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「思いを形にするチカラ」で
新しい価値観を
市場にもたらす

株式会社リミックス

富永 律子Ritsuko Tominaga

代表取締役社長

ピアノ講師から一念発起、社長としての船出

大学卒業後もピアノ講師として順風満帆な生活を送っていたが、34歳の時、家庭の事情により、自身の父親が経営する会社へ入社することになった。全くの畑違いである新規開拓営業と商品開発を担当した富永だが、ここでも機転の利いた商品提案で、顧客を掴むことに成功した。着実に新規顧客を開拓し、ヒット商品を製作していたが、社長である実父と諍いが絶えず、結局3年待たずに会社を去った。

これから仕事をどうしようかと思った時、本棚にあった「小さい会社のつくり方」という本が目に留まり、自分で会社を作ろうと思い立つ。

「会社をやるといっても、本当に何もわからなくて。飛び込み営業って、電話1本かけておけば飛び込みじゃないと思っていました(笑)。何をしている会社かわからない、紹介がないと会えないと言われたり。でも、その度に『私に会わないなんて、この人達、損してるなぁ』と思っていました(笑)」

営業をかけて断られても、富永には商品に対する自信だけはあった。実際、会社を立ち上げた当初、ある大手アパレル企業を初めて訪問した際に「新規の取引先はもういらない」と釘をさされたが、商品の企画を出すやいなや、スムーズに取引が開始された。こうして、着実に実績を積み重ね、起業して1年後には6千万の売上を獲得、2年目にして年商1億円を稼ぎ出す企業に成長した。

ほかにも富永は、彼女のアイデンティティでもある「音楽」を活かしたプロジェクトにも参画している。発声に役立つ楽曲、教育用DVDのプロデュースや、無償のコンサートを開
催するなど、医療と音楽を結びつける役割も担っている。

現在、富永が取り組んでいるのは、大阪大学歯学部第一口腔外科と共同で開発している「KOTOBAKIREIプロジェクト」だ。

これは、発音に問題を持つ子供たちから一般の子供たちまでを対象とした、美しい発音や発声を自然に身につけるためのプログラム。日本語にも外国語にも対応することで、日本での早期英語教育にも役立つことを確信しており、また世界への発信も視野に入れている。

もう一つ、国際感覚に優れた富永は、日本の良いものを海外へ紹介していく「Japanese Cool Products」という活動をしている。

2011年に発生した東日本大震災をきっかけに、「日本製品の良さ」をもっと世界にアピールしたいと考えた。そして、同年11月にローマで展示会を開催し、好評を博した。そこ
で富永は「日本の製品は世界にも受け入れられる」という手ごたえを感じたという。現在は、ローマ在住である富永の妹と共に、ローマの店舗で日本商品の展示や販売を行っている。

株式会社Re-mix 代表取締役社長 富永 律子

Profile

大阪生まれ。祖父が創業したオリムピア製菓株式会社が子供の頃からの遊び場となる。 4歳からピアノ、17歳から声楽を始める。 相愛大学音楽学部声楽家卒業。大学在学中よりローランド・ミュージック・スクールの講師として、クラッシックピアノからコンピュータミュージックまで教えるほか、テレビCMソング等、歌、ピアノの演奏活動も行う。1999年、日本チョコレート株式会社に入社し、新規営業、商品開発を担当。2002年5月に退職し、同年6月に株式会社リミックスを創業。趣味は料理、旅行。31か国90都市以上を訪問。

Contact

株式会社リミックス

大阪市中央区南本町2-4-11 第一住建本町ビル8F

http://www.re-mix.co/