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「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
株式会社ブリス・デリ&マーケティング
営業部 営業一課 課長
宮本 勇人/Hayato Miyamoto
宮本勇人は、株式会社ブリス・デリ&マーケティングがフランチャイジーとして運営する「銀のさら」7店舗を統括する立場を務めている。多様な業態の飲食サービスを展開する同社のなかでも「銀のさら」は中核事業。重要なセクションを担う宮本だが、もともとは「銀のさら」直営店でアルバイトとして働いていた。だが、働いていた店舗の運営が変わることが決まり、続けるかどうか悩んでいたときに新しい運営会社の社長として出会ったのがブリス・デリ&マーケティング社長の須田であった。同社が飲食事業に乗り出すタイミングで「銀のさら」直営店から買い取ったのが、宮本の働いていた店舗だった。はじめて会った須田に言われた一言を、宮本は今でも鮮明に覚えている。
「いきなり、『店長をやらないか?』って言われたんです。19歳からアルバイトとして働き、5年ほど経験していたとはいえ、当時の私はあくまでもアルバイト。『この人、すごい任せ方をするな』と驚かされました」
その時点では誘いを断った宮本だが、肩書に関係なく期待をしてくれる須田の価値観に魅力を感じ、同社の社員として働くことを決断。業務自体は以前と大きく変わらなかったが、運営のさまざまなやり方に意見を求められ、皆で店をつくっていく感覚がやりがいになっていった。社員として働きはじめた2年後、26歳で店長となる。ところが、ほどなくしてもう1店舗の運営も任されることになり、そこで壁にぶち当たる。
「自分がお店に入って運営するのは自信があったんですが、複数のお店を見る以上、他の皆にお店を任せないといけない。でも、当時の私はまだ若くて、どうしていいか分かっていなかった。皆に自分と同じようにやらせようとしたんです」
周りが見えておらず自分一人で突っ走っていた、と宮本は当時を振り返る。自分のやり方を押し付けてしまい、人間関係にひびが入ったことも。その状態から変われたのは、上司の接し方を参考にするようになったからだという。
宮本の上司はやり方に細かく口を出すというより、期待して見守ってくれるような人だった。そのお陰で、宮本も伸び伸びと仕事ができていた。その上司の接し方を思い出し、何より自分で考えてお店を動かす方が楽しいと感じていたのに、真逆のことをやっていたのだと気付いたのだ。
それからの宮本は、マネジメントの方針を転換。サービスとして守るべき基本は徹底しつつも、各店舗のやり方を尊重し、店長の裁量に任せるようになった。
「そもそも店舗によって客層が異なりますし、スタッフの人員構成も違えば、店長のタイプも違う。同じ業態でもこれだけ違うのだから、やり方をすべて統一するのは無理がある。むしろ、お店ごとの独自のやり方を現場で考えた方が、お客様にも喜ばれるはずだし、自分たちも仕事が面白くなる。そう考えるようになりましたね」
このような気付きを得た宮本が今目指しているのは、一人ひとりが自律的に行動することでお客様や働く皆を幸せにできるチーム。自分や店長はもちろん、アルバイトも含め皆が成長できる環境にしたいと考えている。
「もとはフリーターの私が、今の環境に出会ってここまで成長できた。皆の成長を願うのは、そのことへの恩返しの意味もあります。それに当社はまだ発展途上。自分が成長することで会社と一緒に成長する一体感も、皆に味わってほしいです」
インタビュー・編集:森田大理・西野愛菜
撮影:後藤敦司
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
BtoB特化のマーケティングと営業DXという希少価値の高い領域で 企画から実装まで手掛けるプロ集団
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