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ストーリー代表・CEO

アスリートから ビジネスアスリートへ。 アスリート、体育会学生の 引退後にイノベーションを。

代表_アーシャルデザイン

就職支援と教育を組み合わせた
独自の教育プログラムで
引退後の未来を一緒に創る。

スポーツ人材支援の
デファクトスタンダード企業へ。

株式会社アーシャルデザイン
代表取締役
小園 翔太 / Shota Kozono

アスリート時代の経験の活かせるセカンドキャリアづくりを支援

鍛え抜かれた肉体と強靭な精神力、巧みなプレーで私たちを感動させてくれるアスリートたち。2020年の東京オリンピックを目前に控えた今、スポーツコンテンツにこれまで以上の注目が集まっている。一方で、アスリート引退後の「セカンドキャリア問題」もクローズアップされるようになった。プロのアスリートだけではない。高校や大学でスポーツ一筋に打ち込み、卒業後は社会人となる体育会学生にとってもこの問題が立ちふさがる。

特定のスポーツの世界だけで過ごしてきたために、引退後に自分が何をすべきか、どんな業界や職種が向いているかわからない――。そんなアスリートの強い味方となるのが、株式会社アーシャルデザインだ。アスリートや体育会学生に特化した就職支援サービスを提供しており、メイン事業の『アスリートエージェント』では、元アスリートたちをプロの就職アドバイザーがマンツーマンでフォロー。累計登録者数は5000人を超え、間接的な支援も含めると4000名以上のアスリート人材のキャリアを支援、90%以上の就職定着率を誇るが、その秘訣はアーシャルデザインの支援体制にある。

「『就職支援』と『教育』をセットで提供することが我社の圧倒的な強みです。登録するアスリート全員に適性検査と面談を受けてもらい、アドバイザーが一人ひとりの話をじっくり聞くことで、親身になって相談に乗ることが可能です。また、適性検査の結果から特性にあった業界や職種の提案をおこない、ミスマッチの少ない支援につなげています」

アスリートたちは目標を持ち、そこから逆算して日々やるべき練習をすることに長けている。だからこそ、毎日地道な練習を積み重ね、本番で爆発的な力を発揮することができるのだ。だが、競技を引退して目標がなくなると、どうしていいかわからなくなってしまう人も多い。そういった元アスリートたちが次の一歩を踏み出せるよう、スポーツと仕事の接点を伝え、スポーツに代わる目標を自分自身で考える力をつけられるプログラムを提供している。仕事もスポーツも、大きな目標を小さな目標に落とし込み、その目標達成を日々続けながら納期を守ったり売上を出したりと成果を出すのに変わりはない。独自の教育プログラムを受け、自分で納得感のある目標を考えられるようにして社会に送り出す。

さらに2017年にはアスリートや体育会学生のためのキャリアマガジン「ATHLETE LIVE」もスタートさせた。アスリートにとっての引退は、何かとネガティブな文脈で語られがちだが、引退後にビジネスの世界に転身して活躍する人も少なくない。そんな現状をありのままに伝えたい、ビジネスの世界で活躍する元アスリートのポジティブな姿を知ってほしいとの想いから、アスリートの引退後の活躍を紹介するため生まれたメディアが『ATHLETE LIVE』なのだ。今ではアスリートたちの情報収集源として活用されている。

アーシャルデザインは、アスリートが持つ力を信じ、ビジネスだけでなく文化を創っていくべく事業を展開しようと考えている。

「アスリートとして生きるか死ぬかの世界で戦ってきた能力と経験は、ビジネスの世界においてここぞというときに踏ん張る力になります。元アスリートがビジネスの世界でも活躍することで、セカンドキャリアに悩むすべてのアスリートの勇気になり、結果的にスポーツの価値も上がると考えています。私たちのミッションステートメントは『スポーツを通じて、全ての人にイノベーションをもたらす』。スポーツコンテンツに時代のトレンドを掛け合わせたサービスを提供していくことで、スポーツが日本の文化として定着する。そんな世界の実現をめざしています」



アスリートの就職支援は、止まりかけた人生の針を動かす仕事

スポーツの可能性を信じる小園だが、それを実感した出来事がある。高校時代、修学旅行で韓国を訪れたときのこと。現地の高校生との交流する場面があり、初めは言葉が通じずお互いだんまり。ところがバスケットボールをする時間になると、プレーが白熱するにつれ、自然とつたない英語で健闘をたたえ合っていた。「スポーツには言語や文化の壁をも超える大きなパワーがある」。そう強く感じた経験となった。
 
中学3年生でテニスに出会い、アスリートの置かれた現状や課題を教えてくれたのもテニスだった。学生時代は強化指定選手に選ばれるほどの実力者だったが、あるとき視野に黒い点が見える飛蚊症を発症し、競技者の道は諦めることに。しかし、「テニスには継続的に関わっていたい」と、アルバイトとしてテニスクラブのインストラクターをしていた。そこで女子プロテニスプレーヤーのヒッティングパートナーを担当したとき、アスリートのキャリア支援への道が開かれたのだ。

「練習終了後に彼女と話すると、話題は引退後の不安ばかり。『3歳からテニスしかしていないから、引退後に何をしたらいいのかわからない』と、言っていました。そのとき初めてプロアスリートの引退後の実状を知りました。子どもたちに夢と希望を与えるはずのプロアスリートが、引退後に輝けていない。プロアスリートの引退後を調べ始めると、日本ではメジャースポーツでも引退後の支援体制が整っていないことがわかりました。そこで、『引退後のアスリートを支援する仕事をしよう』と思ったんです」

