LISTEN

TOP > ストーリー代表・CEO > すべての人がそれぞれの 『will』を見つけ 実現できる社会を目指す
ストーリー代表・CEO

すべての人がそれぞれの 『will』を見つけ 実現できる社会を目指す

代表_ウィルゲート

企業とユーザーを最適にマッチングするコンテンツマーケティング事業へ

クラウドソーシング、メディア運営で新たな価値を生み出す

株式会社ウィルゲート
代表取締役
小島 梨揮 / Riki Kojima

ワンストップ型のコンテンツマーケティング企業へ

株式会社ウィルゲートはこれまで約3100社に対し、SEO対策を中心とするwebマーケティングサービスを提供。「費用対効果の高いサービス」「親身なコンサルティング」で信頼を獲得し、成長を遂げてきた。

そして近年、ウィルゲートはこれまで培ってきたwebマーケティングノウハウに、機械学習を始めとしたテクノロジー、雑誌社の編集力を組み合わせ、企業とユーザーを最適にマッチングするコンテンツマーケティング事業へと新たな方向に舵を切った。代表取締役の小島梨揮は、その目的を「SEOだけにとどまらず、クライアントごとに価値のあるサービスを提供するマーケティングパートナーになるため」と語る。

「どこの企業も、広告費の高騰、そして競争が激化する中での差別化の難しさに悩んでいます。その課題を解決する新たな方法として、『コンテンツマーケティング』に注目しました。コストをかけて広告を出すのではなく、その企業の個性を活かした『記事コンテンツ』を発信する。これを積み重ねれば、企業にとって資産になり、中長期的なファン獲得にもつながる。費用対効果にも優れていることから、このような取り組みを支援する方向にシフトしました」

その方針のもとに生み出したのが、記事作成特化型クラウドソーシング『サグーワークス』だ。クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数の人材に対し、業務内容と報酬を提示して仕事の発注を行うもの。通常のクラウドソーシングでは品質に不安が持たれているが、『サグーワークス』では、コンテンツを発信したい企業と記事を作成するライターや専門家の間に立つことで、品質と納期を担保する。サービス開始から4年弱で契約社数は1200社に達し、記事本数は月間5万本を超えた。企業が求める知識・スキルとライターの能力にミスマッチが起きないよう、機械学習をはじめとする技術を活かし、マッチング精度の向上に取り組んでいる。

加えて、出版社と手を結び、メディア事業にも乗り出した。ユーザーがメディアの作り手となり、世の中に発信できる場を創るのが狙い。現在では、主婦を中心に生活の知恵やアイデアを投稿する『暮らしニスタ』、妊娠・出産・子育て情報を発信する『Milly』、新築&リフォーム情報サイト『みんなの家づくり』などのメディアを自社で運営している。

「この市場は今後さらに成長していく。新しい分野なのでまだ正解もない。だから自分たちの手で正解を導き出し、リーディングカンパニーとして市場そのものを創っていきます」

株式会社ウィルゲート 代表取締役 小島 梨揮

高3で起業、22歳で1億円の借金を負う

小島は岡山県岡山市で生まれ育った。小学生の頃に夢中になったのはドッジボール。キャプテンとして全国大会への出場、さらには優勝を目指した。チーム一丸となって目標達成を目指すことに喜びを見出したのはこの時期。その価値観は、現在の組織づくりの源にもなっている。共同創業者であり専務取締役の吉岡諒はチームの副キャプテンでもあり、この頃からの仲間だ。

中学ではバスケット部の活動と受験勉強に熱を入れ、慶應義塾高等学校に進学。単身で上京したが、「夢中になれるもの」が見つけられなかった小島は、自分がやりたいことを探るため、本を読み漁った。特に注目したのが、経営者やアスリートなど、何かを成し遂げた人物の本だった。

「彼らがどんな挑戦をしたのか、なぜそこまで本気で頑張れるのかを学ぶ中で、ある共通点を見つけたんです。それは外部環境のせいにしないこと。お金がない、才能がないなんて言い訳はしない。意思を持って、主体的に取り組めば実を結ぶ。そんな姿勢を持てば、自分にも何かできると思ったんです」

