現場を通じて培ったコミュニケーション力。
リーダーとしての力を武器に講師としても飛躍

ネットビジョンシステムズ株式会社

弓削 辰朗Tatsuro Yuge

第2事業部一課 主任

「内にこもる仕事」のイメージがくつがえされた

ネットビジョンシステムズに中途入社し、4年目を迎えた弓削(ゆげ)辰朗。

現在、ネットワークエンジニアとして世界トップクラスのIT企業のデータセンターの設備保守を行う傍ら、同社の講師としても活躍している。

入社前はネットワークエンジニアに対して「理系の仕事」「内にこもり、PCとだけ向き合っている」というイメージを抱いていた。しかし、入社後、ネット銀行の運用システム監視チームにオペレーターとして配属されると、そのイメージは大きく変わったという。

例えば、複数の機器を設定するときなど、1人で作業することはできない。チーム全員でその都度、状況を見ながら進め、通信がきちんと通るかを確認する。問題が発生したときは、一度作業を止め、皆で原因を探って解決する。

現場では、想像していたよりもメンバーとの密なコミュニケーションが必要であり、チームワークを発揮して働くことの重要性を感じた。

2年目には、チームリーダーに昇格。リーダーとして業務の進捗管理を行うほか、次々と入ってくる新人の育成に注力した。新卒のメンバーには、業務だけではなく、社会人としてのマナーや立ち居振る舞いも指導。厳しく指摘した後はフォローを欠かさないなど、自分なりに教育方法を工夫した。

また、ネットワークエンジニアのマネジメントでは、タイムスケジュールに沿った統制が求められる。メンテナンスや障害発生時の対応など、決められた時間内で正確に行わなければならない。厳しい状況の中でも、「メンバーを不安にさせてはいけない」という気持ちで取り組んだ。期限内に業務を完了できるよう、計画を立て、指示を出し、メンバーを動かす。そんなリーダーの役割を「面白い」と感じるようになった。

「僕はもともと、ルールを決めて遂行することが好きなんです。例えば、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏が『選択することに労力を割かないために毎日同じ服を着る』と決めていたのにならい、朝食は絶対にバナナとヨーグルト、昼食はリンゴと鶏肉、と決めています(笑)。チームでも、ルールを決めたらメンバーがそこに向けて動いてもらえるよう、きちんと統制することにやりがいを感じています。計画通りにやり終えたときは達成感もひとしおです」

その後、お客様からリーダーとしての仕事ぶりを評価され、オペレーター全体を統制する運用チームに異動。その一方で、現場での活躍が認められ、同社が運営するアカデミーの講師の仕事も任された。

リーダーの経験を通じて、人材育成にやりがいを見出していた弓削は、「今は講師の仕事が一番面白い」と語る。新卒、中途に加え、他社の研修も請け負っているため、研修生はそれぞれ所属も立場も異なるが、コミュニケーションを取りやすい雰囲気づくりを心がけている。場に溶け込めていない研修生を見つけたら、さりげなく雑談を振るなど、その人がなじめるよう気を配っている。

「僕はネットワークエンジニアの仕事を通じて、技術はもちろん、コミュニケーション力やリーダーとしての統括力、提案力、報告書作成能力など、幅広いスキルを身に付けることができました。今度は研修生の成長をサポートしたい。当社の経営理念『和をもって成長と成す』の通り、コミュニケーションを大切にすることでお互いに成長していきたいですね。講師としてのスキルを高めて、ゆくゆくは外国人労働者向けの講座なども開きたいと思っています。あと、僕のリフレッシュ法は『編み物』で、作品を施設に寄付したこともあるんですが、そのサークルを社内に作って仲間を集めたいです(笑)」


インタビュー・編集/青木典子、高橋奈巳 撮影/平山諭

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