厳選された学生をスカウト
できる『ガクセン』で
日本を支える中小企業の
採用課題を解決する

ニューインデックス株式会社

津田 武Takeru Tsuda

代表取締役社長

採用のあり方を変えることで、経済に貢献したい

営業として成果を挙げて自信を得た津田は、29歳で起業し、Webメディア事業に乗り出した。しかし容易には進まなかった。業績が上がらず、創業から半年後には倒産の危機を迎えたのだ。「己の力を過信し過ぎていたのかもしれない」と、当時を振り返る。そんな津田に、先輩経営者が手を差し伸べてくれた。

「本当に助かりました。そこからです、僕の思考が変わったのは。『生きている』という表現自体がおこがましい。自分一人で生きているのではない、まわりの方たちのおかげで『生かされている』のだと。そこから、社会や人に貢献しようという発想に転換しました」

改めてビジネスを見直し、「あったらいいな」を「あってよかった」にすることに、より強くこだわるようになった。大手検索サイトにはない、ニッチだけれど、その世界にいる人にとっては便利な、かゆいところに手が届くような、そんなサイトを作っていこう、と。

『モバイルサイトデザインアーカイブ』は、まさに想いが具現化したサービスだ。Web制作者向けに、仕事に使えるデザイン性の高い画像を集めた。その後同サイトはiPhone用、Webサイトのパーツ別とシリーズ化。書籍にもなった。

そして、コンテンツをデザインから人に置き換えた『ガクセン』を2011年に発表。さらには、日本で学ぶ優秀な外国人学生をスカウトして採用する『ガクセングローバル』、学生が社長に同行してインターン経験を積める『社長のカバン持ち』など、展開を広げている。

「キラリと光る技術や、尊敬できる理念を持つ中小企業って、たくさんありますよね。例えば、一般には知られていないけれど、NASAに納品する特注ネジを作っているような。でも、そういった企業はなかなか表には出てこない。特に就活においては、検索されづらい。結果、優秀な人材を獲得できていないんです。また、後継者や技術者不足で悩んでいるところも少なくありません。従来の採用制度のままでは、優れた企業や技術が廃れてしまい、ひいては日本経済そのものが衰退してしまうでしょう。でも、『ガクセン』ならそんな企業と幹部候補レベルの優秀な学生を結び付けることができる。企業にも学生にも、ブレークスルーとなる機会を提供していきたいと思います」

ニューインデックス株式会社 代表取締役社長 津田 武

インタビュアーの目線

同社には、大手企業の内定を蹴って入社した新卒社員、大手自動車メーカーから転職してきた社員など優秀な人材が集まっているそう。「会社は『面白い仕事』を用意できない。そこにはただ『仕事を楽しめる人』がいるだけである――記事で目にしたその言葉に深く共感しているという津田社長。自身が挑戦を繰り返してきたからこそ、能動的に行動して自身の成長を楽しめる人たちに、良い出会いを提供したいという想いが強いのでしょう。

インタビュー・編集/青木典子杉山忠義     カメラマン/平山諭(インタビュー写真)

Profile

1978年、三重県生まれ。法政大学を卒業後、2004年に米国テキサス州にあるUniversity of Dallas にてMBA を修了。帰国後は新日鉄住金ソリューションズ株式会社に入社し、数多くの大型プロジェクトで実績を挙げ、新人MVPに選ばれる。その後独立し、2008年にニューインデックス株式会社を設立。これまでに1,000万ヒットクラスのWebサイトを複数立ち上げた実績を活かし、新たなビジネスを展開している。

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ニューインデックス株式会社

東京都品川区西五反田8-8-15-2F

http://newindex.co.jp/