「識学」で
一人ひとりが行動の質・量を上げ続けられる組織へ

株式会社識学

安藤 広大Kodai Ando

代表取締役社長

自分のマネジメントスタイルは、部下の成長を停滞させていた

次なるキャリアのステップに進もうとしたとき、友人の勧めで偶然「識学」と出合った。それまでは組織運営には正解はないと思っていたが、勉強をしてみて、「組織や人は数式に近いのだ」と気付く。それなりに成果を出してきたので、自身のマネジメントに疑問を抱いたことはなかったが、振り返ってみると管理職として大きな間違いをおかしていたことを悟った。

「率先垂範で、大事な商談は部下にはやらさずに全部自分で決めに行っていました。当時は部下ともよく飲みに行きました。表面的にはうまくいっているように見えていましたが、部下たちの成長は止まっていた。仲良く飲みに行っていた部下の管理はゆるくなり、社内に少なからず不公平感もあったと思います」

自分の職場で識学を実践してみると、業績が急速に伸びた。「この識学を日本に広めなければならない」という使命感を抱き、識学の講師として独立。導入先の企業でも次々と成果が上がるようになり、2015年3月に株式会社識学を設立した。

「成功する組織運営は、識学以外に答えはない」と安藤は自信を持っている。だからこそ、自身の経営する組織がそれを証明し続ける存在でありたい。設立以来、「どこよりも成長している会社であらなければ」と考え、それを実践してきた。結果、識学の売上は初年度の1億円から、2年後には7.5億円を見込むほどに拡大。従業員数も2名から32名にまで増加している。

コンサルタントとして採用しているのは、マネジメントや組織運営の経験者。識学の理論に触れることで、それまでの自身のマネジメントの問題点に気付き、価値を感じて入社を決めた社員も多い。

同社には残業もほとんどない。繁忙期やお客様の要望で残業や早出をすることはあるが、「一生懸命頑張っています」という「アピール残業」とは無縁だ。仕事は結果で管理し、評価をするので、やるべきことをしっかりやればさっさと帰るのが基本。社長室は出入り口が違うため、社員とはトイレで会うぐらいで、社員が社長の顔色を伺うなんてこともない。ルールが明確なので、部署間の責任のなすり合いや仕事の押し付け合いといったストレスも生じない。

「10年、20年後には『識学』を日本のスタンダードにするのが目標。『国語・数学・理科・識学』と言われるくらい、当たり前に必要なものとして認識されていたいですね」

株式会社識学 代表取締役社長 安藤 広大

インタビュアーの目線

以前取材したベンチャー企業の社長が「うちは『識学』で組織改革に成功した」と熱く語っておられたので、そのときから気になっていたのですが、今回取材が叶いました。これまでさまざまな企業で聞いたり、ビジネス書で目にしたりしてきたマネジメント手法を真っ向から否定する理論に、まさに目からウロコ。しかしながら説得力は十分で、ぜひマネジメントで壁にぶつかっている皆さんに「気付いてほしい!」と思いました。

インタビュー・編集/青木典子三本夕子 撮影/田中振一

Profile

1979年、大阪府生まれ。2002年、早稲田大学卒業。同年、株式会社NTTドコモ入社後、2006年ジェイコムホールディングス株式会社(現ライク株式会社)入社。主要子会社のジェイコム株式会社(現ライクスタッフィング株式会社)で取締役営業副本部長等を歴任。2013年、「識学」と出会い独立。識学講師として数々の企業の業績アップに寄与。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、株式会社識学を設立。

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株式会社識学

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