仕事とは、社会に貢献するためにある
中央電力株式会社 代表取締役 中村 誠司

中央電力株式会社

中村 誠司Seiji Nakamura

代表取締役

2015.03.31

自分が頑張ることで、お客様を悲しませてしまう仕事

小さい頃から起業に興味を持っている子どもで、中学生の頃にはヘリコプターのタクシー会社を作ろうと考えたこともあります。大学卒業後に就職したのは大手証券会社でした。仕事の中で様々な会社の社長と会う機会が多く、そのことが将来、起業するための勉強になると考えたからです。

仕事には熱心に取り組み、社内ではいつも上位の成績を維持していました。けれども、私がいくら頑張ったところで、すべてはそのときの相場次第。私が頑張ることで、会社の利益は上がっても、お客様を悲しませてしまうこともありました。そのような仕事に少しずつ身が入らなくなり、結局入社して1年半で退職することになりました。

会社の利益が最優先だった証券会社勤めの反動もあって、次はお客様の利益に貢献できるコスト削減の事業に取り組もうと考えました。様々な経緯を経て、コンサルティング会社メリックスを設立したのは、私が25歳のときでした。

代理店からメーカーへ

創業は東大阪にある、わずか3坪ほどのビルの一室。文具のネット通販や保険、電話代削減など、様々なサービスの代理店として商売を始めました。土地柄もあって、顧客の多くは町工場だったため、コスト削減の中で最もニーズがあったのが電気代でした。そこで、東京の節電機器メーカーの代理店を始めたのですが、これは詐欺にあって失敗。電気業界について本格的に勉強し始めたのは、この失敗がきっかけでした。

その後、業態を代理店からメーカーへとシフト。技術陣の努力で、空調制御システムの分野では、大手メーカーと競争できるレベルに到達したのですが、それでも開発力やノウハウ蓄積の面で差を埋めることはできません。大手メーカーに対抗できたのは人件費の安さだけ。省エネのメーカーとして今後、長期的に事業を続けていくのは困難だと判断せざるを得ませんでした。

中央電力株式会社 代表取締役 中村 誠司

Profile

1968年大阪府生まれ。

京都産業大学経営学部を卒業後、大手証券会社入社。営業として優秀な成績を残すが、「顧客が得する思いを感じてもらえる仕事をしたい」と決意して退職。1993年25歳のときにコスト削減コンサルティング事業を始め、中央電力の前身であるメリックスを創業。関わるすべての人から喜ばれる事業を念頭に、省エネルギー、電気セキュリティ事業を行う。

2003年、日本で初めてマンションの電力一括契約サービス提供を開始。現在、一括受電業界No.1企業として約16万世帯のお客様にご契約いただき、電力サービスを提供している。2013年よりグループ会社を4社とし、2015年6月には日本では16年ぶりとなる、地元(熊本県)主体の地熱発電事業も開業した。2015年3月期におけるグループ総売上160億円を達成。

Contact

中央電力株式会社

東京本社
〒107-0052
東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル6階
TEL:03-6277-8430

大阪本社
〒541-0052
大阪府大阪市中央区北浜1-8-16 大阪証券取引所ビル23階
TEL:06-7731-2000

URL:http://www.denryoku.co.jp/

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