LISTEN

TOP > ストーリー代表・CEO > 社労士の枠を越え、企業のあらゆる悩みごとに応えられる存在でありたい
ストーリー代表・CEO

社労士の枠を越え、企業のあらゆる悩みごとに応えられる存在でありたい

最新ストーリー代表_主治医のような社会保険労務士法人

事務代行はあくまでも付帯サービス

労務相談から業務改革、経営理念まで
企業経営の様々な悩みを解決し、
人が豊かに生きるための働き方を
自社で率先しながら社会に広めていく

主治医のような社会保険労務士法人
代表社員 / 特定社会保険労務士
岡本 洋人 / Hiroto Okamoto

何かが起きたとき、一番初めに相談してみようと思ってもらえる存在に

「主治医のような社会保険労務士法人」という法人名を掲げる社労士事務所がある。一度聞いたら忘れられないこの名前は、事務所の経営理念を凝縮したようなもの。代表の岡本洋人が社労士として、大切にしてきたスタンスが一言で表されている。

「社労士は、一般的に社会保険や雇用保険の事務手続きを企業に代わっておこなう存在ですが、それはあくまでも私たちの“付帯サービス”だと捉えています。私がお客様に提供している価値の柱となるのは、労務問題をはじめとした企業のさまざまな悩みを解決へ導くこと。体調が悪くなったら、かかりつけのお医者さんに診てもらうように、企業に何かあったときには真っ先に相談してもらえる相手でありたいです」

社労士の専門領域ともいえる、雇用関連の事務手続きを“付帯サービス”と言うのには理由がある。これまで社労士という存在は、長きに渡り、煩雑で難解な手続きを代行してくれることに意味があった。しかし、テクノロジーが飛躍的に進化し、今やAIやRPAといった技術が社労士業務の一部を代替する時代。従来の役割に甘んじるのではなく、「より企業から求められる存在へ」と進化する意味で主治医のような社労士を目指したという。

「悩みは企業規模や事業の状況によって千差万別です。創業間もない企業であれば、『人を採用できない』『採用したがすぐに辞めてしまった』と人材採用に苦労しているケースが多いですし、それを乗り越えた先には『士気が上がらない』『もっと活躍してもらいたい』と社員の力を引き出す術に悩んでいる経営者もいます。だからこそ、企業それぞれの状況を丁寧にうかがいながら、最適な解決方法を提案・アドバイスしていくのが私のやり方。お堅い労務の話は5分で終わらせて、あとは雑談をしながら今のお客様の関心ごとを引き出し、私だったらどんなお手伝いができるだろうかと考えるのが好きなんですよね」

悩みごとを聞くだけでなく、顧客が前向きに挑戦しようとしていることや楽しそうに話すことも掘り下げて聞きながら、サポートの道筋を立てていく。自らの専門である労務問題はもちろん、社外のパートナーと連携した幅広い支援が可能であり、例えば、経営理念やミッション・ビジョンの策定が必要な場合には、クリエイティブのプロを紹介する。人材採用の悩みには「キャリアコンサルタント」が、従業員の健康管理を経営課題と捉えて実践する際には「パーソナルトレーナー」がその支援をおこなうなど、自らを起点としながらさまざまな専門家へと橋渡しをしており、まさに、“主治医”らしい役割を担っている。

このように、人と人とのつながりを大切にしながら取り組みを広げていくのが、岡本のスタイルだ。現在の顧問契約企業は、中小企業から1000名規模の企業までの約160社を抱えており、そのほとんどはクライアントからの紹介ではじまったものだという。オフィスを札幌に構えているため、顧客の9割は北海道の会社だが、現在は全国各地にクライアントが広がっている。2020年には、沖縄県の宮古島に新オフィスを開設した。

「札幌のとある会社の社長から、宮古島にある知人の会社が困っているので相談に乗ってほしいと頼まれたことがきっかけです。『幹部社員のハラスメント問題をどう解決すべきか』というご相談に対して、当該社員の対処、傷ついた従業員のケア、再発防止に向けた就業規則の改定、ハラスメント研修の開催、社長が社員にどうメッセージするかなど、さまざまな側面でサポートをおこなうため、定期的に宮古島を訪問することになりました。すると、徐々に評判が島の商工会議所にも伝わり、他社からも相談が来るようになった。そんなご縁も重なって、きちんと宮古島の企業に向き合うためにオフィスを開設したんです」


