成長企業で頑張れば、たとえ普通の人だってぐっと大きく成長できる

株式会社イー・コミュニケーションズ

佐藤 信也Shinya Sato

代表取締役

テストは人生を左右する物差し

この本を読んでいるみなさんは、学校や就職試験などで、たくさんのテスト・試験を受けてきたことと思います。そして、テストなんてうんざり、あまり好きじゃないという人も多いのではないでしょうか。

ですが、もしダイエットをしようとしたときに、まず何を用意しますか? 一般的には体重計やメジャーを用意するはずです。それらがなければ、現在の体重や変化がわからず、目標も立てられないからです。では、人の能力を測定しようとする場合にはどうしたらいいでしょうか。体重計やメジャーなどと同じ役目を果たす能力測定ツール、すなわちテストが必要になるわけです。ところで、昨今はさまざまな分野でIT化が進んでいますが、日本の教育分野、特にテストのIT化は遅れていて、小中高大学の試験をはじめ、適性検査や昇進試験、能力系の検定、資格試験など、あらゆるテストの約95%が紙ベース(+面接)というアナログなシステムを採用しています。

ここで問題になるのは、それらのテストの内容が本当に正しく人の能力を測ることができるのかということ。1問ずつの適正度やトータルで見た場合の適正度、紙ベースでは測れない能力の測定や面接の客観性など紙ベーステストの問題は少なくありません。

テストは、進学や昇進、資格取得など、いわば人生を左右する場面で用いられるもの。だからこそ、問題の適正度や誰もが納得できる客観性を追求しなければなりません。こうした数々の問題をクリアするものとして注目を浴びているのがCBT(Computer basedTesting)です。昨今では、適性テストなどで利用したことがある人も多いでしょう。当社は「教育×IT」を掲げ、そのCBTシステムの開発やテスト内容の設計、システムの運用に特化した事業を手掛ける、日本では唯一の企業です。

こんなふうにテストについて語った上で当社の事業内容を聞くと、私が昔から教育業界を志していたように思われるかもしれませんが、違います。面白いことを求めて働くうちに「IT」「教育」に出会っただけで、私のキャリアは、実は不動産業から始まりました。

Profile

早稲田大学卒業後、株式会社リクルートコスモス(現コスモスイニシア)に入社。不動産ビジネスに7年間従事した後、多店舗展開型飲食事業を友人と共に経営。その後、インターネットの黎明期にセキュリティ分野でITコンサルタントとして活躍。活動範囲を教育分野にシフトし、資格検定のIT化を推進することをミッションに2000年、株式会社イー・コミュニケーションズ設立。同社代表取締役就任。2003年にComputerBased Testingのプラットフォーム開発に成功し、多くの検定や社内資格試験をWebで提供する。著書に『社長の思いが伝わる『ビジョン検定』のすすめ』(共著:日本能率協会マネジメントセンター出版)。

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