ベンチャーとはイノベーションと 笑顔の循環を生み続けるもの

GMOインターネット株式会社

熊谷 正寿Masatoshi Kumagai

代表取締役会長兼社長・グループ代表

笑顔が三者に循環する夢は自然と実現する

夢を持つには多少のノウハウが必要です。まずは夢を書き出すことを繰り返し、習慣化 すること。何十、何百と書いていくうちに、自分が本当に求めている夢が見えてきます。 また、夢を書き出すには手帳がおすすめです。時間があいたときに読み返すことで潜在意 識に記憶させ、日々の行動へとつなげることができます。また、手帳なら持ち運びにも便 利で、人に見せることもできる。夢を語ることはとくに大切です。書いて、話すことで頭 の中が整理されていく。そして何より、夢をオープンにすると、具体的に行動せざるを得 なくなるという効用が大きい。人は日々の生活や誘惑に流されやすいものですから、いつ でも繰り返し夢や目標を読み返し、誰かに伝えて感想や意見をいってもらうことは、とて も重要だと思います。

実現する夢には共通点があります。それは、実現すると、周りの人が皆ハッピーになれ るという点です。例えば「圧倒的によいサービスをお客様に提供する」という夢であれば、 実現すればお客様に喜んでいただけるし、提供する仲間も誇りが持てます。そして利益が 出ることで報酬やポジション、チャンスも増え、ひいては株主にも利益が還元されるで しょう。また、上場すればマーケットからも評価される。お客様と当社の仲間、株主様の 三者に笑顔が循環する夢だからこそ、周囲の人が賛同し協力してくれるわけです。このよ うに、関わる人が誇りを持てる夢は、自然と叶います。一方、「とにかくお金持ちになり たい」というような夢は、一時的な自分の動機付けにはなっても、スタッフからは「あな たの私腹を肥やすために働いているわけではない」と見放されてしまうでしょう。独善的な夢や目標は叶ったとしても、長くは続かないものです。

Profile

1963年長野県生まれ。
東証一部上場のGMOインターネットを中心に上場6社やGMOクリック証券などを含むグループ71社、スタッフ約3777名を率いる。(2013年11月末時点)「すべての人にインターネット」を合言葉に日本を代表する総合インターネットグループを目指し、Webインフラ・EC事業、インターネットメディア事業、インターネット証券事業、ソーシャル・スマートフォン関連事業を展開。主な受賞歴に、2000年日経ベンチャー「99年ベンチャーオブザイヤー」(新規公開部門2位)、2005年米国ニューズウィーク社「Super CEOs(世界の革新的な経営者10人)」、2013年第38回経済界大賞「優秀経営者賞」などがある。著書に『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(かんき出版)、『20代で始める「夢設計図」』(大和書房)など。

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