いくつになっても挑戦はできる “社長”になるのはゴールではなく、スタートだ

ダーウィンホールディングス

今野 慎一 株式会社ダーウィンズ

CC統括本部 札幌CCセンター長 ゼネラルマネージャー

いくつになっても挑戦はできる “社長”になるのはゴールではなく、スタートだ

2017年11月現在、株式会社ダーウィンズの札幌コールセンターでセンター長を務めているのが、今野慎一。創業10周年を迎えたダーウィンズにおいて、今野は前身の会社からこの事業に在籍しており、最古参のメンバーだといえるだろう。

「地元である札幌の高校を卒業してから、23歳まではフリーター生活を送っていました。コンビニやカラオケ、飲食店の厨房の仕事もしましたね。コールセンターの仕事に就いたのは2003年のこと。最初はオペレーターのアルバイトから始まったんです」

接客業で培ったコミュニケーションスキルを活かせる仕事が面白く、1年後には正社員の道へ。2007年に資本がダーウィンズへ変わった際は、通信販売の注文や問い合わせ業務を受託するビジネスの立ち上げにも携わった。また、札幌に籍を置きスーパーバイザーとして活動しながら、全国各地で新たなコールセンターを開設する際はそのサポートにも入ったという。

「ダーウィンズの特徴は、メンバーを信じて任せる文化があること。新卒入社1年目だろうが関係なく、自分が任されたことは自分自身の考えで思い切りやらせてくれます。もちろんそこには責任が伴うのでプレッシャーもありますが、試行錯誤しながら実現していくのは大きな醍醐味ですね」

任された仕事には苦労もあったが、それでも楽しく働いてきた20代だったと振り返る今野。しかし同時に、「後輩たちよりも出世は遅いほう」だと語る。

「今思えば、与えられたことをただガムシャラにやるだけで、受け身だったんです。任されたことを形にするのは得意。でも、自分からこうしたいとか、これがやりたいとか、挑戦しようとはしていなかった気がしますね」

このままではいけないと自覚が芽生えたのは、30代になってから。先の人生を見据えて、自分がどうなりたいのかを真剣に考えるようになった。そうして見えてきた姿は、ダーウィンズの現社長である後藤や、ダーウィンズの創業者であり今はダーウィンホールディングスの社長を務める中野の姿だったという。

「2人は僕の上司というより、兄のような存在。中野とは、仕事で意見の違いがあったときに本気で喧嘩をしたこともありますし、プライベートで悩んでいたときは親身に相談にのってくれました。僕の喜怒哀楽を全部受け止めてくれたんです。後藤も僕を信じてさまざまな仕事を任せてくれ、その懐の深さに強い憧れを抱きました。それなのに自分が受け身のままでは、いつまでたっても2人のようになれないなと思い始めたんです」

2017年1月、今野は大胆な行動に出る。社内で台湾にコールセンターの現地法人を設立することが発表され、その代表に一番乗りで立候補したのだ。

「迷いがなかったわけではありません。言葉も文化も違うところで自分が通用するかという不安もありましたが、それよりもやってみたい気持ちが大きく勝っていましたね」

こうして今野は、2018年に本格稼働する台湾現地法人の代表取締役社長という役割を、自らの意思で選び取った。実は札幌のセンター長に昇進したのは、2017年の4月のこと。自律的に挑戦を始めた今野は、以前とは比べものにならないスピードで、キャリアの階段を駆け上がっている。

「まずは台湾の事業をしっかりと基盤固めすることが当面の目標ですが、ずっとその役割に落ち着いているつもりもありません。遅くとも2020年には台湾を離れ、僕は次のステップに進みたい。次世代の若手に経営のバトンを渡していくことも僕の目標です」

入社15年目でグループ会社の社長に。一般的にはスピード出世に思えるが、今野はそれを「遅咲き」だと語る。そんな価値観でものごとを動かすのが、ダーウィングループの力強さなのだろう。その一方で、長く受け身の姿勢でいた今野が“化ける”ことを信じ、期待し続けてきた深い愛情もダーウィングループに流れるDNA。そんな環境で、リスクを恐れず新たな一歩を踏み出す。

株式会社ダーウィンズ

インタビュー・編集/森田大理     撮影/出島悠宇

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