「若者に価値ある
チャレンジを」。
リゾートバイトを軸に
夢の実現を応援する

株式会社アプリ 代表取締役社長 庄子 潔

株式会社アプリ

庄子 潔Kiyoshi Shoji

代表取締役社長

2017.11.13

日本全国2500ヵ所のリゾートへ
「短期で稼ぎたい」人を送り出す
「海外留学したい」「上京して働きたい」など
次の夢へのチャレンジをサポート

「おせっかいな会社」ならではの手厚いサポート

「短期間に集中して、まとまったお金を稼ぎたい」という人が選ぶ働き方の一つに「リゾートバイト」がある。南国のビーチリゾートやスキー場、温泉郷といった観光地で、住み込みで働くスタイルだ。家賃や水道光熱費がかからない上、まかない付きで食費も無料。スキー場なら休日はスキーやスノボが滑り放題だったり、南国ならマリンスポーツ三昧だったりと、ほとんどお金をかけずに趣味を楽しめるためレジャー費も浮く。必然的に、働けば働いた分だけお金が貯まるというわけだ。平均すると、2~3ヵ月の勤務期間で30万~40万円を稼ぐ人が多いという。

また、同じような趣味嗜好を持つ人が集まりやすいのもリゾートバイトの特徴。新しい出会いや非日常体験をすることで金銭ではない価値が得られる。

一方、雇用側にもメリットは多い。スキー場など、繁忙期と閑散期がはっきりしているリゾート地では、繁忙期だけ働いてくれる短期バイトを求めている。近年では、訪日外国人観光客が急増しており、アルバイトスタッフや、語学が堪能で日本の観光地に興味があるワーキングホリデーの人材へのニーズが高まっている。

そうしたリゾート地の雇用者とリゾートで働きたい人を結び付けているのが株式会社アプリだ。同社のサービスである『アプリリゾート』では、リゾート地におけるレストランサービス、フロント、調理、仲居といった幅広い仕事を紹介する。働くリゾート地は、北は北海道の利尻島から南は沖縄県の与那国島まで、全国約2500ヵ所。リゾート地へ送り出しているスタッフは、ワーキングホリデーの人材も含め年間1万人に及ぶ。

リゾートバイトの人材サービスを手がけている会社は数十社あるが、全国展開しているのはアプリを含めて2社ほど。そして、代表取締役・庄子潔が「どこにも負けない」と自負するのが、徹底的に「人に寄り添う」姿勢だ。

「登録スタッフさんをリゾート地に送りっぱなしにはしません。どんなへき地でも、当社の社員が足を運び、スタッフさんに会いに行きます。そのために全国に拠点を置いています。ゲレンデやビーチをスーツ姿で歩き回るので不思議な目で見られるんですが(笑)。スタッフさんと直接対面して話をして、困っていることや気になることはないか、心地よく働けているかを聞き、もし問題があれば改善に向けて動きます」

リゾート地での勤務をサポートするだけにとどまらない。庄子のこだわりは、リゾートバイトの先にある一人ひとりの夢や目標を叶えるサポートをすることだという。

リゾートバイトで、短期間でまとまったお金を稼ぎたいという人の多くは、次の目標を持っていることが多い。一例を挙げるなら、海外留学、ワーキングホリデー、自動車免許や専門資格の取得、自分のお店を持つ…などだ。

中でも多くみられるのが、「お金を貯めて上京したい」「海外で自分の可能性を試したい」という夢。スタッフさんとのコミュニケーションの中で得たヒントがきっかけで、次の夢のサポートもしたいと考え、新たなサービスを生み出した。東京に飛び込みたい地方の若手人材に多様な働き方と住まいを同時に提供する『Tokyo Dive(トーキョーダイブ)』、海外でのチャレンジを応援する『Global Dive(グローバルダイブ)』だ。『Tokyo Dive』は、大手賃貸会社やシェアハウス企業と契約を結び、家具・家電付き、敷金・礼金・仲介手数料無料の物件を紹介。金銭的負担を軽減し、仕事が決定すると同時に東京暮らしをスタートできるようにするもの。『Global Dive』は、世界各国でのワーキングホリデーや語学学校への留学を希望する若者に対し、海外経験を有するカウンセラーが相談に乗り、現地との懸け橋となる。

同社が掲げるスローガンは『TSUNAGU CHALLENGE(つなぐチャレンジ)』。人と人、チャレンジと夢――さまざまなものを『つなぐ』ことが自分たちの使命だと、庄子は言う。

