 代表_SHGホールディングス (2) 社員_デパート (2) 代表_プリマベーラ (2) 代表_エボラブルアジア (2) 代表_メディケアー (2) 代表_フリープラス (2) 代表_Fusic (2) 代表_武蔵 (2)

カテゴリ

ピックアップストーリー