「ビジョンブック」の
つくり方・使い方

株式会社マーケットエンタープライズ 代表取締役社長 小林 泰士

株式会社マーケットエンタープライズ

小林 泰士Yasushi Kobayashi

代表取締役社長

2017.03.07

ビジョンブックは、入社する誰もが自社の「想い」と「歴史」を知ることができる会社のバイブル

フェーズとともに、自社の歴史を理解できるツールが必要になる

当社は2016年に創業10周年を迎えました。社員が増えていくなか、これまでも理念や方針は「クレドブック」にまとめて浸透を図っていたものの、言葉にしにくい「想い」や会社の成り立ちなどの共有がしだいに難しくなってきていました。

特に課題だと感じていたのは、「過去」の伝え方です。人数が少ないころは、社員一人ひとりと膝詰めで飲んだり、語り合ったりするなかで創業当時の思い出話をすることが多く、在籍している社員全員が設立の経緯や成長過程を知っていました。ところが、人数が増えるにつれてそうした機会を持つことが難しくなり、必然的に「自社の過去を知らない」という社員が増えていったのです。

現在の自社の強みやスタンスの基盤となる「過去」はとても大切ですが、社員が増えるたびに過去の話ばかりしていては前に進むことができません。「ビジョンブック」をつくろうと思い立ったのは、10周年という節目を前に、当社の過去から現在、そして未来へとつながる流れを理解してもらう必要性を感じ始めた矢先のことでした。

「10周年という節目を前に、当社の過去から現在、そして未来へとつながる流れを
理解してもらう必要性を感じ始めた矢先のことでした」

打ち合わせの時間を確保することで、強制的に考える時間ができる

ビジョンブックの制作がスタートすると、当社からは私、リスナーズ社からはプロデューサーである垣畑社長とライターの藤巻さんが出席して、月に数回のミーティングを行いました。

1回のミーティングで2時間ほどしっかり時間を取ったのですが、これが非常に良かったですね。時間を確保することによって、ふだんは断片的に浮かんでは消えていくアイデアとじっくり向き合うことができ、社員に何を伝えたいのかということが次第にはっきりしてきました。

自社のビジョンや10箇条について、親身にかつ真剣に考えてくれるのが第三者であるということも、皆に想いが伝わるブック作りのための重要な要素だったと思っています。

思いがけず良かったことは、引き出されるままに話をするうちにどんどん思考がふくらみ、伝えたい内容が増えていったこと。当初は章立てに沿って話を進める予定でしたが、とても収まりきらず、自由に喋るスタイルに切り替えました。これからビジョンブックを作る方には、章立ては頭の中を整理する目的に留め、まずは想いをすべて吐き出してしまうことをお薦めします。

「良い意味で誤算だったのは、引き出されるままに話をするうちに
どんどん思考がふくらみ、伝えたい内容が増えていったこと。」

「ビジョンブック」に関するお問合わせ

リスナーズ株式会社
TEL : 03-3352-0890(平日9:30~18:30)
E-MAIL : info@listeners.co.jp


Profile

1981年埼玉県生まれ。
2003年大学卒業後、ベンチャー企業に就職。2004年退職と同時に事業スタート。2006年株式会社マーケットエンタープライズ設立。企業理念は「Win-Winの関係が築ける商売を展開し、商売を心から楽しむ主体者集団で在り続ける」。インターネットを通して全国で使用しなくなった品物の買取・販売を行う、ネット型総合リユース業として、業界最大規模の事業を展開している。今後も、持続可能なリユース事業を展開し「More Reuse!」を実現する。

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株式会社マーケットエンタープライズ

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