「英語×IT」という
希少価値を活かし、
常識を変える。
世界も変えていく

Earth Technology 株式会社 代表取締役 能代 達也

能代 達也Tatsuya Noshiro

Earth Technology 株式会社

代表取締役

2017.01.06

社員の9割が文系出身。
一からITエンジニアを育成
「英語を活かしたい」人に
活躍と成長の場を提供

「英語×IT」の強みを活かし、世界をつなげる

あらゆる業種においてビジネスのグローバル展開が進む中、英語力は必須になりつつある。今では、英語が話せるというだけではさほど珍しくないが、加えてITスキルがある人材となると、その数は一気に少なくなる。

「英語力があるITエンジニア」という採用難易度の高い人材を多く抱えていることを強みとし、急成長しているのがEarth Technology株式会社だ。

海外展開する企業のシステム構築やソフト開発、ネットワークの設計・構築、ヘルプデスク、翻訳など、英語力を駆使したサービスを提供。顧客は大手企業を中心とし、業種はIT、製造、金融、製薬など多岐に渡る。カバーするエリアも、シンガポール、東南アジアの新興国、インド、アメリカ、ヨーロッパなど幅広い。

「『英語力を活かしたい』という人を、一からITエンジニアに育てています。実際、メンバーの90%が文系出身。そして半分が女性です。今後、市場拡大が進むクラウド、ビッグデータ、セキュリティ、AI(人工知能)といった新しい技術の研修にも力を入れ、社員のキャリア構築を支援しています」

そう話すのは代表取締役の能代達也。同社では、社員のスキルアップを促すため、1~3年ごとに新たなプロジェクトにアサイン。幅広い知識やスキルを身に付けると共に、個別のキャリアパスを描けるようにしているという。

成果に対する評価、報酬への反映も迅速だ。入社わずか4か月で、大手金融プロジェクトにおいて現場リーダーとして活躍したメンバーに対しては、年1回の給与見直しのタイミングで月5万円昇給させた。

オフィスを見渡すと、社内イベントの写真が多く飾られている。その楽しそうな表情からは社員同士の仲の良さも伺える。

「顧客先に単独で常駐勤務すると、ときに孤独を感じるものです。そのため、社員同士のコミュニケーションの機会として、社内イベントは積極的に行っています。オンラインの社内掲示板でも先輩や同期とつながれるので、困ったことや悩みなどを相談している社員も多いですよ」

Earth Technology 株式会社 代表取締役 能代 達也

主役は社員。社長は陰から支える存在

実は能代はIT業界で働いた経験はない。英語も話せない。そうした分野は得意な人に任せ、自身は営業活動および社員が働きやすい環境づくりに力を入れる。

幼い頃の能代は、本を読んだりゲームをしたり、一人で完結する遊びが好きだったという。リーダーシップを発揮して、自分のやりたいことの実現のために周りを巻き込むような、いわゆる「社長っぽい」タイプではない。

「昔から“自分の意志”というものはなかったし、今でもそう。お金にもそれほど興味がない。ただ、困っている人を助けるのは好きでしたね。勉強が得意だったので、学生時代は追試になったクラスメイトを集めて教えたりしていました。『助かった』って言ってもらえると、よかったなぁって思えるんです」

Earth Technologyも、自身が主導して立ち上げたわけではない。同郷の友人が困っていたから、「自分が役に立つなら」と、参画したのだ。一緒にやらないかと声をかけられた翌日に、当時働いていた理容室に退職願を出した。そう、能代の前職は理容師だ。ITベンチャーの社長という現在の肩書からは、想像がつかない。

高校時代、「手に職をつけたい」と考えた。3年間花屋でアルバイトをして貯めたお金で入学できるところを探したら、理美容の専門学校に行き当たったという。学生時代も、バーでアルバイトをしながら学費を稼ぎ、理容師免許を取得した。

高級理容室に勤めて3年で店長となり、マネジャーとして新店舗立ち上げも手がけた。政財界で名が通っているような顧客も抱え、仕事は順調だった。

そんな中、8年ぶりに会った友人から、まったく畑違いの仕事で、いきなり「社長を任せたい」と声をかけられたのだった。

「英語×ITというコンセプトを聞いて、最初は『何をしたらいいんだろう』と思いました。英語もITも苦手で。営業ならできるかもしれない、と思って企業訪問を始めたのですが、最初は受付でコートを脱ぐという常識すら知らなかった。でも、固定概念を持たないという意味では、良かったのかもしれません。社長としての僕の仕事は、英語とITを使いたい人をどう活かすか考えること。営業して社員が力を発揮できる場を作ったり、責任を取ったり、頭を下げたり、事業に必要なお金を調達すること。『主役』である社員を支えていくことだと思っています」

理容師時代は、とにかく厳しく、部下を叱りつけることもしばしばだったとか。だが、そのやり方では成長しないことに気づいた。今は、相手と同じ目線で、複雑なことをわかりやすく話すことを心がけている。また、社員との距離の取り方にも心を配る。

「社員と常日頃一緒にいるわけではないので、距離が離れやすい。だから、社員130人分の報告書には毎月目を通し、なるべく時間が許す限り全員にメールします。返信はあまり来ないですけどね(笑)。一方通行でも続けていきますよ。『見られている』ということで気持ちが引き締まるでしょうし、同時に『ちゃんと見てくれている』という安心感を持ってもらえればいいですね」


Profile

北海道中標津出身。

北海道理容美容専門学校 卒業

2005年 専門学校卒業後 都内有名高級ヘアサロングループ入社

2007年 幹部及び店舗責任者に昇進

2014年 ヘアサロングループ退社 / Earth Technology株式会社 代表取締役就任

現在に至る

Contact

Earth Technology 株式会社

東京都豊島区東池袋3-7-9 AS ONE東池袋ビル6F

http://www.tech-earth.co.jp/

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