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ストーリー代表・CEO

「後世に素晴らしい時代を」。Webサービス・メディアで培った信頼と技術を活かし人材採用の未来を変える

代表_クインテット

美容医療分野を中心に、
本当に必要とする情報が見つかる
サービスを提供

人が豊かに生きられる次世代を創るため、
新たな「100年事業」に臨む

株式会社クインテット
松下 耕三 / Kozo Matsushita
代表取締役

美容医療サイト運営から、自社メディア運営支援事業へ展開

「我々が目指す世界は、社会で働く人々、これから働き始める若者たちのより多くが、生きる意味や信念を見出し、全力を尽くして仕事をしたり学んだりしながら人生を謳歌できる世界です」

そう語るのは株式会社クインテット代表取締役の松下耕三だ。

クインテットが展開するのは、口コミメディア事業、ビジネスプラットフォーム事業、Webマーケティング支援事業。メイン事業である口コミメディア事業には、月間220万人が利用する日本最大級の美容医療口コミポータルサイト『美容医療の口コミ広場』や、“本当に信頼できる情報の配信”に重点を置いた美容メディア『jobikai(女美会)』がある。

美容医療に関して、以前の一般消費者はリアルな口コミを知りたくてもなかなか得ることができなかった。口コミサイトには集客を目的としたサクラの投稿も少なくなく、どの情報を信用してよいかわかりづらかったのだ。そんな中、同社のサービスでは一切やらせのない中立な情報を配信することにこだわった。情報の信頼性が読者にとって利用価値を生み、美容医療業界の透明性を高めることで市場の拡大への貢献を目指している。

そして最近新たに力を入れているのが、ビジネスプラットフォーム事業『Pando(パンドゥ)』。企業が自社メディア(オウンドメディア)を運営するにあたり、その構築・運用を低コストかつスピーディに行える仕組みを提供するものだ。さらに今後、EC決済機能、会員限定機能、クラウドファンディング機能も実装予定。

販売促進・集客の目的では、広告にコストを投じなくても、自社メディアによる「ダイレクトマーケティング」によりPRを強化できる。また、採用活動においては、求人広告の出稿費、人材紹介会社への成功報酬などのコストを削減するだけでなく、自社の理念・ビジョンに共感する人材の採用が可能になる。

「就活生や求職者は、求人情報サイトで応募先を選ぶとき、会社の知名度や安定性に目を奪われがちです。また、人材紹介者のコンサルタントから勧められ、相手企業をよく理解しないまま応募、入社に至ることもあります。けれど、重要なのは『この会社のビジョンに共鳴する』『この社長、この会社の人たちと仕事をしたい』と思えるかどうか。それを軸に選んだ会社であれば、仕事に意欲が湧き、人生を充実させることができるでしょう。もちろん企業側にとっても永続的に活躍できる人材を確保することができます。採用のミスマッチを防ぎ、よりよい出会いを生み出すサポートができればうれしく思います」

『Pando』は、社内限定で、社員一人ひとりが持つ情報やノウハウを整理・蓄積して共有できる機能も持つ。業務効率化だけでなく、社内コミュニケーションの活性化、そして人材育成にもつながることを目指している。

 

アルバイトで社会の裏側を知り、効率より意義を求めるように

福岡で生まれ育った松下。中学生の頃は漠然と「科学的な発見や発明をする仕事がしたい」と思っていた。しかし高校生になると「科学技術の進歩は人間の生活を便利にするけれど、必ずしも幸福や豊かさに直結するわけではない」と考えるように。「エンターテインメント系の仕事でお金持ちになりたい」という志向に変わっていったという。

「東京に行きたい」という想いもあり、高校卒業後は東京大学に進学。一人暮らしの自由な時間を手に入れ、いろいろなことにチャレンジした。ラーメン屋をはじめアルバイトを複数掛け持ち。そのアルバイトの一つがインターネットビジネスだった。

「『時給3500円~』という求人広告を見て行ってみたら、いんちきベンチャー企業で。自分たちでインターネットを使ったビジネスを考えて、売上が立ったらその20%の金額を払うよ、という話でした。そこで初めてつくったのが、『100万円インターネットクイズ』という懸賞サイトです」

その懸賞サイトは多くのアクセスを集め、何千人ものユーザーがクイズに回答した。ところが発注元である運営会社は100万円の賞金を出したくないと言い出した。

「こいつらとやってたら、ただの詐欺師になってしまう」。早々に見切りをつけた。

もう一つ、その後の起業につながっていくきっかけとなったのがテレビ番組の制作会社のアルバイトだ。しかし、そこでも社会の裏側にある理不尽さを目にすることとなる。

「番組制作のためのリサーチをやらされることが多かったんです。その多くは、人探し。『人生山あり谷あり』をテーマとしたスペシャル番組をやるから、波乱万丈な人生を送っている人を見つけてこいだとか、明後日の収録までに200人の女子高生を集めろだとか、無理難題が多くて。一生懸命探してきても、プロデューサーがイメージするストーリーに合わないからといって、半分以上が作り話になったこともありました」

これらのアルバイト経験を通じ、「社会はこんなに嘘ばかりなのか」とあきれた。そんな理不尽な想いをした経験が、起業後のメディア事業における「透明性」「誠実さ」へのこだわりにつながっているようだ。

