「ネクタイと上司に
縛られない」
新しい働く価値観を創る

株式会社サーキュレーション

久保田 雅俊Masatoshi Kubota

代表取締役CEO

プロフェッショナルの能力は“オープンイノベーション”で花開く

さまざまな人材の経験・知見をフルに活用する――それによって久保田が目指すのは「イノベーション」の創出。新しい仕組みや手法によって、これまでになかった価値を生み出したり、世の中に変革をもたらしたりするということだ。

企業が新規事業の開発に取り組もうとすると、優秀な社員を責任者に抜擢する、あるいは社内でアイデアを公募するのが一般的なやり方。しかし、固定観念にとらわれて斬新な発想が生まれず、計画が進まないケースも多い。とはいえ、新規事業企画に長けた人材を社外から採用しようとしてもとしても、期待するような人材にはなかなか巡り合えないのが現実だ。そんな中に、外部の新規事業のプロが入ることで、会社の強みと弱みを把握し、新規事業だけでなく抜本的な改革を提案することがある。これまでの自身の強みを存分に発揮し、新規事業の創出から成功まで導いている。

このように、サーキュレーションが介在することで、企業は門戸を開き、社外人材を受け入れて活用しやすくなった。そんな「オープンイノベーション」をさらに推進していきたいと、久保田は考えている。

かくいうサーキュレーション自身も、プロフェッショナル人材たちを自社事業のプロジェクトで活かす、まさにオープンイノベーションの体現者だ。

「当社は平均年齢30歳程度とまだまだ若い組織。ミドル・シニアのプロの方々の知見をしっかり吸収したいですね。中には、千人・万人単位の組織を見てきた人や、会社の創業から上場までを支えてきた人もいる。豊かな経験談を聞けるのは本当に面白いです。僕たちがそれを継承して成長し、社会に循環させ、次の世代にもつなげていきます」

同社では創業3年で4つの事業を生み出し、いずれも順調。今後も新規事業に取り組んでいく。労働環境が大きく変化していく中、社会課題をつかみとりながら、新しい働き方を生み出し、提供する。それは進化を遂げているAIでも取って代わることができない仕事だ。ミドル・シニアに限らず、さまざまな可能性が広がっているマーケット、世界にも出て行けるマーケットであると、久保田は確信している。

株式会社サーキュレーション 代表取締役CEO 久保田 雅俊

インタビュアーの目線

新しい市場の開拓に挑む久保田社長の姿にぶれない経営哲学を感じました。幼い頃から歴史上の偉人たちの生き様に影響を受けてきたことや、経営者であったお父様の姿を見て中小企業の存続に対する危機感をお持ちであったというエピソードを伺い、「社会をよりよく変える」という意識が根底に根付いていらっしゃるのだなと納得。その「経営哲学」に共感と信頼を得て、業界をリードする大手企業との連携が実現しているのでしょう。

インタビュー・編集/垣畑光哉青木典子 撮影/保田敬介、田中振一

書籍「インターン・新卒採用の注目企業 」から掲載】

Profile

1982年、静岡県生まれ。大学時代に学生ベンチャーを立ち上げた後、大手人材総合サービス会社に入社し、さまざまな人材活用を学ぶ。父親の介護の傍ら、27歳で最年少部長となる。その後、自ら会社に起案し、社内起業家へ転身。シニアの経験・知見を中小企業の経営課題とマッチングするサービスを立ち上げる。これからは、「人生3回の転職ではなく、同時に3社で働く」ことが当たり前になる時代が来ると感じ、2014年、株式会社サーキュレーションを設立。企業経営にオープンイノベーションの概念を持ち込み、企業が外部の知見をどのように活用するのかを提案し続けている。創業3年で、経営プロフェッショナルのネットワークは1万人、導入企業は600社を超える。2015年ベストベンチャー100でトップの北尾賞を受賞。テレビ東京 ガイアの夜明け、日経ビジネス、日経トップリーダー、産経新聞、プレジデントなどメディア出演多数。

Contact

株式会社サーキュレーション

東京都渋谷区神宮前3-21-5 サーキュレーションビル

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