高校3年生のとき、文化祭で実行委員を務めた小島は、ITのスキルを身に付けている学生たちがいることを知る。そして世の中では、IT企業の経営者がスポットライトを浴びていた。自分もITの世界にチャレンジしたいという想いが湧き、独学で知識を習得。高校在学中に、アパレル事業を経営する父の助言を受け、海外から商品を仕入れて販売するアパレルのネットショップを立ち上げた。

独自にwebの研究を重ね、半年で月商300万円を売り上げるまでになったが、起業当初は苦戦したという。資金も仕事経験もない中で、webマーケティング支援会社に相談もしたが、親身になってくれる会社はないばかりか、だまされたこともあった。その経験から「自分たちのようにwebでの集客で困っているベンチャー企業の力になりたい」と考え、独自に蓄積したノウハウを活かしてwebを活用した支援事業に移行した。

webマーケティング事業は順調に成長。1年ほどで手応えをつかんだ小島は、個人投資家から出資を受け、事業拡大に乗り出した。社員数は1年で2人から20人以上に増加。しかし、経営状況は悪化し、個人で1億円の借金を抱えることになる。小島は「ウィルゲートショック」と呼ばれるこの出来事について、「自身のマネジメント力の欠如が招いたものだ」と当時を振り返る。

小島は、20歳の自分たちでここまでできたのだから、5年10年の経験を持つプロが加われば、顧客にもっと大きな価値を提供できるはずだと考えた。しかし、入社してきた人たちがいろいろな意見を出してくれても、経営者として明確な方針を示すことができなかったという。年上のメンバーに対し、遠慮して本音を言えないこともあった。「どこに向かっているのかわからない」と、社員の不安は高まり、次々と会社を去っていった。

「率直な想いを伝え、方向性を明確にしなければ、組織は衰退すると気付いた。倒産寸前という局面で、ようやくメンバー一人ひとりと向き合い、本気で話し合いました。今まで以上に苛酷な道のりになるが、一緒に頑張りたい。一緒に変わっていきたい、と」

結果、3分の1ほどが会社にとどまり、約10名の社員で再出発。およそ半年で業績はV字回復を遂げた。以降の人材採用では、経験やスキルではなく、「理念」「想い」を共有できるかどうかを重視した。

ウィルゲートが掲げた経営理念は「一人ひとりの『will』を実現する」。すべての人が自身の「will(意志、想い、やりたいこと)」を見つけ、実現できる社会を理想とし、その取り組みを支援するというものだ。

この理念に共感する仲間が集まってきて、社員数は現在120名以上に拡大している。

株式会社ウィルゲート 代表取締役 小島 梨揮

社員それぞれの「will」を尊重し、働き方の多様化を図る

小島は今も社員との対話の時間を大切にしている。週の半分はメンバーとランチをとるか、飲みに行く。1対1、1対数人の場では、お互いに本音を言いやすい。そうした場で挙がってきた声をもとに、さまざまな制度が生まれている。

例えば「兼任チャレンジ制度」。自ら手を挙げて、他部署の仕事を兼任できる制度だ。「幅広い経験を早く積みたい」というメンバーの声を受けて設けられた。実際、コンサルタントとしてお客様の支援を行いつつ商品開発も手がけるメンバーや、経理を務めながら事業企画・推進にも携わり、意思決定をサポートしているメンバーなどがいる。

さらには、「副業」も解禁。自社では経験できない仕事に、社外でチャレンジすることを認めている。もちろん、副業によって得た経験が会社の成長にもつながるような内容であることが条件となるが、この制度を利用し、キャリアの幅を広げることが可能だ。例としては、webコンサルティングを行っているメンバーが外部で経営をトータルに支援するコンサルタントとして活動したり、独自のメディアを運営したりしているという。

その他、時間に拘束されずに成果を追う働き方として「裁量労働制」を導入。また勤務開始時間を7時30分~9時30分の間から選べる制度や時短勤務制度もある。その制度を活用し、育児をしながらマネジャーとして活躍している女性社員もいる。

