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ストーリー役員

企業間における商行為を ネットですべてつなぎ 世の中のインフラを目指す

最新ストーリー代表_インフォマート

世の中の商行為から紙をなくす
BtoBプラットフォームを提供

今まで当たり前のようにおこなわれていた
企業間の「無駄」を効率化させる

株式会社インフォマート
常務取締役
中島 健/ Ken Nakajima

無駄をなくすプラットフォームで商行為の効率化に寄与

株式会社インフォマートでは、企業間でやり取りされる「受注発注の書類」や「請求書」などの商行為を電子化し、ひとつのフォーマットとして標準化するサービス「BtoBプラットフォーム」を提供している。これを利用するメリットについて、常務取締役の中島健は「お客様に大きな『効率性』を提供できる」と話す。

例えば、創業間もない頃から提供している、飲食チェーン向けの受発注システムである「BtoBプラットフォーム受発注」は現在、全国の約半数のチェーン店で使われており、フード業界ではデファクトスタンダードになりつつある。「弊社の仕組みは、面接に来てくれる学生もバイト先の飲食店で発注などで利用しているという声をよく聞きます」と中島は言う。

また、5年前より提供開始した「BtoBプラットフォーム請求書」は、現在、企業間でやり取りされる多くの紙の請求書(かつフォーマットがバラバラ)を電子化し、すべて同じフォーマットにすることで、それまで時間と手間のかかっていた「請求書の作成・印刷・封入」「仕訳入力作業」などの手作業による無駄な作業を効率化でき、ミスが起きにくくなる。その結果、経理担当者は月末・月初や期末などの繁忙期でもコア業務に集中できるのだ。お客様から「残業が減った」と言ってもらえることも少なくない。

「導入したお客様から『インフォマートのサービス導入を提案した経理担当者がMVP賞を獲得した』など『導入してよかった』とのお声を多く頂戴し、そのたびに心の底からうれしくなります。このサービスは経理部門だけでなく、請求書の受取や承認などに関わる他部署の効率化も実現できます。また、決算早期化につながり、経営者はタイムリーに経営判断することができる。書類を見える化することで不正防止にもつながるでしょう」

企業の業務効率化に寄与するインフォマート。「入社後、社内でのキャリアは本人の適性や希望に合わせて変わります」と中島は言う。

そのローテーションの範囲は部門内(例「フィールドセールス」から「インサイドセールス」など)に止まらず、「営業」「開発」「マーケティング」などの「部門間」でもおこなわれる。

「営業職としてあらゆる経験を積めば、それだけでひとつのキャリアを形成できます。稼働営業では、インフォマートの強みでもある『BtoB向けシステムをお客様の取引先企業様にも使用していただくノウハウ』を駆使して営業します。未経験者でも学べる育成プログラムを構築しているので、一年もすれば皆立派な戦力になってくれます」

それだけではなく、「風通しが良く、上司に意見を言いやすい環境」も整っている。「風通し」を重視するのは、クレームや社員の不満など「悪い情報」を上層部がいち早く捉え、その改善により企業としての成長を促進するため。さらなる風通しの良さを実現するため、リーダーの育成にも注力する中島。

彼がインフォマートの発展を強く願うのは、インフォマートに強く惹かれるきっかけとなった「ある人物」との出会いがあったからだ。

創業者の「本気」に魅了され、メガバンクから転職

1966年東京都に生まれた中島は、幼少期から身体を動かすことが好きなスポーツ少年だった。とくに熱中したのは、高校1年生から始めたラグビー。早稲田大学に進学後も、「体育会ラグビー部」に入部して練習に明け暮れる日々を送った。中島は「ラグビーで学んださまざまなコトが今の僕を形成しているんです」と当時を振り返る。

また、大学4年生で出場した、今なお語り継がれる名勝負『雪の早明戦』で勝利した経験によって「感動の三要件」を見つけられたという。その試合は戦前は明治大学が9対1で有利と噂され、早稲田大学ラグビー部は「困難」に立ち向かう必要があった。

そして、中島たちは「本気」を出して、ギリギリの勝利を掴んだ。「その経験によって『困難』『本気』『達成』の3つの要件が揃えば(より難しいことを、本気でやって、出来たとき)、人間は『感動』を味わえるのだと実感しました」と中島は語る。

大学卒業後の1988年、三和銀行(現、三菱UFJ銀行)に入行すると、2000年にインフォマートと出会う。

当時はBtoBのネットバブル時代とも言うべき企業間がインターネットでつながり始めた時代だ。事業開発を任された中島は、世の中のこの大きな変化を捉え銀行で新しいビジネスを立ち上げようと、300社ほどあったBtoB関連企業のすべてとコンタクトを取っていた。そのうちの1社がインフォマートだったのだ。

そのとき、同社の創業者である故・村上勝照と出会い、他の企業にはない「凄さ」を感じたという。村上の考えたビジネスモデルや営業力、信用を味方につけるスキルにも驚かされたが、何よりも村上の「本気さ」に魅了された。

当時のことを「村上社長は、それまで出会った人の中でも突出して本気度が高い人でした。『インフォマートで世の中を変える』と、四六時中考える彼の姿を見て、『人間はここまで本気になれるのか』と驚きましたね」と回顧する。

そこから数年間は、濃密な関係で数々のプロジェクトに挑戦した。

システム部や海外駐在、法人新規営業などを経験し、順調に銀行マンとしてのキャリアを形成していた中島だが、35歳のとき「死に際に『幸せな人生だった』と感じたい。そのためには今後どうすべきなのか」と真剣に考えてみたという。

