人手やコストの適正化で
中小企業を応援し、
元気な会社を増やしたい

株式会社ウティル

瀧澤 洋一Yoichi Takizawa

代表取締役社長

試行錯誤を繰り返しながらたどり着いた、「コスト削減コンサルタント」という肩書

幼き日の瀧澤は身体が大きかったこともあって、学校の中でも外でもリーダーシップを発揮するような少年だった。やりたいことがあるなら、周りを巻き込んで行動に移してしまうタイプ。そんな性格は今でも健在で、忘年会や新年会の幹事を務めることが多いという。お酒が得意というわけではないが「お酒の集まり自体が好きだから」と率先して動いているそうだ。

大学を卒業した瀧澤が就職したのは、東証一部上場の物流企業である株式会社丸和運輸機関。キャリアの原点となったこの会社で企画部門に配属された瀧澤は、物流センターの建築計画からセンターの人員計画、運用オペレーションなど多岐に渡る経験を積んだという。

「私が経験したのは、一般的にサードパーティ・ロジスティクス(3PL)と呼ばれる、他社の物流業務を受託するためのあらゆる計画を立てる仕事。案件一つひとつの規模が大きく、まるで一つの会社の事業計画をつくっているような感覚でしたね。忙しかったし大変なことも多かったですが、何事もやってみないと分からないもの。為せば成るの精神を教えてもらった場所でした」

3年勤めたのち、ベンチャー企業へ。仕事を通して付き合いのあった神奈川県の会社が東京支店を立ち上げるとのことで、支店長に誘われての転職だった。しかし、物事が動くスピードの速さこそベンチャー企業の特色。入社してすぐに東京支店で予定していた事業が立ち消えに。急遽、ゼロからビジネスを立ち上げる必要に迫られたが「いつかは社長になりたい」と思っていたため、精力的に取り組んだ。

意気揚々と挑戦をはじめた瀧澤だったが、それでも手探りだったのには変わりない。自分の趣味である車のことなら目利きができるからと、自動車のオークション販売をやってみたり、太陽の光で汚れを分解する光触媒コーティング剤の販売をはじめたりと、売っては辞めてを繰り返していた。そのなかで出会ったのがLED照明。今でこそ世の中に浸透しているLEDだが、出会った当初の2005年頃はLED電球が1個あたり1万円もする代物。市場にもほとんど出回っていないものを、自社製品として開発・販売することになり、瀧澤は営業戦略に首を捻る。

知名度のないベンチャー企業と世の中に知られていない高額商品ではどんなにニーズのある企業だったとしても信頼を得られない。まずは大手企業で実績をつくることに舵を切った。鉄道会社などでLED照明を採用してもらい、そこでの電気代削減効果などをもとに営業先を広げていったのだ。

そうして、ゼロからLEDメーカーをつくりブランドとして育てあげた瀧澤。会社の売上が10億円規模まで成長したところまでを見届け、ついに自らの手で会社を興すことを決意。そして、2015年株式会社ウティルが誕生。しかし、当初は今のような事業内容を描いていたわけではなかったという。

「はじめは太陽光発電に関する部材の販売事業からスタートしたんです。再びイチから商材を探すべく複合機などの事務機器を扱い、1年くらいは試行錯誤をしていました。もちろん、なかには私の経験を買って、LED照明が欲しいと言ってくれるお客様もいらっしゃいました。ただ、私はLED屋がやりたくて独立したわけじゃないので、これからの立ち位置をどうしようかと模索している時期でした」

そんな折、ある異業種交流会で自分の経歴やウティルの事業について話したことが契機となる。LED照明の提案も事務機器の営業も、最終的にはお客様の商売にかかる費用を削減し、最適化する価値を提供している。ならば、瀧澤の商売は「コスト削減コンサルティング」なのではないか、そう気付いたのだ。

Profile

大学卒業後、株式会社丸和運輸機関(東証1部)にて大規模流通センターの建設、構内設備計画、運用オペレーションの企画提案業務に従事する。その後、ベンチャー企業において、東京支店を開設。建築塗装工事業を立ち上げる。LED照明事業を新規メーカーとして確立させる。LED照明は、製品の企画開発、マーケティング、販売を行い、4万台以上、20万平米以上の物件に納入する。2015年に株式会社ウティルを設立し、代表取締役に就任。

Contact

株式会社ウティル

〒104-0032
東京都中央区八丁堀3-22-11 深山ビル3F
https://utile.jp