いまと未来を
つくるのは「縁」
縁あってつながった人に
最大限の価値を提供する

株式会社鳩山総合研究所

鳩山 玲人Rehito Hatoyama

代表取締役

いまの延長線上にある「もっと濃い縁」を追っていく

入社した三菱商事では、光ディスク事業ユニットに配属となり、エイベックスやローソンなどに出向。そして、三菱商事に戻った2006年、上司の後押しもあってハーバード大学への留学が実現した。苦労もあったがそれ以上に学びは多く、人とのつながりが増えてネットワークも広がった有意義な2年間だったという。
「このまま米国に残りたい」と思い始めた鳩山のもとに、留学前にキャラクターの海外展開をサポートしていたサンリオの辻邦彦副社長から連絡が入った。「サンリオのアメリカ法人でCOOをやりませんか」。当時、サンリオの業績は国内外ともに低迷していたが、すぐに転職を決めた。

「全社の立て直しのために呼ばれたわけではありませんでしたが、どうすれば会社がもっとパフォーマンスを発揮できるかを考え、ライセンス事業を開始しました。三菱商事でサンリオの仕事をしていたときから何となく構想はありましたし、ハーバードでもハローキティを題材にプロジェクトを立ち上げて研究していたので、そのまま実行に移した感じです。ほとんどの人は信じなかったけど、自分はやるべきだと思ったことをやっていたら自然に最高益になって、時価総額が13倍になりました。やりがいがあったし、うれしかった」

順調に業績を拡大するなか、鳩山のよき理解者であり、「この人となら一緒にやりたい」というモチベーションの源だった辻副社長が60歳で他界した。同時に海外事業も消滅し、後ろ盾を失った鳩山は、次第に社内で居心地の悪さを感じるようになり、1年半後、サンリオを退職した。しかし、組織を離れた後に声をかけてきたのは、それまでの肩書ではなく、鳩山の「存在そのもの」を求めている人たちだった。

「会社を辞めて試されたのは、積み重ねてきた経験が形作る僕自身のバリューでした。そこでお声がけいただいた縁だけで、今がある。これからも、今ある縁の延長線上にあるもっと濃い縁に向かって、自然に進んでいくんじゃないかなと思っています」

インタビュアーの目線

サンリオ復活劇をはじめとする華々しいご経歴から、剛腕なパワーエリートを想像していたのですが、実際にお会いした鳩山さんはどこか飄々とした、むしろ物静かな印象の方でした。名家ならではの気品に加え、自分ごとも客観視できるグローバル視点がそうさせているのでしょう。まだやりたいことを探している…とのことなので、その知見が必要な方はオファーしてみてはいかがでしょうか。

インタビュー・編集/垣畑光哉、藤巻史 撮影/平山諭

Profile

青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、三菱商事に入社。エイベックスやローソンなどでメディア・コンテンツビジネスに従事。その後、海外に渡り、2008年にハーバードビジネススクールでMBAを取得。同年、サンリオに入社し、経営戦略、海外事業、映画・メディア・IT等新規事業を担当し、ハローキティのグローバル化に貢献したのち独立。現在はコンテンツ・メディア/コンシューマーブランド/テクノロジー分野のエクスパートとして様々なプロジェクトに参画している。LINE、ピジョン、トランスコスモス、DeNAの社外取締役を歴任。Sozo VenturesのVenture Partner。UUUMアドバイザー。米国経済誌「Business Insider」より、フェイスブックのシェリル・サンドバーグや政治家のミット・ロムニーと並んで「ハーバード・ビジネススクールのもっとも成功した卒業生31人」にも選出される著書に『世界の壁は高くない』(廣済堂出版)、『ブロックバスター戦略』(監訳・解説/東洋経済新報社)、『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』(幻冬舎)。パロアルト在住。

Contact

株式会社鳩山総合研究所

info@hatoyamasoken.com