「オフィスと人をより
良くつなぐ」が信念。
企業の成長過程を
支え、伴走し続ける

オフィスナビ株式会社 代表取締役 金本 修幸

金本 修幸Naoyuki Kanamoto

オフィスナビ株式会社

代表取締役

2017.01.19

高いリピート率で
オフィス仲介実績6000件以上
エリア拠点立ち上げを支援する
「シェアオフィス&コワーキングスペース事業」も展開へ

顧客の「不安」を「信頼」に変えていく仕事に喜びを感じる

企業は、オフィスとともに成長していくものだ。マンションの一室で、数人から始まったベンチャー企業も、事業拡大に伴って社員が増えれば、より大きなオフィスに移転することになる。それを繰り返して、数十人、数百人規模の企業へと成長していく。

そんな成長期にあるベンチャー企業をオフィス面からサポートしているのが、オフィスナビ株式会社だ。オフィス仲介サービスを手掛ける同社は、単にオフィスの空室情報を提供するのではなく、オフィス移転計画の立案からレイアウトプランの作成、ひいては経営課題の解決提案までを担当、長期にわたって顧客企業に寄り添い、伴走し続けている。

東名阪、福岡、札幌に拠点を展開し、この10年ほどで手がけたオフィス仲介は6000件超。顧客には、「スタートアップ期からの付き合い」という上場企業も。

代表取締役の金本修幸は「この仕事が天職」と自信を見せる。しかし、実は不動産業に出会うまでは自分のやりたいことがわからず、紆余曲折の日々を送っていたという。

高校生の頃の金本は、スポーツに明け暮れた。「何らかのプロになりたい」という思いは強かったものの、何がしたいのかはわからなかった。「親の期待に応える思いだけで入った」という大学は、1年で退学し、フリーター生活に突入。自分は一体何がしたいのか見えない、進むべき道がわからず、悶々とする日々が続いた。このままではいけない…と、22歳のとき、半ば強引に「不動産業」を志すことにした。

「私は6人兄弟の5番目で、大家族の長屋暮らし。子どもの頃から不動産のチラシを見ては『こんな広い家に住んでみたい』と夢を膨らませていました。それらを扱う不動産業だったら、興味を持って一生取り組めるのではないか』と思えたのです」

アルバイトのかたわら宅地建物取引士資格(宅建)を取得し、不動産賃貸仲介会社に入社した。マンションを借りたいお客様に向けて、物件を紹介する仕事だ。

部屋を探しに不動産会社を訪れる人の多くは、「この業者は信用できるだろうか」と不安感を抱いている。金本は、そんなお客様の気持ちに寄り添い、仕事のこと、ライフスタイルのことなどさまざまな話を聞きながら、希望に合う物件をリサーチ。部屋の内見では、家具のレイアウト、台所の使い方などまで提案しながら、「ここで暮らすイメージ」を持ってもらえるよう努力した。そんな姿勢に顧客は心を開くようになり、「金本さんだから決めた」という声も数多くいただけるようになった。自分の努力や工夫でお客様の不安を信頼に変え、喜んでいただけることがうれしかった。

新店舗立ち上げにも参加し、店長に就任。マーケティングや物件の開拓、集客、社員の採用や育成など、店舗経営を一通り全部任された。

その頃、「起業したい」という思いが芽生え、さらに経験を積むために27歳で大手不動産会社に転職。不動産の「売買」の仲介に携わった。お客様に対する姿勢は賃貸営業時代と変わらないが、扱う物件は数千万円から数億単位であり、よりお客様の人生に深く入り込む必要がある。より重い責任を感じて取り組むことで、営業として成長できたことを実感した金本は、31歳でオフィスナビを立ち上げた。

業界の常識を超えたサービスで、お客様と長いお付き合いを

起業当初は不良債権となった不動産の再生事業をメインとしていたが、後に現在のメイン事業であるオフィス仲介に舵を切り替えた。自身でも経験のないオフィス仲介を手掛けるようになった背景について、金本はこう語る。

「住まいの仲介業もやりがいがありました。ただ、お客様が住む部屋、買う家を決めたら、多くの場合はそこで縁が途切れてしまうのが寂しかった。そこで、お客様と長くお付き合いを続け、信頼関係を積み重ねていくことに喜びを感じられる会社でありたいと思い、当時手掛けている会社が少なかった『オフィス仲介』に注目したのです」

オフィスナビへのリピート率は高い。不動産業界の古い慣習にとらわれず、「お客様目線」に立ったさまざまなサービスが支持されているからだ。

その中の一つが、「オフィスレイアウトプランの無料作成サービス」だ。多くのオフィス仲介の場合、ガランとした空きオフィスを「〇人程度入れる」という程度の情報だけで紹介し、レイアウトプランを見られるのは、契約直前になってから。内見段階では、顧客企業は自身でオフィスイメージを膨らませるしかなかった。その点、オフィスナビでは、専任のデザインチームを配し、内見時点でレイアウトプランを用意することに力を入れている。「より早く、適切に、納得できるオフィスを選べるように」という配慮からだ。

ベンチャー企業の社長は特にオフィスへの思い入れが強い。自身の“城”と捉え、夢やこだわりを持っているケースも多い。しかし、希望条件にすべて合致する物件が存在しないこともある。そんなときは、考え方や価値観をじっくりと聞き、優先順位を共に考える。エリアか、環境か、広さか、家賃か、機能か…時には社員も巻き込んで声を拾い上げ、優先順位を確認し、譲れない条件を洗い出していく。その結果、当初の要望とは全く違うオフィスへの移転が決まるケースも多いが、顧客との信頼関係はより強固になるという。

同社がオフィス仲介事業を手掛けるようになって10年が経つが、この間、ずっと伴走し続けている企業も少なくない。10年前、10坪ほどの小さなオフィスに入居したあるベンチャー企業は、成長に伴って少しずつ大きなオフィスへと移転を繰り返し、現在では社員数数百名の大企業に。その会社は来年には上場も視野に入っているという。

「顧客の新オフィスがオープンすると、担当者は花を持って駆け付けます。ガランとしていたオフィスに、机が入り、受付には会社のロゴが貼られる。そして、活気にあふれた社員の表情と、社長の満面の笑顔に触れることができる。この瞬間に立ち会えることこそが、この仕事の大きな喜び、やりがいです」

オフィスナビ株式会社 代表取締役 金本修幸

Profile

1971年大阪府生まれ。

高校時代はラグビーに熱中、ポジションはフランカー。大学を1年で中退後、ベンチャー系不動産会社へ入社。責任者として2つの新拠点立ち上げのマネジメントを経験。その後大手不動産売買仲介会社にて、事業用不動産の仲介実績を積み、2002年に会社設立。2006年よりオフィス仲介事業をスタートし、現在は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌に拠点を展開中。ベンチャー・中小企業の顧客を中心に、オフィス仲介契約の累計は6000件を超える。この1月に「BIZ SHARE札幌」をオープン、新たにシェアオフィス&コワーキングスペース事業をスタート。

Contact

オフィスナビ株式会社

東京都千代田区神田須田町1-12-3 アルカディアビル9F

http://www.office-navi.jp/

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