ベンチャーとはイノベーションと 笑顔の循環を生み続けるもの

GMOインターネット株式会社

熊谷 正寿Masatoshi Kumagai

代表取締役会長兼社長・グループ代表

「働く」 とは、 命を削って全力で取り組むこと

よく「今日は8時間働いた」という言い方をしますよね。でも私にとって働くことは、 単に時間ではなく、命を削って全力で取り組むことなのです。人間には寿命があります。 誰でもいつか死にます。例えば、あと30年生きられるとすれば、残された時間は「24時間×365日×30年=26万2800時間」です。つまり「時間=命」なのです。この限られ た時間の中から、仕事のために8時間分の命を削ったことになるのです。

こうしている間にも、命のカウントダウンは続いています。20歳の頃は、自分の余命など考えることはないかもしれません。でも、このような時間感覚を若いうちから理解して、 自分の命や人生を懸けて何をするのか、という真剣さで仕事を選んでほしいと思います。 就職すれば、仕事に使う時間が一番多くなります。「時間=命」ということを忘れないで ほしいのです。

だから、お金を稼ぐためだけに働いてはダメです。お金と命を引き替えにすることなど できない。もちろん、お金は大切です。私も20代前半はお金を稼ぎたい、いい生活がした いと思っていました。でも、お金を稼ぐために事業を拡大していたら、ここまで来られな かった。人生を何かに捧げて世の中をよくしたい、周りの人の笑顔を増やしたい、という 使命感が芽生えて初めて、賛同者も増え、自分も命を懸けようという気になれる。お金は 「目的」ではなく、「結果」でなければなりません。起業家はとくに、お金を目的にしてい たら、会社は大きくならない。これは原理原則だと思います。

私はインターネットを広めることで、多くの人の生活を便利にすることが、神様から与 えられた使命だと思って、全力で邁進しています。

Profile

1963年長野県生まれ。
東証一部上場のGMOインターネットを中心に上場6社やGMOクリック証券などを含むグループ71社、スタッフ約3777名を率いる。(2013年11月末時点)「すべての人にインターネット」を合言葉に日本を代表する総合インターネットグループを目指し、Webインフラ・EC事業、インターネットメディア事業、インターネット証券事業、ソーシャル・スマートフォン関連事業を展開。主な受賞歴に、2000年日経ベンチャー「99年ベンチャーオブザイヤー」(新規公開部門2位)、2005年米国ニューズウィーク社「Super CEOs(世界の革新的な経営者10人)」、2013年第38回経済界大賞「優秀経営者賞」などがある。著書に『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(かんき出版)、『20代で始める「夢設計図」』(大和書房)など。

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