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ストーリー代表・CEO

会社に関わるすべての人たちを幸せにする

代表_ビースタイル

株式会社ビースタイル

代表取締役社長CEO/代表取締役社長CDO
増村 一郎 / 三原 邦彦

小学校からの親友としてお互いを支え合う

三原 私と増村は、小学校からの同級生です。増村は「ま」、私は「み」なので席が前後になり、よく2人で遊ぶようになりました。中学校も一緒で、2人とも陸上部でした。

増村 高校は別々になったのですが、やはり一番気の合う友だちが三原でした。大学も別々でしたが、それぞれ飲み会などがあるとお互いに呼び出すんです。そうすると、付き合う友人たちも同じになるので、結局そのグループでスキーに行ったりしていました。

三原 大学時代は、アルバイトも一緒にしていました。人材派遣会社の営業です。飛びこみで求人広告を取る仕事でしたが、大学生には難しかったのか、ほとんどの人は辞めていってしまうんです。結局、私と増村しかいなくなって、2人で成績を競っていました。

増村 その頃はもはやライバル意識などはなくなっていました。一緒に目標を設定して、それを達成するということの面白さの方が大きかったんです。大学を卒業したら、いずれ一緒に仕事をしようという話もすでにしていました。

その後、私は銀行に入行したのですが、3年後に人材派遣会社に転職しました。理由はいろいろありますが、やはり学生時代のアルバイトが本当に面白かったからです。転職先では、パートタイムの主婦を活用した派遣事業を担当しました。

三原 私はアルバイト先の人材派遣会社に就職して、6年間ほど勤めました。後期2年間は子会社に社長として出向していたんですが、本社に戻る段階になって、そのまま本社で社長を目指す人生よりは、自分自身で資本をもって事業をしたい気持ちが芽生えました。それで起業を考え、とりあえず話を聞いて欲しくて増村に電話しました。

増村 驚きましたよ。いいポジションを任されて頑張ってるんだろうと思っていたら、開口一番「辞めようと思う」ですから。でも、私もちょうど仕事でストレスを感じている時期でした。チームを束ねて成果も上げていましたが、社長から「メンバーがお前に心酔しすぎるのは困る」と言われて。社長の目指す集団の方向性とズレていたんでしょう。

三原 それで2人で話しあった結果、一緒にやろうということになって。2002年に当社を設立しました。

現実を見すえ、今やってきた波に乗る

三原 現在、当社では増村が前職で経験した、主婦の人材派遣事業を主力にしています。2002年の設立当時から、将来的に人口減少に伴う労働者不足が深刻になることは明白でした。その時、代替労働力となるのは主婦だろうと。実際、TOEIC900点をもっている女性が、結婚後にパートでレジ仕事をしているような状況があったんです。

増村 主婦に働く機会が提供できれば、仕事と育児の両立につながって少子化問題に貢献できるでしょうし、消費の活性化も促される。ビジネスとして非常に社会的な意義が大きいということも理由でした。私はずっと手がけてきた分野でしたから、絶対に自信があった。あとは三原に「頼むぞ」と言えば、何とかしてくれますから。

最初はパートタイム派遣から開始し、その後、主婦のキャリアや職能に応じたサービスを増やしていきました。現在は5種類の主婦領域サービスを提供しています。

三原 もう一つは若者領域。当社の紹介状つきで女性を企業に派遣し、派遣先での評価・教育を経ながら正社員化を目指す、社会人インターンサービスを提供しています。

増村 昨年には「ゆるい就職」というユニークなプロジェクトも実行しました。たとえば、若い頃はミュージシャンになるなどの目標をもっている人も多いと思います。その時、生活のためにアルバイトばかりしていたら、練習もままなりません。そこで、週休4日・月給15万円の仕事に就き、一定の収入を確保して活動を続ける。そのような働き方の支援をしようというサービスです。

増村 これらのサービス開発はすべて三原が担当しているのですが、よく現実を見ているなと感じます。ベンチャー企業の新たなサービスというと、将来的に必要とされそうなことを考えがちですが、彼の場合はとてもリアルな現実の中で人間心理を見ている。ですから「とにかく、今必要だよね」というサービスが出てくるんです。

三原 「ゆるい就職」にしても、若者は食べていくことよりも、自己表現できる仕事に就くことを望む傾向があります。昔から若者はそういうものですが、特に現代は仕事がお金を稼ぐだけの手段ではなくなりつつある。そんな現実に対応しないといけません。

それにはもっと本質的・現実的な発想が重要だと思います。たとえば目標達成の仕方にしても、一つには山登りのような形式で、自分の足で一歩ずつ近づいていく方法があります。もう一つにはサーフィンのように波に乗っていく方法。人間は物理的に何かしら身体が動いている状態にありますから、今やってきた波に乗る方が楽ですし楽しいはずです。ですから、私はいかに波に乗るかを一番に考えています。

あとは価値の創造に注力することでしょう。ビジネスはつまるところ、価値とお金を交換しているだけですから、いかに多くの人にお金を交換してもらえる価値を創造するか考えること。それは結局、今のニーズを満たすという方法以外にないと思います。


