多様なシステム開発経験を活かし「次世代の基盤づくり」を担う

ビクタス株式会社

松本 剛Takeshi Matsumoto

クリエイティブ・プロセス・ブランチ プロジェクトマネージャー

エンジニアが成長できる「仕組みづくり」が使命

自社開発チームのエンジニアの多くは、まだ発展途上。Web制作や運用などの経験はあるが、本格的に開発に取り組むのは初めてというメンバーも多い。

新卒の研修期間は3ヵ月。他社と共同の研修プログラムを組んで、エンジニアとしての基礎をみっちり学ぶ。その後は、実際にプロジェクトに入って仕事をしながら学んでいく。Web制作については、松本が自らが育成を担う。

「基本は『任せる』方針。もちろん、いろいろな問題にもぶつかりますが、お客様にご迷惑のかからない範囲で、まずは本人たちに考えさせるようにしています。どうしても行き詰ってしまったら、少し『壁』を削ってあげる。自分で乗り越える経験を重ねて、技術力の水準を高めていきます」

「任せる主義」とはいえ、松本はサポート体制もしっかり整えてきた。毎週全員で作業状況の確認を行い、一人ひとりと面談をしながら進捗も細やかにつかめるようにしている。

自社開発事業も進んでいるが、同社のエンジニアの大半は委託先で仕事をしている。そうしたエンジニアにも、eラーニングなどを通じで知識を広げられるような仕組みを構築していきたいと考えている。

「外部からでも情報共有ができるようなグループウェアの導入の準備も進めています。また、外部に出ているメンバーから『こういう仕事をしてみたい』という声が挙がり、それに合った案件を立ち上げて、週に何日かは社内に戻って仕事をしてもらうようなケースも出てきています。今は8割のエンジニアが外部で仕事をしていますが、なるべく社内で仕事ができる環境をつくっていくことが、私の使命だと思っています」

松本がエンジニアとしてスタートした30数年前は、まだ昭和の時代。残業規制もなく、月に労働時間が300時間を超えることが当たり前のような時代だった。時代は変わり、現在はIT業界も労働環境の変革が進んでいる。

「私も激務で身体を壊したことがありました。仕事はもちろん大事ですが、プライベートを充実させることも大事だと思っています。仕事は生活をしていくための糧にすぎない。まずは人生を楽しんでほしいですね。楽しみがあるからこそ、仕事もがんばれますから。私が若いころは、仕事ばかりでなかなか家にも帰れず、彼女も作れなかった(笑)。 そういうことにならないように、当社は集中して効率よく仕事ができる環境にしていきたいと思っています」

ビクタス株式会社 松本 剛

インタビュー・編集/青木典子、三本夕子 撮影/田中振一