自らの事務所が拡大する中で気づいた、人を雇うことの重みと責任

岡本が社労士の道を歩みはじめたのは、祖父の影響が大きい。祖父は市議会などでの発言を記録する速記事務所を営んでおり、幼い頃から「大きくなったらうちの会社を継いでほしい」と言われて育ってきた。大学卒業後、一度は住宅メーカーに就職した岡本だったが、入社3ヵ月で退職。そこで祖父の言葉を思い出し、跡を継ぐつもりで相談したところ、意外なことを言われたのだという。

「雇ってはもらえたのですが、1ヵ月間は祖父のかばん持ちのような仕事で雑用ばかり。はやく速記の仕事をしたいと祖父に願い出ると、『お前は速記を覚えなくて良い』と言うんです。それもそのはず。速記者の仕事は、録音技術の発達やパソコンの普及により衰退の一途を辿っていましたから、この事業をそのまま継がせられないと思ったのでしょう。『これからも必要とされる商売を勉強しなさい』と諭され、祖父の従兄弟がやっているという社労士の仕事を勧められたんです」

祖父の会社に勤めながら資格試験の勉強をして、25歳のときに合格。実務の腕を磨くために、労働保険事務組合に転職をする。在籍した7年間の間には社労士として成長するだけでなく、自らも開業登録をおこなったり、グループ会社として「社労士法人日本ヒューマンブレーン」を設立し代表を務めたりと、一人の事業家としての経験も重ねていった。そして、2006年に会社員としての立場を離れ、「社会保険労務士オフィスオカモト」の名で独立したことが、現在の法人に繋がっている。

「独立して最初の2~3ヵ月は妻と2人でしたが、その後は後輩がアルバイトにきてくれたり、1年後には初めての正社員を雇ったりと、徐々にスタッフの数が増えていきました。すると、はじめは個人事業の延長線のような感覚でしたが、次第に経営者としての悩みを経験するようになっていきました」

「スタッフが100%自分と同じようには動けない中で、どのように仕事を任せればよいのかも分からなかったし、財務管理も中途半端だったので、従業員が5人を越えたあたりの頃には、資金繰りが厳しくなった時期もありました。そうやって苦労を重ねることで、ようやく世の中の経営者の皆さんが日々どんなことに直面しているかを理解でき、自分事として労務問題や企業経営のさまざまな問題を解決したいという想いが強くなっていったんです」


先進的な働き方を自身や社員が体現することで、顧客にも広めていきたい

こうした経験を重ねたことで、岡本は自らが率先して良い経営・良い働き方へと進化を続けている。例えば、2016年に経営理念を込めて宣言した「100年ドアーズ」。独立10周年を機に100年後の未来に向けて宣言したメッセージにもそれが反映されている。

「100年後までの歩みのステップとして、2026年までに年間労働時間を1200時間にし、平均年収を700万円にすることをスタッフと約束しました。働く時間を減らし、給料を増やす。これを実現するためには、小手先の働き方改革ではなく、お客様にとって価値の高い貢献をしていくための進化が必要です。私たちはAIによる自動労務相談サービスなど、業務のデジタルトランスフォーメーションも進めていますが、これもスタッフ一人ひとりが、より価値の高い仕事に集中するための手段と位置付けています」

「また、生産性が上がって生まれた時間は、スタッフが自分の人生のために使うことに充ててほしいと思っています。例えば、労働時間が短くなって収入が上がるのであれば、仕事は週3日にして残りの2日でほかに興味のある仕事をしたり、趣味に費やしたりと、それぞれの夢が実現しやすくなりますよね。私やスタッフがそんな姿を体現できるのであれば、世の中の多くの会社にも必ずできるし、それは日本に住む人たちの生き方を豊かにすることに繋がるはずです」

まさしく今、多くの人々は2020年に起きた新型コロナウイルスのパンデミックにより、働き方や生き方を見直しはじめている。これを契機にリモートワークも飛躍的に普及したが、岡本はそれ以前から全国各地を飛び回り、場所や時間を選ばない働き方を実践していたため、自らを“実験台”と称しながらリモートワークや業務改革の秘訣をクライアントに伝えているという。

さらに、政府が推奨するワークとバケーションを組み合わせた新しい働き方「ワーケーション」も、北海道と沖縄を行き来する岡本にとっては、すでに当たり前の働き方だ。自分やスタッフのためにさまざまな働き方を試してきたことが、結果的に時代の先取りとなり、納得感を持って企業に広められる立場も確立している。

