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ストーリー代表・CEO

仕事に熱狂し 人生を豊かにできる環境を 関わるすべての人へ届ける

最新ストーリー代表_株式会社LIGO

企業理念は、
関わる人の人生に「違い」を創る

何より一緒に働く仲間の人生を
最高でご機嫌なものにするために、
強い絆で結ばれたチームにしたい

株式会社LIGO
代表取締役
長妻 潤 / Jun Nagatsuma

枠に縛られない組織のあり方を自社で追求し続ける、ニッチマーケット特化型採用支援のスタートアップ

オフィスを持たず、全員がフルリモート勤務。社員、アルバイト、フリーランスと雇用形態を超えた仲間が集まり、ほかの仕事と掛け持ちするパラレルワークもOKという会社がある。人材採用のコンサルティングをおこなう、株式会社LIGO(リーゴ)だ。

「LIGOは雇用形態で区別をすることなく、フラットに同じチームのメンバーという認識で仕事を任せています。淡路島在住のメンバーも在籍中で、距離は全く関係ありません。それぞれの事情や希望に合わせられるよう、組織に柔軟性を持たせたほうが、一人ひとりが発揮できる力も大きくなるはずですから」

そう語るのは、LIGO代表の長妻潤。2020年1月に設立したばかりのスタートアップ企業を率いる長妻は、会社で活躍するメンバーと長い付き合いをしたければ、彼らを自社のルールで縛り付けて独占してはいけないと考えている。

「会社はまだはじまったばかり。事業の基盤を築いて会社を成長させていくための大事な時期です。正直なところ、今はみんなにもLIGOの仕事にフルコミットしてもらいたい。けれど、ずっとアクセルを踏み続けるのは誰だってしんどい。ときにはブレーキを踏むことだって必要ですし、休憩したり寄り道したりすることも必要。同じゴールに向かっていく仲間だからこそ、それぞれの歩幅や道のりを尊重したいんです」

こうした方針は、長妻が人材業界で多くの企業や働く個人を見つめ続けてきたことにも所以(ゆえん)する。企業が気づいていない魅力を発掘・言語化して求職者に届け、幸せな出会いを生み出すことを目指し、前職の時代から15年以上、採用支援の専門性を磨いてきた。

そんな彼が現在フォーカスしているのが、運送会社に特化した採用支援。無料で採用ホームページがつくれるサービスを活用した「オウンドメディアリクルーティング」や、indeed、ドラEVERなどの採用広告とSNSやnoteを組み合わせた「採用広報設計」をおこなっている。また運送会社、関連企業の顧問なども務める。

「ドライバーなど運送業界で働く人たちは、40~50代の比率が高いんです。30代以下の世代が少なく、せっかく働きはじめても辞めてしまうのが業界の課題になっています。この構造を変えなければ産業全体に無理が生じ、社会全体に影響してもおかしくない。また、この状況下で20~30代を採用できる会社は、運送業界において大きなアドバンテージにもなる。それだけ意義の深い領域なのに、採用広告業界には運送に特化したプレーヤーが数社しか見当たらなかった。だからこそ、私はこの分野で一番になろうと決めました」

LIGOが支援しているのは、採用支援だけにとどまらない。「働きがい支援」というテーマのもと、ドライバーに特化した「1タッチ評価制度の構築・運用」や、「上司と部下による1on1ミーティングの導入サポート」など、個人の働く意欲や成長につながる支援も手掛け、人・組織へ幅広くアプローチしている。

「運送業界で若者が定着しないのは、成長欲求や承認欲求が満たされない環境に陥っているのも要因。いわゆる金銭報酬ではない『意味報酬』につながるコミュニケーションがないのです。一人ひとりが仕事を通じて成長し、評価されることで、その次の成長を目指すような好循環を生み出す仕組みをつくることが大切。そういったお手伝いもしています」

失敗も格好悪い部分も受け止め、応援してくれた人たちがいたから成長できた

長妻が「自分もいつかは社長になりたい」と思ったのは、19歳のとき。先輩の父が経営する倉庫でアルバイトとして働いていたところ、新年会で社長が話した内容に感動したのだという。

「『俺はまだ死ねない』と社長が言うんです。『30人の社員と、それぞれの家族を合わせたら100人近い人生を背負っているんだから』と。この言葉を聞いて、社長を務める人の覚悟を感じ、素直に格好良いなと思いました」

この出来事をきっかけに、就職活動では経営者になるための成長ができる会社を探した。そこで出会ったのが、一部上場企業の株式会社クイック。人材総合サービス企業でキャリアを歩みはじめたのは、ありのままの長妻を受け入れてもらえたからでもあった。

「大学の頃はヒップホップカルチャーに夢中で、ラップをやっていました。そこで面接のときに即興でラップを披露したら、面接官が面白がってくれて。また、『自分は目つきも悪いし態度も悪い。話すのも苦手なので、営業には向いていません』と正直に話したら、『客観的に自分を見て、率直に伝えられるのは良いこと』と褒めてくれた。50社から不採用通知、30社連続一次選考落ちと、ほかの企業にはことごとく落とされる中で、クイックだけが私を拾ってくれました」

