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「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
中出 一誠 / Kazumasa Nakaide
株式会社Blanciel
代表取締役
Blanciel(ブランシエル)では、企業経営者や医師、弁護士などの富裕層に向けた収益用不動産を中心に、物件の仲介をはじめ資産形成のための戦略立案、融資付け、不動産のバリューアップや売買などをワンストップで提供しています。
2021年には「一人ひとりの大切なシーンづくりをお手伝いしたい」という想いから、自社でプロデュースした新築物件をご提供する新規事業「SCENE+(シーン・プラス)」を立ち上げました。
単身者向けの物件の多くは、生活に必要な設備は揃っていても「豊かな暮らしのためのエッセンス」を備えていません。そこに着目し、広々としたエントランスやインナーガレージと呼ばれる趣味のスペース、料理を楽しめる充実したキッチン設備など、暮らしを豊かにする魅力的な単身者向け物件を提案するのが「SCENE+」です。エッジの効いた物件で高い収益性を実現し、お客様からも好評をいただいています。
もともと不動産に関心があったわけではありませんでした。大学卒業後に友人の誘いを受けてITベンチャーの創業に携わり、第一次ITブームの熱狂下で、私も最先端のビジネスに夢中でした。そんな中、大きな転機となる出来事がありました。父が病に倒れ、長男として財産相続と向き合うことになったのです。独学するうちに次第に不動産への興味が高まり、転職を決めました。
不動産業界ではさまざまなカルチャーショックを感じましたが、最も大きかったのが顧客志向の希薄さでした。売上を優先し、お客様にとって良い物件ではないことを知りながら販売する営業姿勢が是とされていたのです。
「このままではいけない」――自らの理想を追求するためにBlancielを立ち上げました。起業にあたって考えていたのは、お客様の幸せを第一にすること、それ以外にありませんでした。そうでなければ、私がやる意味はない。
その想いと、IT企業で培った知識や経験を掛け合わせ、「『不動産×テクノロジー』で、人々の幸せに貢献する」という企業理念を打ち立てたのです。
弊社には、独自に築き上げた物件情報のデータベースやパートナーのネットワークといった強みもありますが、他社との一番の違いは「お客様の幸せに本気で貢献しようとしていること」です。
例えば土地の調達において、極めて高い基準を設けています。その分、安定調達のハードルは上がりますが、私たちのビジネスはお客様からの信頼がすべてであり、絶対に裏切ることはできません。お客様がAIではなく私たちに相談をしてくださるのは、「信頼できる誰かに任せたい」という想いがあるからこそ。その想いに応えることが、私たちの存在意義そのものなのです。
今は、高品質な土地調達の安定化に向けて、組織力の向上に取り組んでいます。経験や知識の浅いスタッフでも土地のリサーチや評価ができるよう、あらゆる業務を標準化し再現性を高めているところです。
今の私の目標は、Blancielが「行列のできる不動産屋」になれるよう、ファンの基盤をつくっていくことです。単純な規模拡大ではなく、高いクオリティを維持してお客様の期待に応え続けることで、より多くのお客様に弊社のファンとなっていただける未来を思い描いています。
そのために、特別なことは何も必要ありません。「お客様第一」というビジネスの基本を、誰よりも徹底するのみです。私が一生の仕事と心に決めた不動産業界を良くするためにも、業界の慣習にとらわれず、お客様のためになることだけをこれからも追求していきます。
公開日:2022年10月24日
インタビュー・執筆:安部亮多/編集:小田恵
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
BtoB特化のマーケティングと営業DXという希少価値の高い領域で 企画から実装まで手掛けるプロ集団
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