SNSを活用して
「ファン」を育てる。
ファンと一緒に
ブランドを育てる

株式会社BOKURA 代表取締役社長 宍戸 崇裕

株式会社BOKURA

宍戸 崇裕Takahiro Shishido

代表取締役社長

2018.03.28

「個人の発信力」を活かし、
商品やブランドの魅力を拡散
自社のファンを見つけ出し
「コアファン」へと進化させ、
売上・店舗集客につなげる
 目次

「声がけ」の仕方を変えることで、お客様の満足度が高まる

「アパレルショップでの『声がけ』を駆逐したい」

そう語るのは株式会社BOKURA代表取締役社長・宍戸崇裕だ。

アパレルショップに入ったとき、1人でゆっくり見たいのに、販売員から「ジャケットをお探しですか」「ご試着できますよ」「それ今日入ったばかりなんです」などと話しかけられ、うっとうしく思った経験が誰にでもあるだろう。宍戸は、そんな接客スタイルに抵抗感を抱き、「こんな習慣はなくなればいい」と日頃から思っている。そして、それと同じことがWeb広告の世界でも起きている、と言う。

ネット上のコンテンツやSNSでのやりとりを楽しんでいる最中に、突然割り込んでくる広告。企業側はコストを投じて商品をPRしようとしているのに、受け手側には「ウザい」「ジャマ」としか感じてもらえない現実がある。

そこで、「ユーザーを喜ばせるコミュニケーションを仕掛けることで、商品やブランドのファンを増やす」をコンセプトに、SNS活用のコンサルティングおよび運用代行を手がけているのがBOKURAだ。

同社には、「SNSをどう使えばいいかわからない」「Web広告代理店から言われるがままに広告を打ってきたが、効果を感じられない」「公式アカウントを設けたが、運用がうまくいっていない」などの相談が寄せられる。現在のクライアントは、製薬、出版、エンターテインメントなどの大手企業のほか、知る人ぞ知るファッション・雑貨ブランド、老舗の菓子店など。業種は多様だが、共通しているのは「ファンをもっと大事にしたい」という想いを持つ企業だ。

「僕らは、クライアント企業の『ファン』を探し出して『ラブレター』を送ります。受け取ったファンはますますその企業を好きになり、『コアファン』になる。今はSNSというツールを使い、個人が発信力を持てる時代。コアファンとなった方々が自主的に商品の魅力を発信してくれるようになり、クチコミで評判が広がっていくんです」

同社がSNSマーケティングを支援して成功した事例の一つに、ハンドクリームの定番『ユースキン』がある。その取り組みは、インスタグラムで「♯ユースキン」の投稿を読み込むところから始まった。ユースキンを愛用しているコメントに対して、公式アカウントから「使っていただき、ありがとうございます!」「唇割れが治ってよかったです」などとリプライしたり、フォローしたりする。普段愛用しているブランドからコメントやフォローを受ければ、悪い気はしないもの。「ユースキンさんがわざわざリプをくれた上にフォローまでしてくれて、今年も断然ユースキンにする!!」などと、ファン宣言してくれる人が現れ、その友人やフォロワーたちにもユースキンのプラスイメージが波及していく。

このようにSNS上でのコミュニケーションを続けていくと、ファンの中にインフルエンサー(多くの人に影響力を持つ人)が見つかることがある。ユースキンの場合は、アイドルグループ・SKE48の松村香織さんが長年の愛用者であることを発見。松村さんに「認定コアファンになってください♪」とアプローチすると、SKEまとめサイトやAKB48最速ニュースに「SKE48松村香織がユースキン認定コアファンに!?」という記事が乱立。松村さんのファンだけでなく、AKBグループのファンにも認知が広がった。さらに、ユースキンからプレゼントした商品を松村さんがライブ配信サービスで紹介してくれたことで、普段ハンドクリームを使わない男性たちまで購入行動を起こすことになった。

「インフルエンサーに自社商品と報酬を渡してSNSで紹介してもらう…という広告手法もあります。でも、実際に長年愛用している人の発信だからこそ愛着やリアリティが伝わる。これからの時代、やみくもに広告を打つよりも、自ら周囲に宣伝してくれるような『コアファン』を増やす方が、PR効果が長続きし、広告費も抑えられます。そうして節約できた分のコストを商品開発や人材育成に回せば、よりよい商品を生み出せるし、サービスの向上を図れる。そうすればファンはずっとファンでいてくれるはずです」

株式会社BOKURA  代表取締役社長  宍戸 崇裕

Profile

1980年生まれ。自動車業界、不動産業界での営業経験を経て、2009年、モバイルSEOを手がける株式会社Speeeに入社。 2011年よりSNSなどのコミュニティ監視大手、イー・ガーディアン株式会社にて、ソーシャルメディア運用事業の立ち上げを行う。 その後、2012年アライドアーキテクツ株式会社にて、ソーシャルメディアマーケティング事業部マネジャーとして、200社 以上のクライアントのマーケティング支援、コンサルティングなどを行う。マーケターMTGという、 SNS運用担当者を集めたワークショップを月一で開催(のべ 200名以上参加)。 リテラシーを上げながら、担当者同士の横のつながりを生み出す活動も行っている。著書に『ファンと一緒にブランドを育てる SNSマーケティング実践法』(LISTEN出版)がある。

Contact

株式会社BOKURA

東京都渋谷区神宮前1-10-34 原宿コーポ別館

http://bokura.biz/

関連書籍

書籍
「ファンと一緒にブランドを育てるSNSマーケティング実践法」

SNSが一般化した昨今、すべての個人が「主人公」である時代。 同時に、企業と個人の距離も大きく変化。しかし、企業側は、意外とそのことに気付いていない。 「WebやSNSに広告を出したり、ツイッターに投稿したりして拡散を期待しているが、いっこうに効果が出ない」 ――私たちのもとには、マーケティングや広報担当の皆さんから、そんなお悩みの声が。 成果が挙がらないことには、大きな理由がある。 例えば、アパレルショップに入ったとき、ゆっくり服を見たいのに、店員さんに 「試着をしてみますか」 「こちらも人気ですよ」 「こちらは入荷したばかりですよ」 などと執拗に声をかけられたら、不快に感じる方も多いはず。 同じように、SNSにおいても、まだそれほど興味を持っていない状態で、企業やブランドから広告がどんどん流れてきても、人はスルーしてしまうものです。 なぜならそれは、自分が望んでいない情報だからです。情報提供も行き過ぎると、うっとうしがられて、逆効果になってしまうこともあります。 そこでBOKURAでは、すでにどこかに存在しているはずの「ファン」を探し出し、その人たちに「ありがとう」「大好き」を伝えることでさらに強力な「コアファン」になってもらい、その人たちから商品やブランドの魅力を発信・拡散してもらう……という提案をしています。 そうしたスタイルで、企業と二人三脚でSNSを運用し、ブランドや商品の認知度の向上、実店舗への集客、そして売上増につなげることを目指しています。 そのためのノウハウをきちんとお伝えしていきますので、多くの方に学んでいただきたいと思っています。

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