北海道の人々を巻き込み、パワーあふれるHOKKAIDO SHOWCASEに

北国からの贈り物 代表取締役 加藤 敏明

加藤 敏明Toshiaki Kato

北国からの贈り物

代表取締役

2015.04.02

北国の美味しいものを、もっと沢山の人に届けたい

HOKKAIDO SHOWCASEは、北海道の美味しい食材やグルメ・北海道の自然素材を使った機能性食品・化粧品など、北海道産物の商品や魅力をアジアに向けて発信していくプロジェクトです。北海道の美味しいものをもっと沢山の人に食べてもらって、健康で美しくなってほしいという想いから、このプロジェクトを立ち上げました。

私は生粋の道産子で、実家の稼業は水産加工業でした。18年前にインターネット上で蟹を販売し始めたことで、今まで、蟹を食べたくても遠くて買えなかった地域の人たちに、「おいしい」と言って喜んでもらうことができるようになりました。そして全国に北海道の美味しい蟹や魚介類を届けているうちに、「これからは日本だけでなく、海外のお客様にも届けたい」という夢が、どんどん広がっていったのです。

北海道の商材を輸出し始めた当初、商品の多くはカニやホタテ、スイーツなどでした。その時に北海道ブランドがアジアの人々にいかに受け入れられ、浸透しているかということに、気づかされました。しかし、東南アジアは亜熱帯なので、シーフードなど温度管理が必要な生ものは、運搬が大変です。そこで生鮮食品だけでなく、北海道の素材を使った健康食品や化粧品など、常温で比較的管理がしやすいものにも目を向け始めました。良い素材を作る北海道の生産者や、コスメを扱うメーカーなど、さまざまな人たちに協力していただき、現在の“チーム北海道”があるのです。

“道産子スピリット”を持って、いざ海外市場へ

私の周りには北海道生まれの人が多く、移住して来られた方も含めて“北海道民はみな兄弟”という仲間意識が強く、誰もが北海道のことが大好きで、北海道のために何かをしたいという気持ちを持っています。

アジアや海外に進出するとなると、どうしても事業体が大きくなり、輸入や販売ライセンスといったハードルも高くなります。そこで、皆で協力して行政や大学などを巻き込み、チームをどんどん大きくしていきました。世界規模の展開を目指しながらも、地域の特性を考慮するという意味で、HOKKAIDO SHOWCASEはいわゆる“グローカライゼーション”を押し進めていると言えます。

5年前、私が45歳の時に、「これから会社をどうするか? 誰にどうやって北海道の魅力を発信していったらいいか?」という岐路に立たされていました。その時、私はこの先30年間、仕事を続けるという事を決めました。次に仕事の場所を、これからさらに大きなマーケットとなるアジアに狙いを定め、「アジアの国々に北海道の素晴らしさを広めよう」と決心しました。

その頃の日本はデフレの影響もあり、良いものなのに日本国内ではどうしても価値が低くなってしまう、という厳しい経済状況が続いていました。その一方、アジアに目をやると、北海道商品を日本の何倍もの値段で買いたいという人が沢山いたのです。生産者も幸せ、それを手に取ったアジアの人々も幸せ、そして北海道の価値も高められる。これは間違いなく成功すると思いました。

シンガポールのイベント会場にて


「北国からの贈り物」

EC事業・食品の卸事業を通じ、北海道の魅力を国内外に発信している
株式会社北国からの贈り物の国内・海外に渡るインタビューを掲載しています。

http://kitaguni.tv/

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