もらった機会に対してきちんと応えていく

増村 私自身、これまで44年間生きてきて個人的な努力で身につけ、成長できたものはないと思っています。子どもの頃から、頭の切れる人間や、善悪で言えば悪いタイプの人間などが数多く関わってくれた中で、いろいろな価値観をインストールして今があります。

そこで自分の人生が何のためにあるかを考えると、やはり自分に関わる人間を幸せにしたり、どれだけ影響力を発揮してその人に貢献できるか、といったことになります。

突き詰めると、そもそも人間の使命とは誰もがそうなのではないでしょうか。特に現代は共生社会と言われます。多様な価値観を持った人たちが、互いを認めあい、支えあって生きる。誰かと関わって、その人を幸せにする。その積み重ねだと思います。

その時、友人や家族が人との関わりの最小単位だとすれば、それが集合して社会という最大単位になっていきます。会社という組織はその中間にあり、個人にも社会にもつながっていますから、双方をどれだけ幸せにできるかを考えなければいけないと思います。

三原 当社の経営理念「四方善」はその考え方を表しています。かつて近江商人は「売ってよし、買ってよし、世間よし」という商売哲学を持っていましたが、当社ではそこに「仲間よし」を加えました。当社と関わるすべての人を幸せにしたいからです。

当社は昨年、増村と私が代表取締役社長を務めるツートップ体制に移行しました。増村がCEO(最高経営責任者)として経営管理を担当し、私はCDOという立場で、D=デベロップメントとデザインに注力しています。

なぜデザインかというと、結局ビジネスは、サービスを通じてどのように顧客の心をデザインができるかだと思うのです。働くメンバーのロイヤリティ向上も同じく心のデザイン、心のデザインとお金を中心とした経営管理は別という観点から代表取締役の仕事を分けました。

増村 社会を幸せにするという意味では、とにかく「あと20年かけて売上1兆円にしたい」と三原に言っています。売上というのは、お客様にご満足頂いた証拠ですし、1兆円クラスであれば社会へのインパクトもある。それなりのスケールを備えた上で、当社が備える価値観や倫理観を発信できれば説得力もあります。

最終的には「日本一の企業はどこでしょう?」「世界を動かしている企業は?」といった質問に、日本人も外国人も「ビースタイル」と答える会社にしたいんです。私は意図的にどんどんこういう発言をして大風呂敷を広げ、三原に「言っちゃったから考えてよ」と無茶ぶりします。すると彼は、本当に色々なアイディアを考えてくるんです。

三原 増村は昔から読経のように「兆兆兆兆…」と言っています。それが実現できるかどうかはともかく、増村のこの青臭さはすばらしいと思うんです。普通、40歳をすぎたオッサンが真顔で言えることじゃありません。私も最近影響されてきて、真剣にその方法を考え始めています。こういう目標を口にすることはとても大切だと思います。

若い人たちにとってもう一つ重要なのは、もらった機会に対してきちんと応えていくことでしょう。たとえば、イチロー選手がどれだけすごいといっても、彼を採ろうというオーナーがいなかったり、出場機会を与えようという監督がいなければ野球ができません。与えられた機会にきっちり応えるから、彼は今も活躍しているわけです。

どんな仕事もこれと同じです。みなさんが新入社員で仕事をした時も、上司など関わる人たちから仕事を頂くわけですから、それにしっかり応えていく。そのような日々の一挙手一投足が評価されて初めて、チャンスがやってきます。チャンスは計算できるものではなく、いきなり降ってくるものですから、それが来るように生きる必要があります。

人間は現実にしか生きられません。未来に向かって生きているのですが、結局は現実の連続が未来になります。だったら、今を全力で生きるしかないと思います。

その時、大人が作ってくれたステージへのリスペクトも忘れないでほしいと思います。皆さんが仕事をもらえるのは、苦労して会社の礎を築いた先輩たちがいたからです。それに対する感謝の気持ちを持ちながら、目の前のことに全力を尽くしてください。

リスナーの目線

これほど長きにわたり、親しく付き合い続ける幼馴染同士が、現在は会社の共同代表を務めている。取材中、こんなに心強いパートナーシップがあるのだろうかと、軽い嫉妬を覚えるほどに仲の良さを見せつけられました。壮大な夢を追いかける増村さんとそのエンジンとなって推進役を担う三原さん。小さい頃と何も変わらない関係性なのでしょう。

Profile

代表取締役社長CEO 増村 一郎
1971年、東京都生まれ。東海大学卒。
1994年、株式会社東日本銀行入行1997年、テンプスタッフ株式会社入社。2002年、株式会社ビースタイル設立。取締役副社長就任、2014年に代表取締役就任。

代表取締役社長CDO 三原 邦彦
1970年、東京都生まれ。芝浦工業大学卒。
1996年、株式会社インテリジェンス入社。2000年、同社子会社ECサーブテクノロジー(当時)、代表取締役就任。2002年、株式会社ビースタイル設立、代表取締役就任。

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