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ストーリー代表・CEO

機会=時間・空間・出会い を創造し、人生を豊かに。クルージング事業を軸に「リゾート革命」を起こす

代表_SPICE SERVE

法人・個人の貸切・乗合で
20万人以上の乗船実績

クルーズ事業を筆頭に
インバウンド、店舗運営、旅行業など
多角的に事業を展開

株式会社SPICE SERVE
代表取締役CEO・船長
山田 康平/Kohei Yamada

 

クルージングパーティーで、お客様の「目的達成」をサポート

大切な記念日の集いや親睦を深める会社行事。街中のホテルやレストランで開催されることが一般的だが、近年、注目を集めているのがクルージングパーティーだ。

船上で潮風を感じながら、移り変わる東京湾岸の景観を背にした空間でのひとときは、人と人との距離を縮め、参加者に喜びと驚きをもたらす。

そんなかけがえのない1日を、より思い出深く、楽しいものにしたいときに選ばれているのが、株式会社SPICE SERVE(スパイスサーブ)が運営する『アニバーサリークルーズ』だ。

同社では完全オーダーメイドの貸切クルージングサービスを主な事業とし、選べる船舶は70種以上。参加人数や目的に合わせて、大型船や小型船、ヨットや屋形船の貸切も可能だ。これまでに約20万人の乗船実績を誇り、顧客は、社内行事や接待を行う企業、集客が目的の個人事業主や団体、イベントや卒業パーティーで利用する学生、修学旅行生や外国人旅行客など幅広い。誕生日会や結婚式の2次会、子どもの行事を開催する個人の利用客も多い。内輪でくつろぎたい公的機関の職員や士業の利用者も増えている。

代表取締役CEOの山田康平が「お客様の希望に合わせたクルーズプランを考え、実現させることが私たちの使命」と語るように、同社では専任のコンシェルジュが、幹事に寄り添い、クルーズのプランニング全般をサポートしている。多彩なオプションを用意し、パーティーやイベントの企画に加え、希望があれば、イベント前後の送迎や宿泊、料理、ギフト、ゲスト、2次会の手配も行う。

例えば、懇親会や交流会では、船上BBQや有名シェフが作るビュッフェをメインに参加者の間に会話が生まれるようなプランを、会社の創立記念日など祝いの席にはマグロの解体ショーやお酒の鏡割り、おめでたい芸が得意なパフォーマーを呼ぶなど、皆で盛り上がれるイベントを企画する。大学生を中心とした卒業パーティーでは、カモメを集め、旅立ちをイメージさせる演出を、結婚パーティーではバルーンリリースなど会場が一体となれる演出を提案。また、「スカイツリーの前で写真を」「飛行機を真下から見たい」といった要望に合う航路の設定も行う。

お花見や納涼会など季節のイベントでは、景観に合わせた漫談や水上バイク体験、フィッシングといった海ならではのアクティビティを提案し、参加者がリフレッシュできるようなプランを企画している。

「社員は皆、楽しみながら企画を考えていますが、その本質は『どれだけ幹事の本来の目的に近づけるか』『お客様の希望を達成できるか』ということにあります。私たちは、いわば船という媒介を通じてお客様の課題を解決できるようなコンサルティングを提供しているのです」

企業の接待であれば、ビジネスの縁がつながることを目標に、招待客の満足度を高められるようなプランを練る。誕生日や結婚式では、サプライズ演出を盛り込み、思い出に残る記念日となるようサポートする。会社の決起会などでは、参加型のイベントを提案して、社員の士気を高め、団結が深まることを目指す。イベントを通じて、顧客の真の目的が叶えられることを重視しているのだ。

山田は、こうしたクルーズ事業をさらに発展させ、現在はクルーザーの運行管理業や売買事業、ケータリング基地の運営、店舗運営、旅行事業なども手がけている。

すべての出会いと経験が、「場づくり」ビジネスにつながった

人と人とが集い、楽しい時間を共にする。そんなイベント事業を立ち上げた山田の原点は、幼少期にあるようだ。瀬戸内の太陽が輝く愛媛県松山市で育った山田は、お祭りが大好きな子どもだった。会場の熱気と人々から発せられるポジティブなムードに魅せられ、毎回欠かさず参加していたという。

大学生になってからは、音楽イベントなどを主催。自分と違うタイプの人たちとも交流することで、刺激を受け、多様な価値観を受け入れる姿勢を身に付けた。

学業では英語が好きだったことから、国際交流に関心が高まり、英国へ留学。英国を拠点に南欧まで足を延ばし、さまざまな国の人が集うゲストハウスに宿泊した。

「世代と人種を越えて対話をすることで、それまで触れたことのない価値観と出会えました。自分のフィールドを日本に限定することはない、と視野が広がりました」

 その後、山田は、友人と共に20ヵ国を巡ったのち、帰国。そして、卒業を待たずに、横浜にカフェ&バーをオープンした。海外で見てきたゲストハウスのように、旅人が集い、語り合い、情報交換ができる場をつくりたいと考えたからだった。しかし、店にやってくるのは学生が多く、収益が伸びずに、2年ほどで閉店を余儀なくされた。

