お客様の心に寄り添い
体型のみならず人生を
変える素晴らしい仕事

株式会社RITA-STYLE

倉崎 好太郎Kotaro Kurasaki

代表取締役

「一生ここで働きたい」と思えるような会社を築いていく

RITA-SYTLEやRITAグループのRITAとは、漢字で書くと「利他」。これは、「人のために生きる」や「人に与える」という起業当初の想いから、倉崎が社名に選んだ言葉だ。

思えば会社員時代も起業してからも、自分の歩みを助けてくれたのは家族や友人、そして前職の先輩や上司たちだった。けれども、仕事がうまくいっていたときは「自分の実力ゆえの成功だ」と過信があったし、人に与えるというよりは人から奪うような自己中心さもあった。「自分はなんて薄っぺらい男だったのだろう」と気付かされた。

これまで受けた恩を返すことができない人たちもいる。ではどうしたらよいか。自分が誰かに恩を与えられるようになればいい。それを「恩送り」と倉崎は呼んでいる。その気持ちを忘れずに成長し続けていくために、社名に「利他」と冠した。

「実際に『利他』ができているかといえば、未達な部分も多いと思います。60代、70代になっても到達できないかもしれません。それでもやはり目指さなければならないことだと思っています。『この社名は重くないか?』と友人に聞かれることもありました。確かに重みのある言葉ですが、人として何が正しいのか、利他の心で考えることができているかを常に判断するための自分の軸になっています。その問答こそが修行であり、大切なことだと思っています」

倉崎はRITAグループの経営理念の一番目に「全従業員の物心両面の幸せを追求する」ことを掲げている。自分だけが幸せなってもつまらない。従業員が仕事を通じてやりがいを感じ、「天職だ」と思えるような環境を創ることで幸せになってもらいたい。それが、最終的にはお客様の幸せに繋がっていくと考えるからだ。

将来的に上場を目指し、事業規模の拡大も考えている。それも「利他」の想いが土台だ。店舗が増えればポジションも増え、社員のキャリアアップ、収入アップにもなる。また、事業拡大をしていけば、たとえばトレーナーとして体力的に難しい年代になっても、新たな活躍の場所をグループ内で見つけてもらうこともできる。「末長く、一生ここで働きたい」と社員が思えるような会社であることが、倉崎の思い描くRITAグループの未来像だ。

「私はこれまで数々の失敗をしてきました。経営者になってからも、3つの会社を切り盛りする中で、こうした利他の想いがうまく伝わっておらず、社員たちの暴走を生んでしまったこともあります。改めてもう一度自分自身が現場に入り、利他の理念を説いて回ることで組織の立て直しを図ってきました。来春には東京進出も視野に入れ、県外への進出も積極的に行っていきますが、本社機能は熊本に置き続けるつもりです。事業を拡大することで、熊本の地域経済の発展にも貢献したい。そうした“熊本愛”が私の原動力なのです」

インタビュアーの目線

パーソナルトレーニングに出会ってわずか4ヵ月で事業をスタートされ、急成長させたというお話に驚きました。けれどお話を伺っていくうちに納得。「利他」という確固たる判断基準に基づいているので、意思決定も迅速かつブレずに行えるのだと感じました。取材中もインタビュアーの質問の意図を汲み取りながら的確なお答えを、時に笑いを交えながらお話しくださいました。随所に「利他の心」が浸透されているのがとても心に残りました。

インタビュー・編集/三本夕子
撮影/田中振一

Profile

熊本学園大学卒業後、地元企業を経て2007年に起業。ウェブマーケティングを軸に株式会社利他の蔵、株式会社利他フーズを立ち上げる。2015年5月にパーソナルトレーニングジムを運営する株式会社RITA-STYLEを創設。約3年半で熊本県内に2店舗をはじめ九州、中国地方で8店舗を展開。今後は東京進出、上場も視野に入れ、さらなる躍進を目指す。

Contact

株式会社RITA-STYLE

熊本県熊本市中央区坪井6-38-15 建峰ビル5F

https://rita-style.co.jp/corporate/