そして、過去の経験が走馬灯のように蘇ってきたとき、一番に思い出されたのが『雪の早明戦』で勝利を掴み、言葉では表現できない「感動」を得た瞬間だったのだ。

「一番に思い出された思い出が「感動を得た瞬間」であったことで、今後の人生の目的が「大きな感動をより多く得る」ことに定まったと同時に『ラグビーをしていない自分は、今後の人生であの想いを味わえないのか』と、一瞬暗い気持ちになりました。ただ、次の瞬間にあることに気付き、明るい気持ちになれたんです。それが、感動の三要件の中に『スポーツでなくてはならない』という条件が無いということ。ならば、今後人生で最も長い時間を費やすであろう『仕事』で感動を得ればいいのだ、と気付いたんです」

人生の目標を「雪の早明戦を超える感動を仕事で味わうこと」と定めると、次の日からより困難な仕事を率先してやりたい人間に変わった。そして、無我夢中で仕事に没頭していた2005年、村上から「インフォマートに来ないか」と声をかけられたのだ。

それまで銀行マンとして満足のいくキャリアを歩んでいたこともあり、転職は考えたこともなかった。だが、「インフォマートに行きたい」という気持ちが自然と湧き上がったという。

「勤務していたのがメガバンクだったことから家族には反対されましたが、それでもインフォマートに行きたくて家族を5年間も説得し続けました。そこまで思えたのは2つの理由があったからです。1つはインフォマートが 『世の中を変える体験ができる会社』だと思ったこと。しかも、これから世の中を変える瞬間に立ち会えるので、それは最高に気持ちいいんだろうなと想像できました。こんなことができる会社は何十万社に1社しかないでしょう。もう1つは安定していることです。家族を抱えているので、『夢ややりがい』だけでは転職できません。ただ、インフォマートは何万社ものお客様から毎月少額の利用料をいただくビジネスモデルなので、安定しています。この2つが僕を後押しし、粘り強く家族を説得した結果、2010年にインフォマートへ転職することが決まりました」

インフォマートのサービスを「世の中のインフラ」にする

現在、常務取締役として携わる中島は、「世の中を変えること」のみならず、同社を「日本で最も働き甲斐のある会社にしたい」と語る。そのためにも社員満足度を高めることに注力して「あるべき人材像」を再定義し、社員がそれに向かって努力できるようにした。

新卒採用で求めるのも、その人材像にマッチする人物だ。

「求めている人材像は3つあります。1つは『チャレンジし続ける人』『どうせやるなら成長できる難しいことに挑戦したい』と考える人に来てほしいです。2つ目は、『思いやりを行動に移せる人』です。弊社ではチームで物事を進めるので、チームを良くするには関わる他者を思いやれて感謝もでき、メンバーのパフォーマンスを上げられる人が理想。3つ目は、『愚直な姿勢を大事にする人』。つまり、本気で物事に取り組めるかどうか。もちろん、今はこの3つを持っていなくとも『そうなりたい』と思う人ならば大歓迎です」

そのようなメンバーと成し遂げていきたいビジョンは3つある。

1つが「海外展開」。現在はヨーロッパやアメリカ、アジア諸国にサービス展開を構想し、数年以内に本格的なスタートを切ろうとしている。海外駐在に必要なメンバーも増えるだろう。2つ目は「新規事業」への挑戦。インフォマートでは、企業間における商流データを多く保有しており、それを如何に世の中のために活用していくか。そのひとつとして、フィンテック(金融サービスとIT技術などを結び付けたサービス)での活用を目指している。3つ目は、BtoBプラットフォームを電気やガス、水道のような「世の中のインフラ」にすることだ。

「今後5年間のうちに、ほとんどのお客様がインフォマートを使ってくださる状態を目指しています。そもそも、今ではなくてはならない電車の路線だって、昔はなくて当たり前でした。しかし、それが町同士をつなげてみんなを幸せにするために造られ、今では立派なインフラになっています。それと同じことを僕らはしようとしている。離れた企業同士がすべてネットでつながったとき、体験したことのない幸せを実感していただけるでしょう。そのとき、日本全国のお客様から『インフォマートのおかげで幸せになったよ、ありがとう』なんて言われたら、こんなにうれしいことはありません。いずれインフォマートが世の中でなくてはならないものになる。そんな世界を実現していきたいですね」



リスナーの目線

「感動の三要件」として、困難、本気、達成を教えてくださった中島常務取締役。「商行為は紙資料でのやり取りが当たり前」という『困難』を乗り越え、ユーザーに新たな価値を提供するために、全社一丸となって『本気』でサービスを提供されています。同社のサービスは現在40万社に利用され、「山のてっぺんが微かに見えてきた」と感じているとおっしゃいます。その山に登り切ったとき、社員全員で言葉にならない「感動」を感じられる会社になると思いました。

インタビュー、編集/流石香織、西野愛菜

撮影/田中振一

Profile

1988年に三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。システム部、北米(現法)駐在、国内支店にて法人新規営業、本部にて新規事業開発などを歴任。2010年、インフォマートに転職。三和銀行員時代の豊富な経験を活かし、2015年に「BtoBプラットフォーム 請求書」を立ち上げ、4年間で30万ユーザーを超える事業にまで育て上げた。現在は経営企画、新規事業開発(Fintech)、海外事業展開、戦略人事、営業統括を担当している。

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