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ストーリー代表・CEO

お客様の心に寄り添い体型のみならず人生を変える素晴らしい仕事

代表_RITA-STYLE

人のために生きるという
「利他」を事業の中核に据えて
「この仕事は自分の天職」と
思える社員を増やしていきたい

株式会社RITA-STYLE
倉崎 好太郎 / Kotaro Kurasaki
代表取締役

お客様の目線でよりよいトレーニング環境を創りたい

「私自身、パーソナルトレーニングを受けて1ヵ月で結果が出て、“人生が変わる”という経験をしました。これは良い仕事だと思ったのがRITA-STYLE立ち上げのきっかけです」

2007年に起業し、ウェブマーケティングをコア・コンピタンスにした通信販売会社2社を経営していたRITAグループ代表取締役の倉崎好太郎。3社目となる株式会社RITA-STYLEを立ち上げたのは、経営者として会食の場に顔を出す機会が増え、身体を動かす時間もなくお腹周りが気になり始めた頃だった。

トレーニングをすると体型がすっきりし、筋力もついてよりアクティブに動けるようになった。結果に満足したものの、スタジオ環境には改善の余地があるとも感じた。「自分だったらもっと良いトレーニング環境が提供できる」と、パーソナルトレーニング事業への進出を決断したのが2015年2月。そこから市場調査、トレーナーの採用、物件の選定、内装を行い1店舗目をオープンさせたのが6月。わずか4ヵ月でのスピード展開だ。

「このビジネスモデルのボトルネックは集客です。私はウェブマーケティングに熟知し、すでに実績もありましたので、『集客ができれば勝算はある』と踏んだのです。そして何より、お客様の立場に立って寄り添いながら、人生を一緒に変えていく事業を創りたいという想いが強かったですね」

設立から約3年半で九州・中国エリアに8店舗を出店するまでに急成長。倉崎はその成功の要因に「顧客目線」を挙げる。立地や設備、トレーナーのマインドにいたるまで、徹底したお客様視点、女性視点での経営が功を奏していると自負する。中でも細心の注意を払っているのが、トレーナーの採用だ。お客様の8割は女性で、様々な悩みを抱えて入会されるケースが多い。そうしたお客様の気持ちを理解しながらサポートできるトレーナーこそがRITA-STYLEの「売り」だと実感しているからだ。

「筋トレが好きという方も多く応募されてきますが、そこはあまり重要視していません。お客様が辛い時に寄り添えるか、相手のことを思いやれるかを見るようにしています。本当の意味で人が好きな人でないとこの仕事は続かないと思うのです」

そうした採用基準をクリアして入社したトレーナーの経歴は多種多様だ。自衛隊経験者、ウェディングプランナー、美容師、営業、サッカーの実業団で活躍していた人もいる。「体型はシュッとしていて心根も良い。合コンにうちのメンバーが来たら今日は当たりと思ってもらえるはず(笑)。自慢のトレーナーたちです」と倉崎は微笑む。

 

一つひとつの注文の先にはお客様の大切な想いがある

RITA-STYLEをはじめとするRITAグループは、熊本にすべての本社機能を置いている。“熊本愛”というのが倉崎の一つの軸だ。転勤族だった父について全国を転々としていた子ども時代。転校のたびに友達もすべてリセットされ、孤独感や寂しさを味わった。

「中学1年生のときに熊本へ引っ越し、まったく友達がいないところからスタートしました。2つの小学校から生徒が集まってきたのですが、どちらのグループにも“よそ者”扱いされてしまう。しばらく友達もできず、自分には故郷と言える場所がないと大きなコンプレックスを抱いていましたが、高校進学時に父が単身赴任したのを機に、熊本を『僕の地元』と決めました。そして、熊本に貢献したいという気持ちが芽生えてきたんです」

高校、大学と熊本県内で進学。この頃に「いつか自分で会社を興してみたい」という意欲が湧いてきた。B to Bの会社で営業をすれば経営者と話す機会も多く勉強になるだろうと考え、地元のセキュリティ会社に営業希望で就職。しかし、命じられたのは警備員としての現場仕事だった。希望の仕事に就けず、しばらくは鬱々とした気持ちで過ごした。

転機になったのは、ある先輩社員との出会いだった。社内に貼り出されていたその年のボーナスのランキングで、筆頭に名前が上がっていた人だ。中途入社で自分と同じく現場に出ていたが、入社後1年も経たずしてトップに躍り出たことに刺激を受けた。「頑張ったら評価されるのだ」と、夜勤明けでも先輩の日勤について回り、がむしゃらに仕事に取り組んだ。24時間フル稼働だったが、倉崎は当時を「楽しかった」と振り返る。

こうした努力の結果、機械警備部門の責任者にまで上りつめ、24、5歳の頃には、約120人の部下をマネジメントする立場になっていた。実力と実績が認められ、グループ企業内で大規模なプロジェクトを任されるまでに成長。着実に成果を出すことで自信がつき、「これなら自分の会社を創ってもうまくいくのでは」と退職、起業を決意した。当初は携帯電話で美容院の予約管理をするシステムの販売代理店からスタートしたが、創業から1年半の間は業績がまったく伸びず、頭を抱える日々が続いた。

