北海道の食品とコスメを並べて販売し、呼び込み効果を
Fusion Cosmetics  Lynn Tan

Fusion Cosmetics

Lynn TanLynn Tan

2015.04.02

“ナチュラル”にこだわった海外ブランドの化粧品を輸入・販売

弊社は2003年にシンガポールで化粧品の事業をスタートし、現在は国内各地に5店舗を構えています。海外ブランドを10種類以上取り扱い、そのほとんどはフランスのブランドです。事業は順調で、スタート時には4名だったスタッフも、今では80名になりました。日々の業務をこなしている内に、気が付いたらこうなっていたんです。スタッフに恵まれたことも、大きな成功要因のひとつですね。創業以来、ずっと勤務しているスタッフも多く、そうした私の右腕となって働いてくれるスタッフと、確かな信頼関係を築いています。

取り扱い商品はスキンケアやヘルスケア、サプリメントなどです。日本には自国のコスメブランドが確立していますが、シンガポールは国際色が豊かで、どこの国の化粧品でも受け入れる環境があります。逆にいえば、ターゲットが絞れないというのが難しい部分でもありますね。私が化粧品に関してこだわっているのは、“natural”な原料を使っているという点です。そういう意味では、とてもニッチな市場といえるでしょう。フランスのブランドは決して安くはないので、商品はそれなりの高級感ある場所に置く必要があり、百貨店やドラッグストアなどに並べています。スーパーやコンビニなどには置いていません。

韓国に押され気味の、日本のコスメブランド

シンガポールの人が求めるコスメは、多様化しています。とにかく高いクオリティを求める人もいれば、ブロガーの批評を見て購入する人、セレブリティを広告塔とした韓国コスメを買い求める人、ディオールやシャネルなどブランドコンシャスな人もいます。

日本製品の評価はどの分野においても高く、「日本の製品はクオリティが高く、素晴らしい」というイメージが定着しています。価格の高さに関しては、それだけクオリティが高いと評価されているので、販売する上ではさほど問題にはならないでしょう。日本そのものがブランドとなっていて、不動の地位を築いていますから。

ただし、ここ5年ほどは韓国コスメがシンガポールへすごい勢いで流れ込んできているため、日本の化粧品は低迷気味ですね。それはなぜかというと、まずは言語です。韓国の化粧品は元々グローバル展開を見据え、すべて英語表記になっていますが、日本の化粧品はナショナルブランドのもの以外、日本語表記のままのものがあります。英語で使い方の説明が書いてあっても、小さい文字で見にくく書かれているものも少なくありません。そういう点では、手に取りにくく、扱いづらいという印象があります。また、韓国のイメージ戦略が功を奏しているのも、シンガポールで受け入れられている要因でしょう。韓国の化粧品はブランドの広告塔を使うなど、セレブレティを打ち出しています。安くてパッケージも可愛く、ブランディングもしっかりと確立されているのです。

北国からの贈り物・代表 加藤さんとリンさん



「北国からの贈り物」

EC事業・食品の卸事業を通じ、北海道の魅力を国内外に発信している
株式会社北国からの贈り物の国内・海外に渡るインタビューを掲載しています。

http://kitaguni.tv/

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