今、リゾート・東京・海外の3つのフィールドでチャレンジをサポートできるようになった。ただ夢や目標は千差万別。さらに領域を広げ、一人でも多くの若者の夢をつなぎたいという想いがふくらむ。

「チャレンジしようとしている人、チャレンジ中の人、これからチャレンジすることを探している人、すべてを応援したい。おせっかいな会社ですよね(笑)。当社のメンバーもおせっかいな人が集まっています。登録スタッフさん一人ひとりの目標や夢に伴走することに純粋なやりがいを感じていて、それが叶ったときは自分のことのように喜びます」

「おせっかい」だというメンバーたちは、現場で働いているスタッフに会いに行った際には、その地域の名物を一緒に食べながら、仕事上で困ったことはないか相談に乗る。逆にスタッフが営業所に遊びに来てくれたときには誘って飲みに行くなど、業務外でも親しい関係を築いているメンバーが多い。

スタッフは生まれ育った場所を離れ、見知らぬ土地で新しい経験やチャレンジをしている。心細くなったり、不安になったりすることもある。そこで、アプリのメンバーが寄り添い、丁寧にフォローすることで安心感と信頼感を築いているのだ。

株式会社アプリ 代表取締役社長 CEO 庄子 潔

挫折の中での出会いをきっかけに「人材派遣」の道へ

仙台で生まれ育ち、小学校、中学校ともにサッカー少年だったという自らの幼少期を、庄子は「それほど目立つわけでもない、素朴で普通の子どもだった」と振り返る。

転機が訪れたのは、高校入学から間もなくのこと。1歳年上の姉に誘われてクラブに行ったのをきっかけに、音楽の世界にのめりこんでいった。部活を辞め、DJ機材を買うためにアルバイトをして、夜はクラブに通いつめた。

高校卒業後は、アメリカの短大に留学。ヒップホップの本場での「DJ修業」が目的だった。毎晩のようにニューヨークのクラブに通い、音楽漬けの毎日を過ごした。しかし、2年半が経つ頃、自動車事故を起こして車が大破。通学手段を失ったのを機に帰国した。

帰国当初は、自身の海外経験に自信があり、「どんな会社にでも入社できる」と思っていたという。ところが、現実はそう甘くなかった。地元・仙台の会社に応募するも不採用が続き、やむなく派遣会社に登録。工場スタッフとして働き始めた。

音楽活動も継続し、自主制作したCDを東京のレコード会社に送った。しかし、いくつか声はかかったものの、デビューには至らない。

行き詰まったかのように見えたこの頃、大きな転機につながる出会いがあった。

「派遣元の社員さんが毎週のように訪ねてきてくれました。工場長と仕事の話をした後、必ず私のところに来て声をかけてくれたんです。元気?とか、最近どう?とか、他愛もない会話でしたが、一方で他社の社員さんは工場長と話はするものの派遣スタッフさんのところには寄らず帰っていく。その姿を目の当たりにしたとき、社会に対して粋がっていた自分が初めて誰かに認めてもらったような恍惚感を覚えました」

「自分もこの人のように、誰かを支えられる存在になりたい」。

庄子は早速実行に移し、人材派遣会社に転職。スタッフを派遣する側の立場になり、派遣社員のとき初めて味わった恍惚感を体現するため、一人ひとりと向き合った。これが「派遣したスタッフのもとへ足を運ぶ」という、現在のアプリのスタイルの原点だ。

その後、上司が独立し、2002年に株式会社アプリを創業。庄子は創業メンバーとして参画した。そして2012年、前社長より経営を託され、社長に就任した。

株式会社アプリ 代表取締役社長 CEO 庄子 潔

Profile

1979 年、宮城県仙台市出身。高等学校卒業後、音楽好きが高じて 2 年間アメリカへ留学。帰国後、派遣スタッフとして工場内作業で勤務。その後、人材ビジネス業界に興味を持ち地元仙台市の派遣会社へ転職、営業を経験。そこで出会った株式会社アプリ立ち上げ時の社長に誘われ、同社の立ち上げに参画。2002 年観光地に特化した派遣会社として株式会社アプリを設立。2012年代表取締役に就任。「若者に価値あるチャレンジの場」を創出する企業として事業を展開。2025 年までに 100 万回チャレンジの応援をミッションに事業を拡大している。

Contact

株式会社アプリ

東京都新宿区新宿3-1-22 NSOビル4F

https://apptli.co.jp/

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