Webマーケティングの
「大衆化」を目指し、
共闘するメンバーたちを
「狙って成長させる」

株式会社ベーシック

秋山 勝Masaru Akiyama

代表取締役

お金では得られない経験を、生涯楽しみ続けたい

秋山は経営者として、事業を拡大して利益を高めることはもちろん追求する。しかし、個人的には「お金で得られる幸せには限界がある」と考えている。

実は秋山は高校卒業後の約4年間、「パチプロ」として生活していた。月に100万円稼げることもあり、最初は楽しかった。車も買い、好きな焼肉もさんざん食べた。しかしやがて心が満たされなくなり、「自己肯定」できない虚しさから抜け出すために就職した。

起業して半年後には、自社で立ち上げたサイトが評判を呼び、大手企業から買収を持ちかけられたことがある。その額3億円。資本金450万円の自社にとって破格であり、周囲の誰もが「売るべき」と勧めた。しかし、秋山はその話を断った。過去の経験から、自分を満たすものはお金ではないと知っていたからだ。それより「経験」がほしいと思った。

「3億の資金を手に入れ、新規事業に投入する道もありました。でも漫然とした使い方をしてしまうんじゃないか、創意工夫がなくなるんじゃないか、と。パチプロを辞めて働き始めてから、刺激や高揚感を味わってきた。それは自身の成長を感じてこそ。そのときはまだまだ自分は『経過成長』を続けるべきだと考えたんです」

今振り返っても、「あのとき買収を断ってよかった」と言う。あの決断があってこそ、経営者として新たな学びと経験を得られ、今の仲間たちとも出会うことができた。秋山にとって、お金では手に入れられないかけがえのない財産だ。

「僕は、一つひとつ噛みしめながら進んでいきたいんです、人生を。一足飛びにびゅんと駆け抜けたいという感覚はない。『完成形』を見たいとも思わない。毎日『これをすれば変えられるんじゃないか』を常に考えて、明日の変化を楽しみ続けたいんです。そうしてメンバーたちと一緒に、ともに成長していく喜びを感じていたいですね」

株式会社ベーシック 代表取締役 秋山 勝

インタビュアーの目線

子どもの頃から「なぜ?」ばかり考えてきたという秋山社長。小学校4年生のときには「なぜ勉強するのか」と教師に問い、「皆やっているから」という答えに納得せず、勉強を放棄したのだとか。今でも自分の行動やアイデアに対し「なぜ」を問い続けているといいます。社員さんたちも、「なぜやるか」を明確に示されることで、迷いや疑問を感じることなく納得感を持って取り組めているのではないでしょうか。

インタビュー・編集/青木典子  撮影/田中振一

書籍「インターン・新卒採用の注目企業 」から掲載】

Profile

1972年、東京都生まれ。高校卒業後、商社での営業職や一部上場企業での新規事業立ち上げなどを経て、2004年に株式会社ベーシックを設立。問題解決を軸に、比較メディアを中心に展開し、今まで立ち上げてきた事業の数は50を超える。現在は『ferret』を始めとするWebマーケティング事業を通して、”Webマーケティングの大衆化”を目指す。バイアウト経験は4回、資金調達合計額は13億円以上。

 

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株式会社ベーシック

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