「自社で商品開発やメディア運営を行っているので、多様なキャリアパスや働き方が可能です。メンバーにはウィルゲートの環境を活用して、自分の『will』を叶えてほしいと思います。

『will』がまだ明確でない人も、当社で経験を積む中で、世の中の課題や自分の適性が見えてくるでしょう。自分の『will』が定まったら、会社としてその実現を応援します」

現在、力を注ぐ「記事特化型クラウドソーシング『サグーワークス』」は、今は記事のライティングが中心だが、有資格者や特定の分野に深い知見のある会員を活用した編集力強化、多言語への対応、AIによる記事企画の半自動化など、さまざまな方向への展開の可能性を秘めている。メディア運営においても、出版社との連携を強化し、より多彩なジャンルに展開していく方針だ。

「お客様である企業はもちろん、記事制作を担うライターや専門家、出版社、そして『暮らしニスタ』などのサイトへの投稿参加を機にメディアや講演といった活躍の場を広げたい主婦――それぞれの想いの実現を支援する会社でありたい。世の中のすべての人に『will』を実現できる場所、機会を提供できる事業をこれからも創っていきたいと思います」

株式会社ウィルゲート 代表取締役 小島 梨揮

リスナーの目線

インタビューに応じる姿は冷静沈着で思慮深い印象の小島社長。しかし、その根底には、チームの仲間を想い、チームのために頑張る熱いスポーツ少年の魂が健在でした。事業拡大を急いだ理由も、功名心や野心というより「お客様の期待にもっと応えたい」いう気持ちから。「信頼関係を大切にする」という信念が、危機的状況を支えてくれた仲間への感謝とともに、さらに強くなっているのを感じました。

インタビュー・編集/青木典子 撮影/後藤敦司

Profile

1986年岡山県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。小学校の頃からの幼馴染であり、ウィルゲート専務取締役の吉岡諒と共に18歳でインターネットビジネスを開始して、2006年に同社を設立。

設立間もなく組織の内部崩壊によって倒産危機に陥り、自身も1億円の負債を背負うがそれを乗り越えて同社を業界トップクラスの企業へと導く。現在はコンテンツマーケティング事業とメディア事業を手がけ”一人ひとりの意志の実現”を目指す。

  • 働きたい応募
  • もっと会社を知る資料ダウンロード
  • その他
    お問い合わせ

関連キーワード

代表_ウィルゲート

「いいね!」
最新情報をお届け

関連ストーリー

タグ

人 (395) 社員_アセットガーディアン (20) 最新ストーリー (17) 社員_ダーウィンホールディングス (7) 価値観1 (6) 社員_スターティアグループ (6) 社員_シーアールエス (6) 社員_ワークスイッチコンサルティング (6) 01 社員ストーリー (5) 社員_メディカルネット (5) 社員_メディケアー (5) 社員_プリマベーラ (5) 社員_D&I (5) 社員_ブルーコンシャス (5) 社員_ハコブホールディングス (5) 01 レビュー (4) 代表_ダーウィンホールディングス (4) 社員_ネットビジョンシステムズ (4) 社員_ジブラルタ生命保険 (4) 社員_SB C&S株式会社 (4) 社員_プルデンシャル生命保険 (4) 特集一覧 ピックアップ (3) 社員_フラー (3) 代表_メディカルネット (3) 代表_ネオキャリア (3) 代表_ブラス (3) 代表_インジェスター (3) 社員_Surpass (3) 代表_Surpass (3) 社員_ゆうしん (3) 代表_w2ソリューション (3) 社員_コールフォース (3) 社員_識学 (3) 社員_コムセンス (3) 社員_テレマーケティングサポート (3) 社員_シーエスコミュニケーション (3) 社員_ココザス (3) 代表_スターティアグループ (2) 代表_INSIGHT LAB (2) 代表_フラー (2) 代表_SHGホールディングス (2) 社員_デパート (2) 代表_プリマベーラ (2) 代表_エボラブルアジア (2) 代表_メディケアー (2) 代表_フリープラス (2) 代表_Fusic (2) 代表_武蔵 (2) 代表_株式会社HARES (2) 代表_メディカル・イノベーション (2)

カテゴリ

ピックアップストーリー