人生の目的と目標に気づき、その実現を目指す
ベイシスホールディングス株式会社 代表取締役社長 吉村 公孝

ベイシスホールディングス株式会社

吉村 公孝Kimitaka Yoshimura

代表取締役社長

2015.10.06

 目次

ぼんやりと起業を考えた学生時代

私が起業を考えたのは大学生の頃です。もっとも、ぼんやりと「起業したい」と思っていただけで、自分が一体何をしたいのか見当がつかず、新卒時には大阪の通信エンジニアリング会社に就職しました。同社は、電力会社や通信事業者の通信インフラ構築に関する事業を展開している企業で、携帯電話のインフラ整備事業をスタートしたころでした。まだ電波が入らない地域が多かったため、そのインフラ整備に取り組んだのです。

私が入社したのは1995年。Windows95が発売され、パソコンの爆発的な普及が始まった年でした。インターネットや携帯電話はまだ発展途上の段階でしたが、「この業界はいずれすごいことになる」という高揚感がありました。

また、この仕事は成果が実感できることが非常に魅力的でした。当時は毎月、携帯電話の利用明細と一緒に、エリア拡大のお知らせが入ってきました。自分が担当した地域がそこに含まれていると本当に嬉しかったですし、通信インフラの整備という社会的な貢献度の大きい仕事に魅力を感じました。

そこで、私も自分の会社でこの仕事をしようと考え、1996年に会社の同期と2人で個人事業という形で創業し、その後2000年という区切りのいい年に、当社の前身となる会社を広島に設立したのです。

携帯電話のインフラ整備とは、良好な電波=無線環境の構築に他なりません。やみくもにアンテナを立てても電波をうまくつかまえられませんので、どこにアンテナを設置すれば最適かを調査する必要があります。当社はそのような調査や調整試験、実際のアンテナ設置などを担当しています。ただ、設立当初はさほどの設備がありませんでしたので、調査機材を借りて現場を走り回ったり、技術的なコンサルティングをしたりと、無線通信の何でも屋のような感じでした。この業界は非常に規模が大きいため、任される仕事がたくさんあったのです。

その後、実際の基盤づくりを任されるようになり、中国地方のエリア拡大を進めていきました。5年ほどでそこそこ体力もついてきたため、広島から東京に本社を移転。さらに5年ほどかけて全国に支店を設立し、事業の拡大を図っていきました。

無線技術は今、多様な広がりを見せています。特に現在、すべてのモノをインターネットに繋げて管理を行うIoT(Internet of Things)という技術分野が急成長を見せており、当社もそのサービスプラットフォームの販売を新たな事業として展開しています。


Profile

1972年、広島県生まれ。2000年7月にサイバーコネクション(現ベイシスホールディングス)を設立。
携帯電話インフラの構築、電波エリア最適化などのインフラマネージメント事業を立ち上げる。
2015年現在、グループ子会社4社、国内拠点8拠点で全国の携帯電話・Wi-Fiなど無線通信インフラ作りを通じて、便利で快適なICT社会の実現に向けて事業を拡大している。
また2014年7月よりbeaconを活用したIoT(O2O/M2M)サービスプラットフォーム「beaconnect」を開発し販売を開始。
無線を活用した各種ソリューションの提供を進めている。人生の目的と目標に気づき、その実現を目指す。

Contact

ベイシスホールディングス株式会社

東京都品川区北品川1-9-2  TOKYO YBビル5F
http://www.basis-hd.jp/

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