クイックでの15年間は、山も谷も経験しながら成長できた時代だったと長妻は振り返る。入社後に営業として配属されたものの、ほとんど売れない日々を過ごした2年間。それでも続けることができたのは、「ダメな人ほどみんなで応援する」「頑張る人を絶対に見放さない」というクイックの企業文化のおかげだという。

また、7年目からマネージャーを務めた際も、はじめは自分が責任を負う組織全体の業績にしか関心がなかったが、あるメンバーのおかげでチームを率いることの喜びに気づいた。

「私のグループに入社1年目の営業がいたんです。彼女の業績目標は組織全体からすれば微々たるもの。目標達成の成否による会社への影響はほとんどありませんでした。でも、不器用ながらも努力を続ける彼女の姿を見守るうちに、僕のフォローにも力が入ってきて、1年の最後にやっと目標を達成したんです。それが自分のこと以上にうれしくて、今でも鮮明に覚えています。自分の目標にしか関心がなければ一度の達成しか喜べないけれど、仲間のために動けば、仲間の数だけ喜べる。誰かに貢献することの豊かさを体験した瞬間でした。この体験がなければ今の自分はいないですね」

その後、29歳のときには別の会社から誘われ“雇われ社長”をしようと考えた時期もあったが、クイックの創業副社長に「そこに『為(ため)』はあるのか?」を問われ、誰かの為ではなく自分の為でしかないことに気づき、白紙撤回させてもらったこともある。決して一直線にキャリアを築いてきたわけではなかったからこそ、長妻を認め応援してくれる環境は、とても心地よかった。自分の子どもたち3人が大人になったら、全員クイックに入れてもらいたいほどだとも語る。では、そんな想いとは裏腹に、クイックでのキャリアに終止符を打ったのはなぜなのだろうか。

「会社に対しての不満は全くありませんでした。でも、いつか独立したいと思って生きてきたのだから、ここでやらなければ人生を終えるときに必ず後悔してしまう。『今度こそ自分で道を切り開いていきたい』と会社に伝えたところ、本気で考えて出した結論ならと、独立支援制度を新設し応援してくれました。このうえない形で、新しい挑戦に踏み出せた。クイックには本当に感謝しています」

効率化だけを追い求めるのではなく、仲間同士の絆を大切に育みたい

2020年1月に株式会社LIGOを設立。これからという矢先に新型コロナウイルスによって世界は一変した。これは、長妻にとって組織のあり方を考える良い機会にもなった。

「一時期、コロナに対応した働き方や暮らし方を『ニューノーマル(新しい生活様式)』と言っていましたよね。でも、LIGOにとっては体制を確立する間もなく社会が変わってしまったので、ニューノーマルがノーマル。まだはじまったばかりだったからこそ、過去のやり方や慣習にとらわれることなく、自由な発想で組織体制を考えられました」

長妻は組織の中で大切にしたいキーワードとして、“暗黙知の共有”を挙げる。わざわざ言葉にしなくてもお互いに分かり合えること。一般的にリモートワーク環境では、あらゆることを明文化すべきだと言われているが、オンラインが当たり前のLIGOであえて暗黙知を大切にしたいのは、「仕事がうまく回るだけの組織」が強いとは思わないからだ。

「うまく仕事をこなすのであれば、明確に職務を切り分けて無駄を省いた方が良いのかもしれません。でも、私はコストがかかっても強い絆で結ばれたようなチームをつくりたい。一緒に働く仲間の人生をお預かりするつもりだからこそ、きちんと一人ひとりに向き合いたいんです」

良いチームをつくるための取り組みはまだまだ試行錯誤中で、うまくいかず悔しい思いをすることもあると、長妻は率直に語る。しかしそれでも諦めないのは、長妻が掲げるLIGOの企業理念が「関わる人の人生に“違い”を創る」だから。企業や求職者はもちろん、一番関わるのはほかでもないLIGOの仲間。「みんなの人生を最高にご機嫌なものにしたい」という想いは、この先LIGOの事業がどう変化しようとも変わらないという。

「私は仕事に熱狂する楽しさを知っているので、みんなにもそのスタンスで臨んでほしい。とはいえ、家族よりも大事な仕事などはないことも明確です。働いていることが偉いのではなく、思う存分働けているのは、協力してくれる家族がいるから。働かせてくれてありがとう、という感謝の気持ちを忘れずに仕事を追求し続ける、そんな会社でありたいですね」

リスナーの目線

今後の目指す姿を質問すると、「2030年までに売上200億円。時価総額2000億円」と語ってくれた長妻さん。自らに大きな目標を課すのは、共に働く仲間が胸を張って誇れる会社にしていきたいからだと言います。LIGOが社会に存在感を示し、多くの人に認めてもらえれば、一緒に働くみんなの社会的信用も高まり、ひいては豊かな人生につながるはず。そんなふうにどこまでも“仲間起点”で会社を経営する考え方が印象的でした。

Profile

埼玉県川口市生まれ、川口育ち! 神奈川大学卒業後、株式会社クイックに入社。求人広告の営業として700社の企業の採用支援を手掛ける。15年勤めたのち、2020年1月に独立。株式会社LIGOを設立し、代表取締役に就任し、現在に至る。

Staff

インタビュー・執筆:森田大理/編集:佐々木久枝/撮影:新見和美

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