美容医療の分野とつながりを持ったのもこの頃。テレビ関連の仕事を通じて知り合った美容医療クリニックの会長に見込まれ、クリニックのWebサイト制作や集客戦略、顧客データベース管理などを手がけるようになった。こうしてクインテットの前身となる会社を設立。アルバイト数名を雇い、健康・医療・美容・旅行などのポータルサイト運営事業に乗り出した。松下が制作したサイトは当時注目を集めていたキーワードで検索すると上位表示されたため、関連する企業から「広告を出したい」という要望が続々と寄せられた。

そうなるとだまっていても広告収入が入ってくる。当初は「楽して稼いで、好き勝手やって人生終わりでいいか」と思っていたという松下。しかし、広告主一人ひとりと話していると、サイト運営上のさまざまな問題が目につくようになり、自分から提案やアドバイスをせずにいられなくなった。広告主のホームページを見ると、あまりの出来栄えのひどさに、「ちょっとこれ、直しましょうか」という言葉が自然に出た。

「素人を相手に、質の悪いサイトを作って、ボッタくっている。これは許しがたいな、と。

報酬を受け取るには、それ以上のリターンを返したい。自分と関わった人を絶対に儲けさせてあげたい、という気持ちが強くなっていった。仕事において、効率の良さよりも意義を重視する考え方へと変わっていったんです。それに社員が増えてきたので、彼らの将来のためにも事業を成長させなければ、と」

美容医療に関する知見と業界のネットワークを活かし、生まれたのが、サクラを一切排除した『美容医療の口コミ広場』や『jobikai(女美会)』だ。

口コミサイトには、マイナスな意見もつきものだ。クリニック側からすればネガティブな評判はできるだけ避けたいもの。しかし、それこそが松下が重要視していることだった。

「本当にクリニックのことを考えるのであれば、良い評価ばかりを載せて短期的な利益をとりにいくような目先の解決策ではいけないと思いました。悪い評価も含めて開示していくことが、本当の意味でクリニックのサービス向上につながっていくはず。始めたばかりの頃は、ときにクリニックと患者さんの仲裁に入ることもありました。表層的なところではなく実態を改善していく方が、長い目で見ても集客につながると思うのです」

 

新たな事業への挑戦を通して、「本当の豊かさ」に迫るく

20代で起業した松下も40歳を過ぎ、3児の父となった。そんな今、強く湧き上がってきたのは「次世代に素晴らしい時代を残したい」という想いだ。

もともと九州の山奥で自然に囲まれて育ち、子どもの頃は虫や魚を獲って遊んだ。今でも、虫や動物を見ると、その生態や本能につい考えを巡らす。生き物の「本来あるべき姿とは」を追求せずにいられないようだ。自然の中の哲学に反したものを見ると、大きな違和感を抱えてしまう。動物園に行っても、目の輝きを失った動物たちを見ると、自然の摂理を忘れて文明の中に生きる現代社会の人々と重なって見えるという。物欲は満たせても、人生に物足りなさを感じたり、自分が生きる価値や信念を見出せずにいたり。そんな社会をもどかしく感じる。

「誇りを持って生きられること。信念を持ち、自らの使命を見出して、社会のため人のために役に立つこと。それでこそ、本当の意味で満ち足りた人生を歩むことができると思うんです。企業と働く人を適切に結び付け、組織活性化や人材育成も促進できる『Pando』事業を通じて、その手助けをしていきたいですね」

松下は、自身の子どもたちが生きる2100年頃までの世の中がどうなっていくかを常に想像する。よく「君たちが次の時代を作るんだよ」と言う人がいるが、松下は「そうじゃない」と言う。今働いている世代が社会をどう作っていくかで、次の時代の姿が変わる。次の世代に良い状態でバトンパスができるようにすることこそが、今働いている世代の責任だと考えているのだ。

「例えば、テクノロジーが発達して人が働く必要がなくなったとして、私たちは幸せなのでしょうか。私はそうは思いません。豊かに生きるためには“使命感”が必要です。私がやりたいことを一言で言うなら、『仕事をするからには本気で働こう!』。まだ『Pando』はスタートしたばかり。ビジネスとして成功させるのは10年以内を目指していますが、世の中を変えるまでの影響力を持つには100年かかるでしょう。長期的視点での取り組みとなりますが、同じ使命感を抱く仲間たちと力を合わせ、実現していきたいと思います」

 

リスナーの目線

高校時代、自身で編み出した「人生方程式」を友人に解説していたという松下社長。昔から“どうあるべきか”に敏感だったというエピソードにも大きくうなずけるほど、今でも人の「あり方」や人生の意味について真摯に向き合っている方なのだと感じました。美容医療領域から、人材業界へのネクストステップ。効率より意義を追求したいのだと話していた松下社長が、次のステージでどのようなポジションを築くのか期待されます。

インタビュー・編集/青木典子ニシブマリエ

Profile

1977年、福岡県生まれ。自然に囲まれて育ち、生き物への高い関心を持っていた。高校卒業後、東京大学理科二類に進学。農学部在学中、インターネットやエンターテインメント業界のアルバイトを経て、卒業後の2003年、有限会社TRCを設立。その2年後の2005年には株式会社クインテットを設立し、Webマーケティング支援事業や口コミメディア事業を運営。「後世に素晴らしい時代を残す」ことを掲げ、2018年からは新たなビジネスプラットフォーム事業として人材領域へ挑戦する。

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