「妻の扶養に入り、飯を食わせてもらっている状態。自宅の2階を事務所にしてやっていたのですが、お金がないので昼食は卵がけご飯とそうめんのローテーション。たった一人ですごく侘しい想いも経験しました。29歳の頃で、長女も生まれていましたから、妻もすごい不安だったでしょうね」

孤軍奮闘する中で、「マーケティングこそがビジネスの肝」ということに気づいた倉崎は、ホームページを独学で自作しながらウェブマーケティングによる通信販売の分野にビジネスの主戦場を変更。そこからようやく事業が軌道に乗り始めた。1週間に1つだった注文が3日に1回は入るようになり、やがて毎日注文を受けるようになっていった。

「はじめて商品が1つ売れたときの喜びは忘れられないですね。当時は自分で受注の電話を受けて発送までやっていたので、直にやり取りをしながらお客様のありがたさを身に沁みて感じていました。ですから社員には常々、たとえ何百件の受注を受けていたとしても、その一つひとつにはお客様の様々な想いがつまっている。だから大切にしてほしい。お客様を決してデータで見ることのないように、と伝えています」

「一生ここで働きたい」と思えるような会社を築いていく

RITA-SYTLEやRITAグループのRITAとは、漢字で書くと「利他」。これは、「人のために生きる」や「人に与える」という起業当初の想いから、倉崎が社名に選んだ言葉だ。

思えば会社員時代も起業してからも、自分の歩みを助けてくれたのは家族や友人、そして前職の先輩や上司たちだった。けれども、仕事がうまくいっていたときは「自分の実力ゆえの成功だ」と過信があったし、人に与えるというよりは人から奪うような自己中心さもあった。「自分はなんて薄っぺらい男だったのだろう」と気付かされた。

これまで受けた恩を返すことができない人たちもいる。ではどうしたらよいか。自分が誰かに恩を与えられるようになればいい。それを「恩送り」と倉崎は呼んでいる。その気持ちを忘れずに成長し続けていくために、社名に「利他」と冠した。

「実際に『利他』ができているかといえば、未達な部分も多いと思います。60代、70代になっても到達できないかもしれません。それでもやはり目指さなければならないことだと思っています。『この社名は重くないか?』と友人に聞かれることもありました。確かに重みのある言葉ですが、人として何が正しいのか、利他の心で考えることができているかを常に判断するための自分の軸になっています。その問答こそが修行であり、大切なことだと思っています」

倉崎はRITAグループの経営理念の一番目に「全従業員の物心両面の幸せを追求する」ことを掲げている。自分だけが幸せなってもつまらない。従業員が仕事を通じてやりがいを感じ、「天職だ」と思えるような環境を創ることで幸せになってもらいたい。それが、最終的にはお客様の幸せに繋がっていくと考えるからだ。

将来的に上場を目指し、事業規模の拡大も考えている。それも「利他」の想いが土台だ。店舗が増えればポジションも増え、社員のキャリアアップ、収入アップにもなる。また、事業拡大をしていけば、たとえばトレーナーとして体力的に難しい年代になっても、新たな活躍の場所をグループ内で見つけてもらうこともできる。「末長く、一生ここで働きたい」と社員が思えるような会社であることが、倉崎の思い描くRITAグループの未来像だ。

「私はこれまで数々の失敗をしてきました。経営者になってからも、3つの会社を切り盛りする中で、こうした利他の想いがうまく伝わっておらず、社員たちの暴走を生んでしまったこともあります。改めてもう一度自分自身が現場に入り、利他の理念を説いて回ることで組織の立て直しを図ってきました。来春には東京進出も視野に入れ、県外への進出も積極的に行っていきますが、本社機能は熊本に置き続けるつもりです。事業を拡大することで、熊本の地域経済の発展にも貢献したい。そうした“熊本愛”が私の原動力なのです」

 

リスナーの目線

次々と新たな取り組みにチャレンジする一方、社員さんへの温かいまなざしも強く感じました。「皆がやりがいを持ち、楽しんで仕事に臨める環境を作りたい」「僕がいなくなっても生きていけるように社員を育てたい」という言葉が印象的。今も半年に1回は全員と面談を行うほか、社員と飲みに行くことも多いそうです。仕事と環境両面の充実が「働きがいのある会社ランキング」で連続上位ランクインを果たしている理由なのでしょう。

インタビュー・編集/三本夕子 撮影/田中振一

Profile

1971年大阪府生まれ。
高校時代はラグビーに熱中、ポジションはフランカー。大学を1年で中退後、ベンチャー系不動産会社へ入社。責任者として2つの新拠点立ち上げのマネジメントを経験。その後大手不動産売買仲介会社にて、事業用不動産の仲介実績を積み、2002年に会社設立。2006年よりオフィス仲介事業をスタートし、現在は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌に拠点を展開中。ベンチャー・中小企業の顧客を中心に、オフィス仲介契約の累計は8000件を超える。2018年にはオフィス仲介によって蓄積したノウハウをビルオーナーに提供する経営支援サービス「ビルコンサル+」を開始。貸主・借主双方のニーズにあわせて、物件情報とWebを駆使したサービスを続々とリリースしている。

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