社会貢献度が高い
システム開発に取り組む。
変化することをいとわず
100年続く企業へ

ビクタス株式会社

渡辺 誠司Seiji Watanabe

代表取締役

社会に貢献し、生き様や名を残せるような仕事を

「社会人になったばかりの頃は、宴会の幹事を率先して引き受けていました」と笑う渡辺。好奇心とお節介は子どもの頃からの取り得。エンジニアになり経営者となった今でも、その「お節介精神」は健在だ。

渡辺は、自分たちが創ってきたものは「社会に貢献できるシステム」だと自負している。今後もその方向性は変わらない。

これから取り組んでいくテーマの一例としては、昨今、過重労働でニュースになっている物流業界の問題点を解決し、業務を効率化できるプロダクトの開発、ドクターがいない僻地での高度医療を実現する遠隔画像診断システムなど。構想しているプロジェクトは、いずれも社会貢献性の高いものばかりだ。2018年には30期を迎えるが、残したいのはお金ではなく「生き様や名を残すような仕事」だという。

さらに、渡辺の関心は「人づくり」にも広がっている。5~6年前から、ビクタスでは組織づくりや風土づくりにも力を入れ始め、人事評価制度なども再構築している。いずれも今後50年、100年と続く企業であるための骨格づくりだ。

また、新卒採用を始め、アウトソーシング事業だけでなく自社開発事業にも力を入れるようになった。

これまで世の中のいろいろな側面で「お節介」を発揮して、それぞれが抱える課題を解決できるようなシステムを真摯に創ってきた。それと同じように、社員の成長をサポートしていきたいと考えている。

「『粘り気のある会社』でありたいと思うんです。システム開発ができるというだけでは足りない。人の手助けができたり、相談ごとに乗れたりすれば、仕事の幅や可能性も広がっていきます。それこそが人材づくりではないでしょうか。骨格の太い人材を育てていきたいですね」

そのために、渡辺自身も変化をいとわない。水に浮く葉のようにあっちに行ったりこっちに行ったり。そんなスタンスでいいと考えている。結論ありきで一直線に進むよりも、そのほうが面白いのだと言う。

「IT業界は、これからますます柔軟性が問われるでしょう。主流となるインフラも変わっていきますし、デバイスの技術も変化する。それに伴い、対応するソフトウェアやサービスを開発していく必要があります。同じ現場に居続けて『ずっとこのままいいか』という考えでは通用しなくなる。『現状維持は停滞だ』と、私は社員にこれからも言い続けていきます。会社としても上場を目指していくなど、人材と共に大きく伸ばしていきます。夢は大きく持っていたいですからね」

ビクタス株式会社 代表取締役 渡辺 誠司

インタビュアーの目線

修羅場も乗り越え、ドラマティックな人生を生きてこられた渡辺社長ですが、その表情も語り口もとても穏やか。人からは「お人よし」と言われるそうですが、まさにそんな印象です。「来る者は拒まず、去る者は追う」と笑うお姿に、人情の厚さを感じました。30年間着実に実績を積み上げてこられながらも、自身を「浮草」と表現し、変わっていくことに意欲的。そのスタンスこそが、会社の「長生きの秘訣」なのかもしれません。

インタビュー・編集/青木典子、三本夕子 撮影/田中振一

書籍「インターン・新卒採用の注目企業 」から掲載】

Profile

栃木県生まれ。大学卒業後、ソフトウェア会社に入社。以降20年に渡り、エンジニアとして活躍する。特に金融・流通業界の業務システム開発を得意とし、数々のプロジェクトリーダー、プロジェクトマネジャーを歴任。1989年、ビクタス株式会社を設立。ソフトウェア関連のコンサルティング、設計、製造、保守まで一貫したサービスを展開する。
今後はシステム開発を主軸としたアウトソーシング事業、自社開発事業の展開を目指す。

Contact

ビクタス株式会社

東京都千代田区神田和泉町1-12-16 末広ビル8F

http://www.victas.co.jp/