「今はまさに世の中の働き方が大きく変わるかもしれない転換期にあります。変わりたいけれどさまざまな課題が足枷になっている企業や、どうして良いか分からないと悩んでいる企業もたくさんありますから、具体的な進め方を支援できる存在が必要です。そして働き方が変われば、これまでとは違う性質の労務問題が起きるでしょう。だからこそ、社労士事務所の私たちが自分の経験も踏まえて語れることはとても大切。もちろん、新しい取り組みには少し背のびが必要ですが、何事もチャレンジをしてみることを大事にしたいですね。そうやってこれからも私たちがお力になれることを増やし、自分たちもお客様も、みんなが幸せになれるような事務所であり続けたいです」


リスナーの目線

雪の札幌、美唄から常夏の宮古島まで、人情と大自然に抱かれながら、しっかりと仕事をこなしていく岡本さんは、まさにワーケーションの先駆者。業務の合間にたっぷりとリフレッシュできているからでしょうか、経営者たちの深い悩みを受け止めても、穏やかに包み込んでくれる大地のような懐の深さがオンライン取材の画面越しからも伝わってきました。「今度は僕の話を聴いて欲しいな」そんなことを思ってしまう取材でした。

Profile

1973年6月北海道札幌市生まれ。札幌学院大学社会情報学部を卒業後、住宅メーカーを経て、祖父が経営していた速記事務所に入社。入社1ヵ月後に祖父から「速記は衰退業種。社労士として生きていけ」と社労士の道を勧められ、勉強を開始。1998年に社会保険労務士試験に合格し、翌年から労働保険事務組合勤務、2000年に開業登録する。2003年、労働保険事務組合のグループとして設立された社労士法人日本ヒューマンブレーンの代表に就任。2006年には社会保険労務士オフィスオカモトを開業し、2016年に主治医のような社会保険労務士法人設立。代表に就任し、現在に至る。

Contact

札幌SECONDO PIANOオフィス
〒065-0015
北海道札幌市東区北15条東16丁目1-8-2F

宮古島CCIオフィス
〒906-0012
沖縄県宮古島市平良西里240-2-3F

Staff

インタビュー:垣畑光哉/執筆:森田大理/編集:佐々木久枝

  • 働きたい応募
  • もっと会社を知る資料ダウンロード
  • その他
    お問い合わせ

関連キーワード

最新ストーリー 代表_主治医のような社会保険労務士法人

「いいね!」
最新情報をお届け

関連ストーリー

タグ

人 (564) 最新ストーリー (214) WAOJE Tokyo (31) 社員_アイドマ・ホールディングス (19) 社員_アセットガーディアン (18) KGF (17) 社員_マケレボ (16) 社員_メディケアー (11) 社員_カスタマーリレーションテレマーケティング (11) 社員_ペー・ジェー・セー・デー・ジャパン(P.G.C.D.JAPAN) (11) メンバー_WAOJE Tokyo (11) WAOJE Tokyo_イベント (9) WAOJE Tokyo 理事 (9) ピックアップ (8) 01 社員ストーリー (7) 社員_ダーウィンホールディングス (7) 社員_プルデンシャル生命保険 (7) 社員_ココザス (7) 社員_シーアールエス (6) 社員_ワークスイッチコンサルティング (6) 社員_秋葉牧場 (6) 企業_イクリエ (6) 価値観1 (5) 社員_プリマベーラ (5) 社員_D&I (5) 社員_いろはにぽぺと (5) 社員_ブルーコンシャス (5) 社員_ピープルズコネクト (5) パートナー_リスナーズ株式会社 (5) 代表_ダーウィンホールディングス (4) 社員_ネットビジョンシステムズ (4) 社員_ジブラルタ生命保険 (4) 社員_SB C&S株式会社 (4) 社員_Surpass (4) 社員_識学 (4) 社員_インフォマート (4) 社員_ブリス・デリ&マーケティング (4) 01 レビュー (3) 社員_フラー (3) 社員_メディカルネット (3) 代表_株式会社サーキュレーション (3) 代表_オフィスナビ (3) 代表_ブラス (3) 代表_インジェスター (3) 代表_Surpass (3) 社員_ゆうしん (3) 代表_w2ソリューション (3) 社員_コールフォース (3) 社員_コムセンス (3) 代表_リスナーズ (3)

カテゴリ

ピックアップストーリー