高度な歯科医療スキルを世の中へ発信し
デンタルケアへの意識を変える

株式会社メディカルネット

関塚 康介Kosuke Sekizuka

WEB戦略事業部 WEBコンサルティングチーム マネージャー

お客様の悩みの数だけ、ビジネスチャンスが待っている

「私たちのチームは、Webサービスが前提の営業部隊ですが、Webはあくまでも手段。メンバーには、自分の仕事によっていかにお客様の真の課題を解決し、理想とする姿へ近づけていくかを考えられる人になってほしいんです」

そう語るのは、メディカルネットの主力事業である歯科医院向けWebコンサルティングチームのマネージャー、関塚康介。関塚の組織では、メディカルネットが運営するポータルサイトへの掲載やホームページ制作をはじめ、Webマーケティング全般を商材として歯科医院の経営を支援している。しかし、大切にしたいのは顧客と接する中で明らかになる本当のニーズをつかみ、お客様を笑顔にすることなのだという。

「Webマーケティングのプロとして、集患(医院のお客様である患者を増やすこと)やブランドイメージの向上をお手伝いしていくのは当然なのですが、お客様によってITリテラシーもそれぞれですし、単に集患できれば良いわけでなく、人手不足に悩まれていたり業界動向の情報を必要としていたりと、ニーズは一律ではありません。だからこそ、一人ひとりのお客様に真摯に向き合い、ヒアリングと提案を主体的に繰り返して信頼関係を築いていくことが大切。Webの世界に閉じるのではなく、広い視野でお客様とお付き合いしていけば、自分たち次第でどんどん価値を高められる仕事だと思います」

関塚が日々このようなメッセージをメンバーに向けて発信しているのは、歯科業界というマーケットの現状も大きく関係している。メディカルネットは、『インプラントネット』や『矯正歯科ネット』など、歯科の中でもさらに専門分化したポータルサイトを運営しているが、これはそもそもマーケットが異なるからに他ならない。しかし、日本の一般生活者の視点では歯科を一括りで考えがち。歯科治療やデンタルケアに対する意識が欧米よりも低いのだという。

「私たちのお客様である歯科医師は、半数近くが医療保険適用外の自由診療を専門とされています。つまり、国内ではまだ一般的ではない最先端の治療を行うプロフェッショナルだということ。高い技術を持つ方々がいらっしゃる一方で、日本での歯科治療ニーズは“痛くなったら保険適用内で治療する”という意識でとどまっており、予防のためや抜本的な解決のために歯科を利用するという人はまだまだ少ないんです。そんな現状だからこそ、お客様が持つ高度な医療スキルをもっと世の中の人に広められたら、日本における歯科医療の位置付け自体が変わる可能性は大いにある。理想と現実のギャップが大きいからこそ、貢献できる度合も大きいと感じています」

また、関塚がマーケットの変革を強く意識しているのは、メディカルネットの企業風土が後押ししている面もあるのだという。Web事業が強固な主力事業でありつつも、それに固執するのではなく、果敢に新規ビジネスにチャレンジしている。それが、関塚自身がメディカルネットに転職した理由。かつて大手企業で「仕事と介護の両立支援」という社会貢献性の高い仕事を手がけ、充実した日々を送っていたという関塚が新たなフィールドに飛び込んだのは、何よりもう一段高い挑戦をしてみたかったからだ。

「部門間の垣根がなく、フェアでフラットな組織風土だから、意思決定のスピードが速い。チャンスも平等。でも、それは自律的に考え・行動する人であることが前提です。自分自身が主体的に行動することでお客様が幸せになり、それによって事業が大きくなって、自分も成長できる。そんな幸福のサイクルをまわせるメンバーを増やすのも、私の今の目標ですね」


インタビュー・編集/森田大理     撮影/田中振一