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ストーリー企業紹介

【今後の展望】クルマを中心にサービスを広げ、すべての人生を豊かにする感動体験を

企業_目見田商事最新ストーリー

有限会社目見田商事

世の中は願ったこと「しか」叶わない。
できるかどうかではなく、「どうやるか」。
ひとりひとりが自信をつけ、
有限実行でチャレンジを続けられる
環境を提供したい

兵庫県で「宝塚ひまわりサービスステーション」「車検のコバック」の2店舗を運営する有限会社目見田商事。2020年には車検台数で日本トップクラスの実績を叩き出している。同社が次に見据えるものとは何だろうか。代表の目見田純也社長に、今後の展望を聴いた。

クルマを取り巻くさまざまなニーズに応えながら、地域密着で価値を提供したい

「目下進めているのは、2022年に宝塚市内で新店舗をオープンすることです。私たちは幅広いメーカーを取り揃え、お客様にさまざまな選択肢をご提示していますが、挑戦しているのはそれだけではありません。クルマに関するサービスをトータルに展開していくことに加えて、生活のさまざまなニーズにも応えていきます」

目見田が新店で目指すのは、室内のリフォームや外壁塗装といった住宅に関することや、生命保険の相談といった地域の信頼できる専門家と手を組み、生活全般の困りごとを解決していくことだ。業態を超えた新たな試みに乗り出すのは、クルマを扱う会社として、今後大きな変化が待ち受けていることを見据えたものでもある。

「例えば、世界的な脱炭素の動き。環境への対応が求められるのは理解していますが、ガソリンスタンドから出発した当社としては、ガソリン車から電気自動車へ切り替わっていくことに複雑な想いもあります。また、少子高齢化も大きな社会問題ですが、免許を返納するシニアも増えている。このままいけばガソリンの供給量もドライバーの数もじわじわと減っていくことは目に見えているため、同じサービスを続けるだけでは明るい未来は訪れません。クルマにまつわる多様なサービスを充実させることはもちろん、クルマにとどまらず地域の人たちの役に立つ存在へと進化していきたいです」

宝塚産無農薬野菜の即売会を日曜の朝市でおこなったり、ショールームでは宝塚で人気のケーキ屋・コーヒー屋の商品を提供したり。子どもからお年寄りまで、「クルマのこと以外でも人が集う場所にしたい」と目見田は展望を語る。また、宝塚の西谷地区にある古民家をリノベーションして宿泊・研修施設にしたり、子どもたち向けに農業体験ができる場を企画したりと、宝塚地域の魅力を発信・提供することにも注力していきたいと言う。

「私が地域とのつながりを大切にしたいと思うのは、一つの会社では小さなことしかできなくても、それぞれの良さを組み合わせることで大きな力に変えられるから。例えば広告宣伝もその一つです。せっかく良い会社なのに、それが一般の人には伝わりづらいことは意外と多い。だからこそ、お客様が私たちのお店を訪れることで、地域のさまざまな良い店・良いサービスにも出会えるような魅力発信拠点にしていきたいですね」

目見田が地域にこだわるのは、もう一つ理由がある。それは目見田商事が「人づくり」を事業内容に掲げていること。社員の成長を何よりも大切にしている同社だが、社長の目見田が健やかな成長を願うのは、社員だけでなく地域の人々に対する想いでもある。

「2003年に店長として、初めてて宝塚にやってきて以来、いろいろな経験をしながら私がたどり着いたのが、利他の精神でした。自分が儲かりさえすれば良いという利己的な気持ちでは社員はついてきてくれない。自社だけの利益を追求しても、地域のお客様には信頼いただけない。自分を取り巻くすべての人々に貢献することが、巡り巡って自分に還ってくると信じています。だからこそ、自社の社員を育てるのと同じ気持ちで、この地域を思いやりと助け合いが育まれる街にしたいんです」

社員の5年後、10年後を見据えて事業計画をつくる

こうした目見田の利他の精神は、同社の事業計画の立て方にも大きく影響している。一般的に中長期計画をつくる場合は「〇〇年に売上〇〇〇億円を実現する」といった目標を立てるが、目見田商事の場合は、5年後、10年後の社員の年齢を出発点に考える。年齢を重ねて人生のステージが移っても、幸せに働き続けられる場を提供できるか。年齢的に引退するとしても悔いのない見送り方ができるか。そう考えながら将来に向けて環境やポジションをつくっていく。売上や利益の数値目標は、社員の幸福を実現するための一つの指標に過ぎないのだ。