その頃には大学を卒業していた山田は、カフェ運営の失敗を踏まえ「経営をしっかり学ぼう」と決意。インターンとしてリサイクル会社や人材紹介会社、投資会社など、さまざまな業界の社長のもとで働き始め、経営やマネジメントを学んだ。あるWeb制作会社では、社長とともに半年間タイに住み込んで働き、Webマーケティングの知識も得た。

その一方で、土日は新聞拡張員として営業職に従事していた。インターンは無給で働いていたため、生活費を稼ぐ必要があったからだ。

団地やマンションを回り、新聞の契約を獲る仕事。1日150件の訪問をすることもあった。厳しい仕事だったが、「どうすれば結果につながるか」「効率がよくなるか」を常に考えて取り組んだ。訪問先のターゲティング、営業トーク、振る舞いなどを工夫し、短時間で人との距離を縮める営業力を身に付け、バイト全国1位の実績を挙げた。

インターン、新聞拡張員を経た山田は、より実践的な経営を学ぶため、大手コンサルティング会社に就職。調査や分析をベースとし、セミナーや個別コンサルティングなどの活動に取り組んだ。担当したテーマは飲食業、人材紹介業、Web通販、通信教育業など。さまざまな業種のコンサルティングを通して、発想力と論理的思考力を鍛えた。

そんな山田の転機となったのは、ある婚礼会場のコンサルティングを担当したときだった。土日の利用に偏る婚礼会場から「平日の稼働率を上げたい」という相談を受けた山田は、平日開催のイベントを思い付く。企画から運営まで携わったこのイベントは、毎回大盛況を博した。

「新たな出会いに喜ぶお客様のうれしそうな顔を目にしたとき、『時間・空間・出会い』をプロデュースすることは、参加者の人生に大きな影響を与え、喜ばれるということを実感しました。そこで私は、お客様に笑顔と豊かさを提供する『場づくり』を主体としたビジネスをやりたい、と気付いたんです」

 イベント事業に手応えを感じた山田は、2009年 SPICE SERVEの前身となるMid-Blue株式会社を設立し、独立。コンサルタント職を通じて身に付けた経営力と訪問販売員時代に培った営業力を活かして「場づくり」に主軸を置いた事業展開をスタートさせた。会場の一つとして、知人からクルーザーを借りたことをきっかけに、「クルージングは多くの人に喜びと驚きをもたらす」ことを実感。クルーズ事業への進出を決めた。さらに、コンサルタント時代に多種多様な業種をサポートした経験から旅行事業、店舗運営事業などの多角経営に着手し、順調に業績を伸ばしていった。

クルージング事業を基軸に『リゾート革命』を起こす

創業から5年間は、自分を信じ「我流を貫いてきた」と語る山田。経営は軌道に乗っていたが、あるときから「自分は思い切った挑戦をしていない」と感じるようになった。

そこで山田は、さらなる高みを目指すことを決意。再び、先輩経営者に教えを請うたり、学びを深めたりするなどして、新規事業の拡大に取り組んでいる。2018年には、新たな挑戦の一環となる、150名定員の新艇『ルーカス』をリリースした。

そんな山田を筆頭に、SPICE SERVEには成長に意欲的なメンバーが集まっている。まず「やってみる」と言える人、素直に学ぶ人が多いという。新卒3年目で課長に昇進し、新規プロジェクトを任されている者、同じく新卒3年目で年間売上1.5億円の女性営業もいる。他にも、アロマサロンを立ち上げた女性社員や銀座でバー、芝浦でBBQ店を開店した男性社員、クルーザーのプロデュースから運用までを軌道に乗せた者、新規Webサービス事業を立ち上げた者など、毎年のように新規事業にチャレンジする仲間が誕生している。マネジメント職や経営を目指す人も大歓迎だ。

「お客様へ『人生が加速するSPICE(機会=時間・空間・出会い)をSERVE(提供する)すること』を企業理念に、今後も多くの事業を展開していきます。2020年開催の東京五輪を見据えたインバウンド事業の強化、例えばホテル、カジノシップへの挑戦や訪日外国人向け屋形船のマーケットの拡大を目指します。アフタークルージングコンテンツももっと充実させていきたい。より多くの人が身近で非日常を味わえるようなリゾート体験をもっと提案していきたいですね。これらを通じて、私たちは、日本、そして世界に『リゾート革命』を起こしていきます」

 

リスナーの目線

取材時の撮影中、カメラマンの指示がなくとも、船上で次々とユニークなポーズを取って下さった山田社長。遊び心に溢れ、時には、船長のユニフォームを纏って撮影に臨むこともあるそう。エンターテインメント性の高いイメージがあるクルージング事業を「コンサルティング手法の一つ」に昇華させることができたのは、山田社長の謙虚に学ぶ姿勢と、人を楽しませるサービス精神が相まってこそのものだと感じました。


インタビュー・編集/青木典子、高橋奈巳  撮影/後藤敦司

Profile

愛媛県松山市出身。大学在学中にイギリスに留学。その間、南欧を中心に約20か国を旅する。2001年、在学中に横浜でカフェ&バーを開業。大学卒業後、数社のインターンを経て、2004年、株式会社船井総合研究所に入社。さまざまな業種のコンサルティングに携わる。2009年Mid-Blue株式会社を設立し、イベント事業を開始、2011年株式会社SPICE SERVEに社名変更。クルーズ事業を中心に、店舗運営、インバウンド、旅行事業などを展開中。

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