無給でもいい。海外で仕事をし自分枠を広げろ

株式会社留学情報館 代表取締役 大塚 庸平

大塚 庸平Yohei Otsuka

株式会社留学情報館

代表取締役

2015.03.23

天狗の鼻をへし折られる

学生時代は、企業から協賛金を得て就職イベントを開催するなど、率先してリーダーをやっていました。当時「俺は何でもできる」と過信していました。イベント企画の縁で、現ポリゴンマジック株式会社社長の鶴谷武親さんを紹介されたのが、その後の就職につながりました。しかもアメリカ発信でグローバルな事業を展開している会社で、憧れの経営者の下で働けるというのは、夢のような話です。

ところが、入社してみると、自分は何もできないという事実を痛感するばかり。営業成績も、5人中5番。新規事業の部署なので、誰かがノウハウを教えてくれるわけでもなく、すべてが試行錯誤です。休みも取らず、懸命に働きました。2週間に1度は役員会があり、その前日は必ず徹夜してプレゼン資料を作っていました。

感動体験で自分の「枠」の小ささを実感

就職して3年目、25歳の時に社長のカバン持ちとしてアメリカでの会議についていき、帰りに観光でラスベガスに立ち寄りました。メインストリートでは、ホテル1階で飼われている大きなライオンたちや高層ホテルよりも高く吹き上がる噴水ショー、燃えさかる人工火山の大噴火等々、想像を遥かに超える感動体験の連続でした。

人はそれぞれ自分の中に常識という名の「枠」を持っています。その枠を超えるものに出会った時に、人は感動するのだと思います。例えば、ホテルにライオンという組み合わせは、私の中の枠を超えていたのです。

感動すると同時に、私は自分自身をとても小さく感じました。自分の中にある狭い枠を広げたい、そのためにアメリカで働きたい! と強く思い、社長に直談判し、1年間は無給でもいいからアメリカのロサンゼルスにある本部に行かせてほしいと申し出たのです。

渡米するために自分から提示した条件は3つ。抜ける穴を埋めるために一つ事業を立ち上げること、その事業で一定の売り上げに到達すること、そして自分が渡米した後も事業を継続できるように人を育てること、でした。それからは、さらにがむしゃらに働き、13ヶ月後、すべての目標を達成して渡米しました。この1年間のインセンティブを手にして金銭的な余裕もできたので、意気揚々と新天地での生活を始めたのです。


Profile

1977年埼玉県生まれ。
小学校6年の時に中国の北京で1年半を過ごす。中央大学を卒業後、セコムやデジタルハリウッド、河合塾などの合弁会社立ち上げに参加。子ども向けマルチメディアスクールを全国に展開する。2004年、アメリカ・ロサンゼルスに留学。その半年後の2005年に米国法人Los Angeles Info, Inc.を設立し留学支援事業を展開。2007年にはニューヨークに、2008年には日本に支社を設立。

さらに2010年には株式会社留学情報館を設立し、留学センターを事業買収。Facebookページ『留学』は約12万人の会員を集める留学メディアに。2014年にはグローバル人材の育成を目指し、イングリッシュイノベーションズ株式会社を設立し、英語教育に力を注ぐ。

Contact

株式会社留学情報館

〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-2-12 松下産業ビル4F
TEL:0120-050-015
URL:http://www.nes-ryugaku.com/

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