「デジタルデータソリュー
ションカンパニー」として
世界ナンバーワンへ

デジタルデータソリューション株式会社 代表取締役社長 熊谷 聖司

デジタルデータソリューション株式会社

熊谷 聖司Masashi Kumagai

代表取締役社長

2017.03.24

「データ復旧」で10年連続
国内ナンバーワンシェア
2年後に海外展開をスタート。
次の事業柱となる新規事業も続々と創出

国内トップの「データ復旧」事業を主力に、新規事業を次々と展開

デジタルデータソリューション株式会社は、その名の通り、デジタルデータに関連するあらゆる課題の解決に取り組む会社だ。

これまで同社の成長をけん引してきた事業柱は「データ復旧」。パソコン、サーバ、携帯電話、スマートフォンなど、何らかの原因でデータを失った機器からデータを取り戻すサービスだ。これまで手がけたデータ復旧は約13万件以上。データ復旧率は96.2%。この実績は世界でもトップクラスであり、データ復旧サービスにおいて同社は10年連続国内ナンバーワンシェア(※東京商工リサーチ調べ)を誇る。

依頼内容は幅広い。法人顧客からは、「財務情報」「顧客情報」「研究記録」など、業務や事業運営に欠かせないデータの修復を依頼される。個人顧客からは「写真」「映像」「メール」など、大切な思い出や記録を取り戻すための依頼が多い。

データとは、その所有者にとって財産だ。それを守る役割を果たす同社には、日々感謝のメールや手紙が数多く寄せられるという。「どうやっても、どこに行っても復旧できなかったのに、本当に助かった」は毎日のようにかけられる言葉。法人であれば、億~数十億単位のプロジェクトのデータを復旧させるなど、「会社が救われた」と喜ばれることも多い。国家機密に関わるデータの復旧を成功させた際には「日本が救われた」という賛辞も受けた。

代表取締役社長の熊谷聖司は、自社の理念をこう語る。

「当社は売上アップを目的にするというより、『困った人たちを助けることをしよう』という想いで集まっている集団なんです。人の役に立てているという実感を常に味わえるのはうれしいことです」

国内トップの地位を確立しているデータ復旧事業だが、「それは当社のサービスの一部に過ぎない」と熊谷は言う。実際、「デジタルデータにまつわる問題を解決する」を軸に、新たなサービスを立ち上げている。

中でも成長を見込んでいるのが「データフォレンジック」。これは不正が行われたデータの調査・解析サービスであり、犯罪捜査や法的紛争などにおいて法的な証拠性を明らかにする目的で利用される。法人では不正会計や雇用・労務、個人では離婚訴訟など、さまざまなトラブルの解決に貢献する。今後、マーケットの拡大が期待できる分野だ。

このほか、AIを搭載した自動バックアップシステムの提供、月額数百円の利用料でデータ復旧し放題の「ワランティサービス」など、幅広いサービス展開を加速させている。

 

デジタルデータソリューション株式会社 代表取締役社長 熊谷 聖司

多大な負債を抱えた会社を引き受け、1年で再建を果たす

学生時代は野球に熱中していたという熊谷。「社会の役に立つ仕事がしたい」と土木の専門学校に進み、設計事務所に就職した。しかし、世の中にはIT企業が台頭。同年代社長が活躍する姿をテレビで目にして憧れを抱き、24歳のときにIT・通信会社に転職する。

電話回線の営業として働き始めると、入社1ヵ月目でトップの業績を挙げた。

「僕は子どもの頃からビビりなんです。周囲からは自信家に見えると言われますが、実は臆病で神経質。でも、それが営業活動では功を奏したんです。自分からガンガン話すことはできないけれど、常に相手の様子を観察するから、心の動きが読み取れる。相手の気持ちをつかんで提案できるというわけです。今も、人と接するときは『何を求めているのかな』と思いながら対話していますね」

営業として好スタートを切ったが、3ヵ月目で会社が倒産。その会社のトップセールス10数名が集まって新会社を立ち上げ、熊谷も参画した。今の会社の前身となる会社である。

入社直後は、会社に愛着があったわけではない。数ヵ月稼いで辞めればいい、後はどこででも生きていける、という考えだった。

しかし、会社が成長し、同時に自分も成長していくにつれ、「経営」に対して「こんなにおもしろいものはない」と感じるようになる。次の展開が楽しみで、経営ノウハウや課題解決法を身に付けるため、ビジネス書も読みあさった。こうして熊谷は、事業部長から専務取締役へと一気に駆け上がった。

その過程で、熊谷が主導して始めたのがデータ復旧事業だった。自社のデータが消えるトラブルがあり、業者に依頼すると「できない」と言われた。そこにビジネスチャンスを見出し、データ復旧サービスに乗り出したのだ。当初はアメリカやロシアから最新技術を取り入れ、さらに自社独自の技術を研鑽していった。

熊谷が手がけるデータ復旧事業は順調に業績を伸ばした。ところが、別の幹部が手がけたさまざまな事業がことごとく失敗し、16億の負債を抱えてしまう。

「16年続いた会社を潰すわけにいかない」と覚悟を決めた熊谷は、前社長と役員からすべての株式を買い取り、代表取締役に就任。民事再生によって負債を1億6千万まで減らし、わずか1年で完済した。

「倒産寸前から再建に取り組んだ1年間は、毎日地獄の日々でした…と、表向きは言ってるんですが、実は不安はまったくなかったんです。絶対にできると思っていたから。ビビりのくせに、そういうところは大胆なんですよね(笑)。ただ自信には根拠がありました。計算はちゃんとできていたんです。数字はきっちり見るほうなので」

デジタルデータソリューション株式会社 代表取締役社長 熊谷 聖司

Profile

1976年生まれ。専門学校を卒業後、設計事務所勤務を経てIT通信系企業に転職。入社1ヵ月目でトップセールスを記録する。2000年、同僚が立ち上げたデジタルデータソリューション株式会社に参画し、2003年、役員に就任。2004年にデータ復旧事業(ブランド名:デジタルデータリカバリー)の立ち上げを行う。近隣アジア諸国やヨーロッパ・北米のデータ復旧企業や、研究者と共に技術開発に取り組み、過去5ヵ国へ計10回以上赴き、デジタルデータリカバリーの技術向上に注力した。

2014年9月にデジタルデータソリューション株式会社代表取締役社長に就任。

Contact

デジタルデータソリューション株式会社

東京都中央区銀座7-13-12 サクセス銀座7ビル 6F

https://digitaldata-solution.co.jp/

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