不動産サイトの制作を
通じて、不動産業界を
変える存在になる

株式会社サービシンク 代表取締役 名村 晋治

株式会社サービシンク

名村 晋治Shinji Namura

代表取締役

テクニカルディレクター

2017.02.14

コンサルタント、シンクタンクの
役割を備えたWeb制作会社
「意義や価値がないと判断した
プロジェクトはやらない」姿勢を貫く

イエスマンにはならない。「本当に価値や意義があるか」を考え抜く

不動産デベロッパー、不動産ポータル、賃貸・売買仲介など、不動産業界を中心としたWebサイト制作、システム開発を手がける株式会社サービシンク。野村不動産、アットホームをはじめとする大手クライアントも獲得している。

信頼を得ている理由は、代表取締役・名村晋治が積み重ねてきたキャリア、そして制作に臨むスタンスにある。名村はWeb制作に21年、そのうち17年にわたって不動産サイトの制作に携わっており、不動産業界の仕組みや事情に精通。そして、言われたものをそのまま作るのではなく、「それは本当に意義があるのか」「顧客にとって、あるいはユーザーにとって価値があるのか」を考え抜くスタンスを貫いているのだ。

「仕事のオファーをくださったお客さまにも、遠慮なく言います。『僕と付き合うと面倒くさいですよ』と(笑)。先方が練りに練ったつもりのプランでも、『それはやめておいた方がいい』『利用者のメリットにならない』というものもある。もちろん、こちらから策を提案しますが、相手にも熟考を求めますから。その結果、価値や効果につながらないと思えば、どんなに報酬が高額でも引き受けません」

それで去って行った顧客もあるが、そんな名村に信頼を寄せる企業とは密な関係を築くことができている。クライアントとの定例会では、「こんなこと考えているんだけど、どうにかなりそう?」などと、ざっくりとした課題や相談を持ち掛けられることも多い。「こういうもの作りたい。あとはよろしく!」と1時間ばかりの説明を受けて、そのまま7000万円の受注につながったこともある。

「長いお付き合いのクライアントさんからは漠然とした投げられ方をすることもありますが、『サービシンクなら何とかしてくれる』という信頼の表れだとわかるので、素直にうれしいですね。当社は、単なるWeb制作会社ではなく、コンサルタント、シンクタンクのような役割を果たしていると自負しています」

Web業界は進化のスピードが速く、競合も激しい。今後はAI(人工知能)に仕事を奪われる時代がやってくる。そうした環境下で存在価値を持てなければ、居場所を失うことになるだろう。そうならないために身に付けるべきは「考え抜く力」だと、名村は言う。

株式会社サービシンク 代表取締役/テクニカルディレクター 名村 晋治

人生の「重い決断」「感動体験」に関われるのがおもしろい

「人の言いなりにならない」という名村の性質は、幼いころからその片鱗を覗かせていたようだ。人に合わせて同じことをする必要はないと思っていた名村は、皆がチームを組んで野球を楽しむそばで、1人実況中継をしていた。部活は、卓球や陸上など個人プレーの競技を選んだ。毎日「やめてやる」と思うほどつらかったが、やめずに続けたことで自分の成長を実感できたという。

大学入学後、アニメや映画が好きだったことから「声優」の道を目指そうと考え、大学2年から養成所に通い始める。その一方で、大学の友人たちに誘われて呉服店のホームページ制作を引き受けることになった。

折しも、世の中はインターネット黎明期。ホームページを制作する企業が現れ始め、紹介に次ぐ紹介で依頼が増加したことから、法人化することが決まった。じゃんけんで代表に選出された名村は、自らの苗字をとって社名を「ネイムビレッジ」と命名。予期せぬ偶然から、今に続くWeb制作の道を歩み始めた。

大学卒業後、ネイムビレッジは解散したが、クライアントは数社残った。名村はWeb制作と声優という二足のわらじを履いて社会に出る。声優として映画の吹き替えなどの仕事をしたが、「30歳になっても声優だけで生活できていなければやめる」という父との約束を守り、Web一本に絞ることを決意。不動産サイトの制作を行うWeb制作会社で働き始め、計2社でWebの企画・制作スキルを磨くとともに不動産業界の知識を身に付けた。

2010年、独立してサービシンクを創業。それまでの10年間で培った不動産サイト制作の知識を活かそうと考えた。

「不動産業界には、昔ながらの悪しき習慣ともいえるグレーゾーンがあるんです。例えば、すでに契約が決まっている人気物件を広告に載せ、問い合わせしてきた人に別の物件を紹介するなど、情報を操作してだますような手法をとる業者もいます。そういうグレーな部分をどうにかしたかったんです」

そんな課題意識がある一方で、不動産情報を扱う仕事には大きなやりがいと喜びがあると、名村は言う。

「10万円のモノを買うのと、家賃10万円の部屋を契約するのでは、決断の重みが違うと思うんです。数千万、1億という住宅の購入ならなおさら。それに、家の住み替えの背景には、人生の一大イベントがあります。進学、就職、結婚、子どもの誕生……そんなワクワク感を伴う住み替え体験に関われるのが、この仕事のおもしろいところですね。住まいは、生活の基盤であり、嗜好品であり、趣味でもある。人生において大きなウェイトを占める部分に携われることにやりがいを感じているんです」

株式会社サービシンク 代表取締役/テクニカルディレクター 名村 晋治

Profile

神戸出身。1996年から個人事業主として4人のユニットでWebサイトの制作業に関わる。

複数のWeb制作会社で経験を積んだ後、2010年に株式会社サービシンクを立ち上げ、不動産業界に特化したサイト制作のアートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わる。

著書に『Webブランディングの入門教科書』(マイナビ)、『変革期のウェブ』(マイナビ、共著)。

Contact

株式会社サービシンク

東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル6F

http://servithink.co.jp/

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