自分の夢に真剣で

あり続ければ、
思ってもみなかったスピードで実現できる

株式会社D-DASH 代表取締役社長 廣瀬 早帆

株式会社D-DASH

廣瀬 早帆

代表取締役社長

2017.11.24

自分の夢に真剣であり続ければ、 思ってもみなかったスピードで実現できる

株式会社D-DASHの代表取締役社長・廣瀬早帆がグループ会社である株式会社ダーウィンズに入社したのは、2014年の4月。D-DASHの社長就任が決まったのは入社2年目の冬のことだ。そのときの廣瀬は、22歳。コールセンター事業の法人営業だった。

「私は短大出身なので、大学に進学した友人たちより一足先に社会へ出ました。せっかく早くから働き始めるのだから、年齢や学歴に関係なくチャンスのある会社に就職したかった。そこで成長して、いつか自分で会社を経営したいと思っていたんです。もともと他人から言われて何かをやるのは窮屈に感じるタイプ。自分の責任で決めた道を歩みたかったから、漠然と経営者に憧れていたんです」

そんな夢を追い続けていた廣瀬は、ダーウィンズに入社してからもことあるごとに経営者を目指すという夢を語り、社内のビジネスコンテストにも積極的に参加した。ただ、廣瀬自身は「実現するのはまだ先の話」だと思っていた。でも、会社が指名したのはまさかの自分。目の前に現れたチャンスをみすみす棒に振ってどうする。勇気を出して、挑戦することに決めたのだ。

廣瀬が任されたのは、ダーウィンズのコールセンター事業に付随していた広告代理事業を切り離して設立する予定だった会社の代表。チラシや新聞折り込みなど、マーケットが縮小傾向にある紙メディアを扱っていた事業特性からか、分社化前の業績は単体で見ると赤字。このままの状態を続けていいはずもない。

「私自身に広告代理業の経験がなかったので、最初は答えが見つからず悩みました。けれど、冷静に利益構造を見てみると、これまではコールセンター事業の付随サービスという側面から、単体で利益を上げられる構造ではなかったことが原因だとわかってきました。裏を返せば、サービスの価値を高めコストを健全にするという、真っ当な考え方で立て直せそうだと思ったんです」

廣瀬が取り組んだのは大きく分けて2つ。広告制作などサービスに付加価値を付けて受注単価を上げたこと。そして、掲載媒体へのボリュームディスカウント交渉で、原価を下げることだった。その結果、わずか1年で事業は黒字へと好転している。

「数字だけ見れば順調な1年のように見えても、初年度はすべてが新しいことだらけで、悩み続けていましたね。昔から思ったことは率直に言うタイプでしたが、最終的には上司に判断を仰いでいたからできたこと。それが決める側の立場になってみると、こんなにも一つひとつの決断には勇気がいるものなのかと実感しました。私が判断を間違えれば会社が傾くかもしれない。その責任の重さを感じつつも、だからこそ経営は面白いのだと思いましたね」

廣瀬が大切にしている判断の基準は二つ。一つは、「お客様のためになることか」。そしてもう一つは「自分たちが無理をしていないか」だという。社員に無理をさせてまでやる仕事はミスやトラブルを誘発し、お客様の幸せにもつながらない。こうした判断軸を明確化することで、経営者としての意思決定ができるようになったのだという。

「今後は、既存事業やグループの枠組みにとらわれず、D-DASHの新規事業に挑戦したいですね。0→1でビジネスをつくることにチャレンジしたいんです。親会社であるダーウィンホールディングス社長の中野は『20代にどう頑張ったかで30代は決まる』と私が参加した入社説明会で話していました。その言葉を信じて、自分がチャレンジできることは全部やってみる20代を過ごしたいと、ダーウィンズへの入社を決めました。今もその思いで仕事をしていて、D-DASHのメンバーにもそんな姿勢であってほしい。フラットに思いをぶつけ合えるメンバーがたくさん増えるようにしたいです」

現在、D-DASHは2期目。廣瀬はまだ24歳だ。学生時代の友人に仕事の話をすると、みんなが驚くと同時に「早帆らしいね。夢が叶って良かったね」と言ってくれるという。大きな夢でも、本気で向き合い、努力すれば現実となる。しかも、その努力が大きければ大きいほど思ってみないスピードで叶うもの。そんな環境がダーウィングループにはあることを、廣瀬は今日も身をもって体験している。

株式会社ダーウィンズ

インタビュー・編集/森田大理     撮影/出島悠宇


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