学生が自分の未来を
描けるように、
気付きや学びの場所を
提供する

株式会社ビーウェル 代表取締役/専務取締役 大亀 雄平/白根 孝昭

株式会社ビーウェル

大亀 雄平/白根 孝昭Yuhei Ookame/Takaaki Shirane

代表取締役/専務取締役

2017.11.10

学生と企業が交流する
『アルプスクール』を運営
「自分を変えられる場所」の
展開を西日本で拡大へ

学生たちを「社会に通用する人材」に育てる

大阪市中央区。地下鉄「本町」駅、「堺筋本町」駅近くのビルに、関西をはじめ西日本各地の大学生と企業の人事担当者が集まるフリースペースカフェがある。

『ALPSCHOOL(アルプスクール)』。大学生への就活支援、団体サークルへの活動支援、全学年を対象としたキャリア支援を目的に設けられたスペースだ。高校生から大学生、第二新卒までの若者たちが無料で使用できる。

就活支援としては、週2~3回、イベントを実施。さまざまな業界の現役人事担当者から直接「エントリーシート」「面接」「グループディスカッション」などのコツ・対策を学ぶことができる。

就活に限らず、業界研究、お金の知識を付ける「ファイナンシャルプランニング」、論理的思考が学べる「プログラミング」、セルフプロデュースに活かせる「パーソナルカラー」など、自分を磨くセミナーやワークショップも開催。企業経営者と飲みながらざっくばらんに対話して、自分のキャリアや将来を考える『社長BAR』も人気のプログラムだ。

ほか、年2回開催するイベント『学生ドラフト』では、アルプスクールのプログラムを受けた就活生がブースを構え、来場した人事担当者や経営者に自分をプレゼンテーション。学生と企業のマッチングの場として、参加者の満足度90%以上の成果を挙げている。

アルプスクールを利用している学生たちからは、「ここに来たことで『就活スイッチ』が入った」との声が多く聞こえるという。一方、人事担当者たちからは「前向きな学生が多い」「皆、将来をしっかり考えようとしている」といった評価が寄せられている

アルプスクールを運営するのは、株式会社ビーウェル。代表取締役の大亀雄平と専務取締役の白根孝昭が大学4年生のときに立ち上げた会社だ。

2人はアルプスクールについて、「『就活スペース』を運営しているつもりはない。若者が納得して進める道を選択できるように、気付きや学びを提供したい」と語る。

「ただバイトとサークル活動で3年間を過ごし、いざ就職活動に臨んで多くの選択肢を目の前にしたとき、何を選べばいいかわからない学生さんが多い。だから就活までの3年間、このスペースを利用することで視野を広げ、社会を学び、いろいろな人とのコミュニケーションを通じて『キャリア』について考えてほしい。そうすれば、進むべき道を見誤ることなく、自分らしい選択ができると思うんです」(大亀)

「自分の生き方や、人生を豊かにする方法などは、大学では教えてくれない。就活とは、自分がどうなりたいかを考えた上で、どの企業が自分にとってプラスになるかを判断していく作業です。つまり、自分の未来を描けていなければ、就活もうまくいかない。だから、自分の未来を描くために、このスペースを活用してほしいですね」(白根)

新卒採用を行う企業と就活生を結び付けるビジネスは、世の中に数多くある。数万単位の数の求人企業と学生を集め、Web上でマッチングや紹介を行うビジネスモデルであれば、高い収益が見込める。しかし、ビーウェルは、どんなに手間がかかろうと「対面で、徹底的に学生に向き合う」ことにこだわっている。キャリアや人生について教育し、社会に通じる人材を輩出する企業として、日本一になるのが目標だ。

株式会社ビーウェル

代表取締役・大亀雄平

「孤独な戦い」はさせない。よき相談相手・伴走者でありたい

学生にとって、「仲間や相談相手ができる」という点も、アルプスクールに参加するメリットの一つだ。大学の友人には、志望企業や選考状況などを言わない・言えないという学生は多い。しかし、ここに来れば、参加者同士、本音を言い合い、情報交換ができる。講師を務める人事担当者に相談を持ちかけることもできる。

そして大亀、白根自身も「何でも相談できる相手でありたい」と口を揃える。その想いの源泉をたどると、2人に共通する過去が見えてきた。2人とも、親の厳しい教育方針のもと、幼少期から激しい競争にさらされてきたという。

大亀は兵庫県神戸市で生まれ、小学4年生から進学塾として知られる浜学園に通った。受験直前の6年生になると、朝昼晩のお弁当を持って家を出て、朝6時から夜12時まで勉強漬け。学校の授業より塾を優先した。それ以前は活発なサッカー少年でクラスの人気者だったが、「最近、塾ばかり行ってる」「学校を捨てたヤツ」と友達は冷ややかな目。卒業アルバムに、誰もメッセージを書いてくれなかったという苦い思い出がある。

一方、香川県高松市で生まれた白根は、6歳にして初受験。国立大学の付属小学校に通った。クラスメイトは香川県各地から集まった、地元の名士の子息たち。成績順位が公表され、「序列」で管理される環境だった。純粋なエスカレーター式ではなく、中学に上がる際、成績下位の生徒が1クラス分落とされるシステム。5年生にもなると同級生同士の競争意識が強まり、ピリピリした空気の中で過ごしたという。

「孤独な戦いはつらい。気持ちをオープンにして話せる相手、安心して相談できる相手がいればどんなに心強いか。孤独や不安に陥りがちな就活生にとって、僕たちやこのスペースがそんな存在になれればいい、と思っています。将来に向けて考え、成長していくプロセスに『伴走者』として寄り添っていければ、と」(大亀、白根)

株式会社ビーウェル

専務取締役・白根孝昭


Profile

大亀雄平(写真・左)

1982年、兵庫県神戸市生まれ。大阪市立大学在学時に株式会社ビーウェル創業。関西を中心に学生マーケティング・プロモーション事業などを幅広く展開し、同時に数多くの企業の役員を務める。これまで約2万人の大学生と関わり、それぞれにとって成長できる環境を用意している。株式会社パンスール 専務取締役。株式会社Qript 取締役。株式会社ミライロ 社外取締役。ZENoffice株式会社 取締役。

 

白根孝昭(写真・右)

1983年、香川県高松市生まれ。大阪市立大学在学時に大亀とともに株式会社ビーウェル創業。専務取締役を務める。高校、大学で年間30回以上のキャリア授業を実施。

Contact

株式会社ビーウェル

【大阪オフィス】

大阪府大阪市中央区南本町3丁目2-9 本町今岡ビル9F

【東京オフィス】

東京都渋谷区東3-9-19 POLA恵比寿ビル11F

http://bwell.jp/

週間アクセスランキング