TV番組の制作を支える
ADが楽しく働き
幅広いキャリアプランを
描けるように

株式会社フォーミュレーションI.T.S 代表取締役社長 今別府 亮

株式会社フォーミュレーションI.T.S

今別府 亮Ryo Imabeppu

代表取締役社長

2017.08.25

民放キー局に約300人の
正社員ADを派遣
ADの多様な働き方を可能にし、
ゴールデンタイムの人気番組を中心に
200番組以上を担当

ハードなADの「働き方」を改革

民放キー局を中心にTV番組制作の現場を支える株式会社フォーミュレーションI.T.S。メディア業界専門の人材派遣を主軸とし、正社員のスタッフをAD(アシスタント・ディレクター)としてTV局に派遣している。

同社のADが担当する番組はバラエティ、報道、ドラマなど、ジャンルを問わず200番組以上。その中には、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」「ZIP!」、TBSテレビ「マツコの知らない世界」「炎の体育会TV」、フジテレビ「めざましテレビ」、テレビ朝日「ミュージックステーション」「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」、テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず」など人気番組も多数挙げられる。

ADとは、番組制作全般において、ディレクターを補佐しながらあらゆる業務を担当するアシスタントを言う。企画会議の準備、必要な情報のリサーチ、ロケの手配、収録のサポート、スケジュール調整、編集作業など、業務は多岐に渡る。ディレクターに代わって現場の進行を担うこともある。体力勝負の面があり、細やかな動きも求められる仕事だ。

番組制作の現場に欠かせない存在だが、ADの多くはTV局の社員ではなく、制作会社や人材サービス会社から派遣されている。休みが取れない、徹夜が続くといったハードな労働環境により、短期間で離職する者が多く、志望者は減少している。

そんなADを取り巻く過酷な状況に一石を投じ、業界に変革をもたらしたのが、フォーミュレーションI.T.Sの代表取締役社長である今別府亮だ。

「『TVが好き』、『ADをやってみたい』という気持ちを持つ人が、『きつい』といった理由で諦めてしまうのはもったいないと思っていたんです。ならば、きついとされる要因であるハードな労働環境を改善し、ADの働きやすさを追求しよう、と考えました。ADが定着すれば、TV業界にとってもプラスになりますし、本人のスキルも磨かれ、キャリアパスも広がります」

ADの「働き方改革」に取り組んできた今別府は、原則、スタッフはすべて正社員として雇用。一般的にADの派遣というと制作会社への派遣が多い中、同社ではTV局と直接契約を結ぶなど、業界の常識を次々と覆してきた。ADの9時~17時の定時勤務を可能にしたのは、同社が初。女性スタッフが7割というのも働きやすさを物語っている。

今別府がこれらの改革を実現できたのは、各TV局との強固なネットワークによるところが大きい。同社では、メディア業界の人材サービス会社としては珍しく、営業担当者を置き、局との信頼関係を築いている。TV局と対等に交渉できるため、スタッフは自分の希望する番組に配属されることが多く、腰を据えて1つの番組を担当することができる。本人次第で、新番組に携わることも可能だ。

営業活動に加え、今別府が最も重視するのは、現場で働くADのケアだ。

同社には専任のサポートスタッフがおり、頻繁に局を訪問して、ADから悩みや勤務状況をヒアリングしている。休みが取れていない等の問題があれば、TV局の担当者に申し入れ、改善してもらう。本人から「現場になじめない」といった申し出があれば、面談の上、担当番組を変更することもある。本部スタッフがADと局の間に入ることで、労働時間や労働状況の管理をきめ細やかに行っているのだ。

「ADは現場に入れば、大変な仕事です。無理難題を言われて困ったり、理不尽な理由で叱られて落ち込んだりすることもあるし、孤独に陥りやすい。そこをフォローできれば、ADはより長く、生き生きと働けるはず。人とのつながりを大切にしている当社では、サポートスタッフによるフォローのほか、同じ局内に複数のスタッフを配属し、同僚として助け合える体制をしいています。社員同士、仲が良いのも心強いと思います」

今別府が行ったADの「働き方改革」と「孤独にさせない」フォロー体制が奏功し、同社の離職率は25%程度まで低下。1年間で離職率80%と言われる業界の中では、圧倒的に低い数字だ。しかも離職者の退職理由は「仕事がきつい」というものではなく、他にやりたいことを見つけて異業種へ転身するケースが多いという。

近年、同社の取り組みは業界内に広まり、同業他社から移ってくるADも増えている。

株式会社フォーミュレーションI.T.S 代表取締役社長 今別府 亮

Profile

大学生時代よりテレビ業界で働く。卒業後大手番組リサーチ会社、株式会社フォーミュレーションに入社、リサーチャー等を経験した後、営業統括を務める。2011年10月、その間に築いたネットワークを駆使し、株式会社フォーミュレーションI.T.Sを立ち上げる。テレビ業界への人材派遣をはじめ 様々なサービスを展開。現在新規事業としてメディア業界における採用サービスに注力。

Contact

株式会社フォーミュレーションI.T.S

東京都渋谷区東1-26-20東京建物渋谷ビルB1F

https://www.f-its.co.jp/

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