人生の目的と目標に気づき、その実現を目指す

ベイシスホールディングス株式会社

吉村 公孝Kimitaka Yoshimura

代表取締役社長

経営者は社会的な貢献度の高い仕事

現在、携帯電話ではLTEと言われる通信方式が最新ですが、2年後までに現在の倍、2020年までに1000倍の速度環境が築かれる予定です。世界中の人が東京オリンピックに訪れた際、世界一整った超高速通信、無線インターネット環境をアピールすべく、国が威信をかけて取り組んでいます。今後、当社はそのインフラ整備に貢献していく予定です。

IOTの分野でも、今後は無線を使用したサービスが爆発的に増加するでしょう。たとえば、当社ではこれから5年ほどかけて、スマートメーターと呼ばれる毎月の使用電力量を無線で送信できる環境を整えていきます。現在は検針員が各戸を回って調べていますが、その手間とコストを大幅に減らせることになります。

この他にも、現時点では考えられないような無線サービスが必ず誕生するはずです。その基盤=ベイシスを築くため、当社の役割はさらに重要になるでしょう。

私個人の目標としては、経営者の育成をしたいと思っています。私は就職したばかりの頃、自分はまだ経営者でも何でもないのに、いずれは100人の経営者を育てるという目標を掲げました。それが可能になった現在、子会社を積極的に立ち上げ、社員に子会社の社長を任せたり、社内に独立支援制度などを設けて経営者の育成を行っています。

これは独立にあたり、資金援助、経営のアドバイス、顧客の紹介などを行い、5年ほどかけて一人前の経営者と会社を育てる制度です。当社の支援が不要になれば当社の出資比率は下げますので、いずれは独り立ちした会社として運営していけます。

経営者は世の中に新たな価値を提供したり、雇用を創出したりと、社会的な貢献度の高い最高の仕事だと思っています。私自身、経営者を選択したことで、とても人生が豊かになりました。是非多くの人に、経営者を目指して欲しいと思います。

もちろん、経営者でなくても構いません。社員という立場であったとしても、「自分たちがこの会社を変革し成長させるんだ」という経営者マインドを持ち、仕事のプロとして、一つの道を極めることもすばらしい生き方だと思います。当社の社員は非常に勉強熱心で、技術系社員の大半は第一級陸上特殊無線技士という国家資格を持っています。

また、自費で経営大学院に通い、そこで学んだ知識の定着と伝授を目的に「ベイシスユニバーシティ」という講座を開催している社員もいます。社内の業務だけでは視野が狭くなりますので、私もどんどん外に出ていくことを推奨しています。

社会に貢献する仕事がしたい。世界中の人々から必要とされる偉大な会社を創る一員になりたい。いずれは経営者になりたい。そんな夢を叶える舞台として、当社は最適ではないかと思います。

インタビュアーの目線

「通信」という分野の可能性に魅了されて、この道にコミットしながらも、常に新技術や海外などの新領域にもチャレンジを続ける吉村さん。言葉を選びながら丁寧に話す言葉の端々に、理系出身者らしいロジカルな発想と志の高い倫理観が伝わってきました。通信という〝公器〞を扱うには、どちらも必要な資質なのだと強く納得しました。

書籍「これから働くならこの会社でしょ (2015年09月18日 第1刷発行)」から掲載】

Profile

1972年、広島県生まれ。2000年7月にサイバーコネクション(現ベイシスホールディングス)を設立。
携帯電話インフラの構築、電波エリア最適化などのインフラマネージメント事業を立ち上げる。
2015年現在、グループ子会社4社、国内拠点8拠点で全国の携帯電話・Wi-Fiなど無線通信インフラ作りを通じて、便利で快適なICT社会の実現に向けて事業を拡大している。
また2014年7月よりbeaconを活用したIoT(O2O/M2M)サービスプラットフォーム「beaconnect」を開発し販売を開始。
無線を活用した各種ソリューションの提供を進めている。人生の目的と目標に気づき、その実現を目指す。

Contact

ベイシスホールディングス株式会社

東京都品川区北品川1-9-2  TOKYO YBビル5F
http://www.basis-hd.jp/