不動産シェア時の「鍵」問題を解決 ハードとソフトの両面サポートで空室問題解消を支援

株式会社ライナフ

滝沢 潔Kiyoshi Takizawa

代表取締役社長

 目次

スマートフォンで鍵を開け閉めできる 「ニンジャロック」

当社は、空室問題を解消するため、各種デバイスやアプリなどを組み合わせた総合的なシステムを提供したいと考えています。その第一段であり、現在の主力商品となっているのが「ニンジャロック」です。

「ニンジャロック」を簡単に説明すると、スマートフォンと連動して、施錠や開錠ができる鍵のこと。こうしたタイプの鍵は〝スマートロック〞と呼ばれ、現在、大きな注目を集めています。

使い方は簡単です。「ニンジャロック」にサムターン(室内で解錠/施錠を行う部品)をはめ込むようにしてドアに貼り付け、スマートフォンの設定をするだけ。あとは、アプリで施錠・解錠の操作をすることにより、鍵を開け閉めすることができます。ニンジャロックは他社の商品とは異なり、Wi–Fiモジュールを搭載しています。そのため、インターネット経由での施錠・解錠が可能なほか、音声通話による鍵の操作も可能。いわゆるガラケーでも利用できるのが強みです。また、「ニンジャロック」がサムターンを回転させる仕組みになっていて、大がかりな工事は不要で、従来のキーもそのまま利用することができるのです。

「ニンジャロック」を利用する最大のメリットは、鍵の受け渡しをしなくても鍵の開け閉めができること。たとえば、共働きの家庭では、子どもに鍵を持たせなくても、スマートフォンさえあれば鍵が開けられますから、紛失のリスクを軽減できます。また、開け閉めの記録が残りますので、安全面の管理もしやすくなるでしょう。

単三電池4本で約1年間利用でき、新たに電源を確保する手間も不要です。また、ドアに両面テープで貼り付けるようにして利用するので工事の手間はなく、誰にでもすぐに使い始めることが可能です。

ひと口にサムターンといっても、さまざまな形状があり、製品のパッケージ段階から、すべてのサムターンに合うように部品を整えるのは不可能です。そこで当社では、3Dプリンターを導入。標準パッケージのサムターンに合わないタイプの鍵を利用中の方から注文を受け、自社で製造して郵送する体制も整えています。これにより、コストの削減と、お客さまの導入費用の低減が可能となりました。

Profile

2014年11月に創業。2015年2月に、鍵を持っていなくても、スマートフォンを利用して解錠ができるスマートロック「ニンジャロック」をリリースしました。この商品が話題を呼び、新聞や雑誌、WEBなど、さまざまなメディアで取り上げられるように。2015年8月には、会員制のルームシェアサービス「シェアルーミング」を発表するなど、空室の新たな利用方法を提案しています。目指すのは、不動産の有効活用。今後、ハードとシステムの双方を開発する総合メーカーとして、空室問題を解消するために有用な手段の提供を予定しています。