「例えば今現場でクルマの整備を担当している社員が35歳だとすると、5年後10年後には40代です。整備の仕事は体力勝負でもあるため、何もしなければ『これ以上、整備の仕事は続けられない』と不幸な退職を招いてしまうかもしれません。だからこそ、私が中長期計画を立てるときは、まず未来の社員ひとりひとりの姿をイメージします。『彼が40歳になったら現場を若手に任せてマネジメントで活躍してほしい。そのためには若い人を採用して育てなければならないし、新しいお店をつくることも必要。だったら5年後にこれくらいの事業規模を目指したい』と、社員の未来の姿をイメージしながら事業計画を組み立てていくんです」

目見田がそこまで社員起点で会社を経営するのは、過去の失敗から学んだ側面も大きい。まだ店長だった時代は、漠然と自分が儲けることしか考えられなかったこと。経営を引き継いだ当初も、財務体質を改善しきれず、社員の待遇にしわ寄せが来ていたこと。ずっと後ろめたさを感じながら過ごしてきた時代もあったからこそ、社員が良い人生を送れるようにすることを会社の理念に掲げるようになった。そして、理念を実現するためのビジョンは、「全社員が働くことを通じて人間力を向上し、地域社会の人々に貢献することで、なくてはならない企業となる。そしてより良い社会を次世代につなげていく」という地域社会への想いにもつながっている。

「地域のみなさんとの絆を強めて、感動体験を届ける中で、社員が人として成長できるようにしたいです。例えば、2020年には新型コロナウイルスの影響で突如学校が休校になった時期がありましたよね。子どもたちは外に遊びに行けず、友達にも会えず、鬱屈した日々を過ごしていた。だからこそ、こんなときに自分たちにできることはないかと考え、期間中にお子様連れのお客様にはポップコーンを配ったんです。このポップコーンは、営業自粛で困っていた知り合いのお店から仕入れたもの。こんな風にクルマを扱う私たちでも、やり方次第で困っている人たちのハブとなって喜んでもらうことができる。地域のみなさんに『どうやって感動してもらおうか』と考え抜くことは、主体的に創意工夫をすることにもつながり、人間的な成長に結びつくはずだと考えています」

ここで働くすべての人に次のバトンを手渡したい

目見田が社員の成長の先に見ていること。それは、やがて訪れる自身の引退のときに、会社の経営を社員に託す姿だ。

「自分の年齢を考え、あと15年で経営の第一線を退きたいと伝えています。だから、残りの時間で安心してバトンを渡せる状態にしていくことが私の役割ですし、社員のみんなには、ひとりひとりがそのバトンを受け取るつもりで成長してほしいです」

次世代に向けた宣言をするのは、目見田が有言実行で人生を切り拓いてきたことにも通じる。顧客からの依頼を断るのが悔しくて、やったこともないサービスを手探りではじめたこと。高い目標を掲げ、日本トップクラスの車検台数を実現したこと。「できるかどうか」ではなく、「どうやるか」。それが目見田の信条だ。

「人生は、願ったこと“しか”叶わないんです。ただぼんやりと幸せを夢見ても実現しない。自分がどんな人間になりたいか、どんな人生を歩みたいかを明確に描いて宣言することが大切なんだと、私はこの会社の経営を通して学びました。だからこそ、社員にもそのことを実感してほしくて、ことあるごとに大きな目標を宣言しています。目標を聞いた社員は、あまりにも現実味がなくて最初はポカンとしていますよ。『意味分からんわ』『なんでやねん』ってね。でも、自分で決めたことを信じて本気で取り組むと、次第に周りにも熱が伝わっていき、『そこまで言うんならやってみよか』となって、徐々に火がついていくんです。一度できたら、それがみんなの自信になって、また次の大きなチャレンジに挑める。そういう連鎖が起きる会社でありたいです」

サービス内容も社員の成長も、次々と大きな目標を乗り越えながら進化を続けている目見田商事。この道のりの先にある究極の理想とは何だろう。やはり最後は“人”に還っていくのだと目見田は語る。

「社員のみんなが、身近な人に自慢できるようになってほしいですね。自分の子どもに『お父さんってカッコいい』『お母さんみたいな仕事がしたい』と憧れられるような人になってほしい。私自身は離婚をして、子どもたちとは離れて暮らしていることもあり、自分の生き様が遠くにいる子どもにも届くように日々仕事に臨んでいます。私の仕事ぶりを知り、『自分は親を越えるような人になりたい』と思ってもらうことが、私なりの親としての子どもへのバトンの渡し方。これは社員に対しても同じで、私を乗り越えるつもりでぶつかってきてほしい。もちろん、まだまだ簡単に負けるつもりはありませんけどね」


Staff

インタビュー・執筆:森田大理/編集:佐々木久枝
撮影:正畑綾子

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