対象は全国に70万橋。
橋梁の安全を守る
専門装置を
開発から施工まで

株式会社クリテック工業

若林 勇二Yuji Wakabayashi

代表取締役

自分で戦略を立て、自立心を持って成長してほしい

「クリテック工業で働く人が『この会社に居て良かった』と思えるような会社にしたいし、死んでいくときに『この会社で働けて良かった』と思えるような人生を歩んでほしい。縁あって入ってきてくれた人たちには幸せになってもらいたい」

若林がそう語るように、同社では社員が幸せに働ける環境づくりを重要視している。例えば「表彰」の対象としている取り組みは「改善」「挨拶」「電話応対」「タイムキーピング」など計20種類にも及ぶ。一人ひとりの強みや努力にフォーカスし、認めることで、働きがいを感じてもらうためだ。また、「外部研修の受け放題」、人間力や技術力を高める書籍を貸し出す「社内図書館制度」など、社員が自身の成長を図れる制度や機会を提供している。

採用方針は「理念に共感してくれれば文系理系、男女も関係ない」。入社後1ヵ月は事業への理解や技術的な知識の習得のために時間をかけて研修を行い、半年~1年間ほど施工現場に入り立ち合い実習を受ける。理論的な知識と現場目線、両方を身に付けられるような教育に力を入れている。

業務の進め方にも工夫を凝らす。各チームで「アクションプラン」と呼ばれる年間計画を作成し、その計画を達成するために自分たちで戦略を考える。立てた戦略をもとに業務を進め、月ごとにフィードバックをすることで、戦略をブラッシュアップしていく。これを繰り返すことで、社員一人でも戦略が立てられるようになり、経営者の目線で仕事ができるようになるのだ。このように、同社では知識がない状態からでも、順序立てて成長することができる環境が整備されている。

「入社してくれる人には、やる気さえあればいろいろなステージを提供します。営業・研究開発・施工管理のどれか一つだけではなく、さまざまな部署をまたぐことも可能です。その結果、自分の力で仕事を回せる社員が増えてほしいし、そういう社員とともに会社を成長させていきたいです」

インタビュアーの目線

取材時に拝見した資料には、数えきれないほどの社内制度がリストアップされていました。永年勤続賞、イベント皆勤賞、アクションプラン表彰など、その種類は多種多様。社員の幸せを願う若林社長だからこそ、あらゆることに気を配って前向きに働ける環境づくりに注力しているのだと感じました。また、若林社長自ら新入社員の教育を務めることを聞き、社員の教育への自信がうかがえました。

インタビュー・編集/青木典子、角田尭史   撮影/田中振一

Profile

1970年、山梨県甲府市生まれ。小学校から高校まで野球を続け、中学校からはキャッチャーとして活躍。明治大学法学部に進学し、刑法を学ぶ。大学卒業後は司法試験に10年近く挑戦するも合格できず、心機一転人材派遣会社で主に営業を担当。トップセールスを記録すると、出版会社でも新会社の設立、代理店統括業務などを経験。2004年、父親が代表取締役を務めるクリテック工業に入社。2007年、代表取締役に就任。

Contact

株式会社クリテック工業

info@cretec.jp

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