大学卒業後、夢を現実にするべくスポーツイベントの企画会社に就職。引退後のアスリートのために、キッズクリニックや講演会を企画することがセカンドキャリア支援になると考えたからだ。しかし、この会社が入社3ヶ月で倒産し、転職活動をしなければいけなくなり、第二新卒の就職支援にも力を入れる人材紹介会社に登録。そこで初めて「人材ビジネス」と出会い、「引退したアスリートにビジネス教育をして、就職先を紹介すれば引退後の支援になる」と確信した。就職先を紹介してもらうつもりで面談を受けたが、小園自身の夢を話すと、「人材紹介業のノウハウをうちで勉強し、経験を積んではどうか」とカウンセラーから勧められ、その人材紹介会社に社員として入社することになったのだ。ニートやフリーターの若者たちを2週間教育し、就職先へと送り出すという業務をこなしていくと、人材紹介業の意義に気付いた小園。「就職支援の仕事は、止まりかけていた人生の針を動かすような仕事だ」と、アスリートのキャリア支援への想いを加速させていった。

この会社で、元アスリートのセカンドキャリア支援ができれば。そんな想いをいだいていた。だが残念ながら、その想いを実現することは難しく、自分でやるしかないと2014年10月にアーシャルデザインを立ち上げた。やっとの想いの設立だったが、最初の3ヶ月間は全く売上が上がらず、1年も経たずして倒産の危機に見舞われた。小園自身もストレスで窮地に立たされていたが、努力の結果、1期目から黒字着地し、5期連続で前値比120%成長。継続的な成長のきっかけは、クライアントからのある一言だった。

「『従業員10名以下の企業様とお取引が出来ないんです』。前職時代に、一時期こういった取引ルールがあり、僕もお客様にそう言っていました。ですが、独立してから全く同じことを告げられたことがあり、商談後は涙が止まりませんでした。規模だけで判断され、相手にされないのはこんなに辛いのか、と。改めて顧客の大切さを知り、それからは目の前のお客様一社一社の期待に全力で応えるように、そして元アスリート・体育会学生と時間をかけて向き合うようになりました。今では、多くのお客様に選んでいただいていますが、その根底にあるのは『One To Oneの顧客対応』です。あの言葉がなければ、今頃アーシャルデザインは無かったかもしれないですね(笑)」

スポーツコンテンツを通じて「We are精神」を持つ

今後は、従来のスポーツの枠組みから飛び出して、別の分野でも活躍できるアスリートを育てられる仕掛けも模索していく予定だ。キャリア支援だけでなく、新しいスポーツコンテンツの創出や、「スポーツ=健康・美」ととらえ、よりスポーツが日常生活に浸透するようなサービスを展開する構想もある。本社オフィスのエントランスにある『世界を出ようぜ。さあ、スポーツのその先へ』というメッセージには、引退後のキャリアに困ってしまうアスリートへ向けたエールと、自分たちに向けた決意が込められている。

『スポーツを通じて、全ての人にイノベーションをもたらす』という理念を実現するため、小園はこれから拡大路線に舵を切ると決めている。小園は、「会社規模、事業規模を大きくすることで見えるフェーズやフィールドがあると学んだ」と語る。スポーツ業界で発言力・影響力を持ち、目指す世界観を実現するためには、理念の下で事業規模を大きく成長させなければならないと考えている。そのために必要なのは、アーシャルデザインのビジョンに共感し、コミットしてくれる仲間だ。

「アーシャルデザインで働くメンバーには『We are精神』つまり、『自分たちが、事業をつくりあげているんだ』という会社の主人公意識を常に持っていてほしいと思います。会社にすがりつくのではなく、働き方が多様にシフトし始めている時代だからこそ、より個人の能力や仕事に向かう姿勢がチームの総合力になる。だからこそ、会社の資本を使える環境を整え、結果を出す社員にはどんどんチャレンジの機会を与えていきたいです。うちにいたからこそ冒険できたし、他社の同年代よりも倍のスピードで成長することができた。そう思ってくれる社員とともにイノベーションを起こしていきます」



リスナーの目線

小園社長の「冷静さ」と「熱さ」の両方を知るインタビューとなりました。アスリートを取り巻く現状や事業の可能性などについては淡々と話し、過去の苦い経験やそこで描いた夢について語るときは熱を帯びた表情で、取材陣全員がその世界観に引き込まれました。冷静かつ大胆にプレーするアスリートのその姿が、アーシャルデザインを勝利へ導いていくのでしょう。

インタビュー、編集/角田尭史、横山瑠美 撮影/後藤敦司

Profile

1988年茨城県土浦市出身。高校入学後、本格的にテニスを始め、強化指定選手にも選抜される。プロをめざすも、目の不調により断念。2010年日本大学経済学部卒業後、スポーツイベント企画会社に入社。学生時代から温めていた「アスリートセカンドキャリア支援のプラットフォーム」構想を実現するため、研修と人材紹介を融合した人材紹介会社、株式会社ジェイックに2010年11月入社。入社2年目でトップセールスに上り詰める。クライアント企業は300社、月間表彰18回、年間表彰3回を獲得。2014年10月株式会社アーシャルデザインを設立し、同社代表取締役に就任。

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